株式会社オートウェーブは、自動車整備や中古車販売、業務スーパーなどを手がける総合アタートメーカーです。この度、同社の第3四半期決算報告書が公開されました。同社は順調な業績を維持しており、車販売やタイヤ・ホイール、車検・鈑金部門などの基幹事業が好調に推移したことが業績アップの要因となっています。今後も業界内での地位を高めながら、新たな収益基盤の構築にも力を入れていく方針です。
企業情報
企業名: 株式会社 オートウェーブ
証券コード: 26660
決算期: 3月期
株式会社 オートウェーブの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社オートウェーブの決算日は3月31日です。決算報告は例年6月下旬に行われています。
主な事業
株式会社オートウェーブは、自動車整備や中古車販売、業務スーパーの運営など、自動車業界を中心とした総合的なサービスを提供しています。特に、車検・鈑金工事、中古車買取・販売、業務スーパー店舗展開が同社の強みとなっており、幅広い顧客層から支持されています。
今期の業績と利益率は?
当第3四半期累計期間の業績は、売上高6,320百万円、営業利益251百万円、経常利益338百万円、四半期純利益209百万円と、前年同期と比較して増収増益を果たしました。利益率についても、前年同期と同水準の高い水準を維持しています。
売上・利益の推移
株式会社オートウェーブの売上高は近年着実に増加傾向にあり、今期も前年同期比で6.6%増と好調に推移しています。一方で、営業利益や経常利益、四半期純利益については、前年同期比でやや減少しているものの、依然として高い水準にあるといえます。
四半期連結貸借対照表について
株式会社オートウェーブの四半期連結貸借対照表は、資産の部と負債・純資産の部からなっています。この決算期においては、資産が前期末比で微減、負債も減少、純資産が増加といった状況となっています。
資産の部
同社の主要な資産は、現金及び預金629百万円、商品及び製品591百万円、有形固定資産4,741百万円などとなっています。前期末と比べて総資産は減少したものの、流動資産と固定資産のバランスが良好に維持されています。
負債の部
主な負債は、買掛金326百万円、短期借入金400百万円、長期借入金1,434百万円などです。有利子負債は前期末から減少しており、財務体質の改善が進んでいます。
純資産の部
純資産の部では、資本金100百万円、資本剰余金2,505百万円、利益剰余金1,254百万円となっています。自己資本比率は52.0%と高水準を維持しており、財務基盤は安定しています。
ROAとROE
株式会社オートウェーブのROA(総資産利益率)は前年同期と同水準の4.5%です。一方で、ROE(自己資本利益率)は5.4%と前年同期の6.0%から若干低下しています。これは利益率の減少や自己資本の積み上がりなどが影響しているものと考えられます。
キャッシュフロー
同社のキャッシュ・フローについては、四半期ベースでの開示はありませんが、前期の年間の状況をみると、営業活動によるキャッシュ・フローが463百万円のプラス、投資活動によるキャッシュ・フローが△365百万円、財務活動によるキャッシュ・フローが△177百万円となっています。全体としては、堅実な資金繰りが維持されていると言えます。
配当の支払額
株式会社オートウェーブは、年2回の配当を実施しています。第2四半期末と期末の年2回、1株当たり2円ずつ配当を行っています。株主還元にも力を入れている企業だといえるでしょう。
今後の展望
株式会社オートウェーブは、今後も新規出店や異業種との連携などを通じて事業領域の拡大を目指していく方針です。自動車整備やタイヤ・ホイール、車検・鈑金などの基幹事業の強化に加え、業務スーパー展開の加速など、多角化による収益基盤の強化が期待されます。
編集部のまとめ
株式会社オートウェーブは、自動車整備や中古車販売、業務スーパー運営など、幅広い事業を手がけており、主力の車販売やタイヤ・ホイール、車検・鈑金事業が好調に推移したことで、当期も増収増益を果たしました。財務体質も健全で、株主還元にも力を入れている同社は、今後も安定した業績が期待できる企業だと言えるでしょう。
株式会社 オートウェーブの決算日や配当についてまとめました。
株式会社オートウェーブの決算日は3月31日で、決算報告は例年6月下旬に行われています。同社は年2回の配当を実施しており、1株当たり2円ずつの配当を行っています。財務体質が健全で、株主還元にも力を入れていることが同社の特徴といえます。