カネ美食品株式会社の第54期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

カネ美食品株式会社の直近の決算報告を分析しましたので、ご紹介します。
カネ美食品は日本食品業界の大手企業で、主に食肉加工品やレトルト食品などを製造・販売しています。
前第3四半期の売上高は644億98百万円と前年同期比で7.3%増収と好調な成績を収めています。

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企業情報

企業名: カネ美食品株式会社
証券コード: 26690
決算期: 2月

カネ美食品株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

カネ美食品の決算期は2月末日で、決算短信の提出期限は毎年4月中旬頃となっています。
また、第3四半期決算は毎年11月末日を基準日とし、翌年1月に四半期報告書を提出しています。

主な事業

カネ美食品の主力事業は、レトルト食品やサンドイッチなどの食品製造・販売です。
近年では、外食チェーンなどへの外部製造受託事業も強化しており、売上の柱の1つとなっています。
また、自社店舗「Reʻz deli」の展開などテナント事業にも力を入れています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期の売上高は644億98百万円と前年同期比で7.3%増と好調に推移しました。
利益面でも、経常利益が24億63百万円、四半期純利益が15億68百万円と、それぞれ29.8%、26.3%増と大幅な増益となっています。

売上・利益の推移

カネ美食品の売上高は、2023年2月期に810億59百万円と過去最高を更新しました。
また、経常利益も27億42百万円、当期純利益は17億20百万円と、着実に増加してきています。
今後も企業提携などを通じて業容の拡大が期待されています。

四半期連結貸借対照表について

カネ美食品の資産は着実に増加しており、当第3四半期末で356億99百万円となっています。
負債は85億15百万円で、自己資本比率は76.1%と非常に健全な財務体質を維持しています。

資産の部

流動資産は248億18百万円で、現金及び預金が177億97百万円、売掛金が62億33百万円となっています。
固定資産は108億81百万円で、有形固定資産が91億4百万円、投資その他の資産が16億72百万円となっています。

負債の部

流動負債は81億67百万円で、買掛金が34億56百万円、未払金が15億9百万円などとなっています。
固定負債は3億48百万円と低水準に抑えられています。

純資産の部

純資産は271億83百万円で、自己資本比率は76.1%と健全な財務基盤を維持しています。
利益剰余金は236億99百万円と大幅に積み上がっています。

ROAとROE

カネ美食品のROAは4.9%、ROEは5.8%となっています。
業界平均と比較してROAは若干低めですが、ROEは比較的高い水準を維持しており、収益性と効率性が高いことがわかります。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは26億17百万円の増加となっています。
投資活動によるキャッシュ・フローは19億40百万円の減少、財務活動によるキャッシュ・フローは3億62百万円の減少となっています。
全体としてキャッシュ・ポジションは良好に推移しているといえます。

配当の支払額

カネ美食品は、年2回(中間配当と期末配当)の配当を行っています。
直近の配当実績は、2023年2月期に1株当たり36円の配当を実施しました。
今後も安定した配当を維持することが期待されます。

今後の展望

カネ美食品は、PPIH(パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス)との業務提携を通じて、新商品開発やテナント出店などの事業拡大を図っていく方針です。
また、ブランド力強化や生産性の向上にも取り組み、持続的な成長につなげていくことが期待されます。

編集部のまとめ

カネ美食品は、業界大手の食品メーカーとして順調な業績を収めています。
外販事業やテナント事業の両輪で成長を続けており、今後の事業展開に期待が高まっています。
健全な財務体質と安定的な配当も魅力的で、投資家にとって注目の銘柄といえるでしょう。

カネ美食品株式会社の決算日や配当についてまとめました。

カネ美食品は2月期決算で、毎年4月中旬に決算短信を公表しています。
また、年2回の配当を実施しており、最近では1株当たり36円の配当を行っています。
今後も安定的な財務基盤と収益力を維持しながら、事業の拡大が期待されています。

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