株式会社アダストリアの第75期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社アダストリアは、ファッションに関連する商品を幅広く展開しているアパレルメーカーです。 この度、同社の2025年2月期第1四半期決算の内容をご紹介します。 長引く業績不振から立ち直りつつある同社の動向について、注目が集まっています。

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企業情報

企業名: 株式会社アダストリア
証券コード: E03368
決算期: 2月期

株式会社アダストリアの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社アダストリアの決算日は2月末日です。 毎年3月に決算発表を行い、その後3ヶ月の期間を経て第1四半期決算報告を公表しています。

主な事業

株式会社アダストリアは、アパレル・雑貨関連事業を中核としています。 国内外でマルチブランド展開を行い、ファッションを中心としたライフスタイルに関連する商品を幅広く手掛けています。 近年は飲食事業の拡大にも取り組んでいます。

今期の業績と利益率は?

第1四半期の売上高は740億1百万円となり、前年同期比で8.1%増収となりました。 一方で、営業利益は60億14百万円と前年同期比4.2%の減益となりました。 売上高の増加に伴い、売上総利益率は 56.2%と前年同期から0.9ポイント悪化したものの、販管費率は48.1%と前年同期比0.2ポイント上昇に抑えられました。

売上・利益の推移

2025年2月期第1四半期の売上高は740億1百万円と前年同期から5,523百万円(8.1%)の増加となりました。 一方で、営業利益は60億14百万円と前年同期比4.2%の減益となっています。 これは、原材料価格や物流コストの上昇などの影響を受けたことによるものです。

四半期連結貸借対照表について

2025年2月期第1四半期末の総資産は1,311億74百万円となり、前期末から32億58百万円増加しました。 一方、負債は569億21百万円と前期末から5億86百万円増加しており、純資産は742億53百万円と前期末から26億72百万円増加しています。

資産の部

主な資産の増加は、現金及び預金の減少32億15百万円に対し、受取手形及び売掛金の増加43億13百万円店舗内装設備(純額)の増加7億16百万円などが挙げられます。

負債の部

主な負債の増減は、支払手形及び買掛金の減少10億15百万円賞与引当金の減少9億73百万円に対し、電子記録債務の増加12億80百万円未払金の増加9億50百万円などです。

純資産の部

純資産の主な増加要因は、利益剰余金の増加21億22百万円繰延ヘッジ損益の増加2億42百万円為替換算調整勘定の増加2億36百万円などです。

ROAとROE

株式会社アダストリアのROA(総資産経常利益率)は4.8%ROE(自己資本当期純利益率)は5.9%となっています。 前期と比べROAはほぼ横ばいですが、ROEは前期から0.9ポイント増加しています。 これは、利益剰余金の積み上がりなどにより自己資本が増加したことが主な要因です。

キャッシュフロー

第1四半期のキャッシュ・フローでは、営業活動によるキャッシュ・フローが12億89百万円のプラスとなりました。 一方で、投資活動によるキャッシュ・フローが34億96百万円のマイナスとなっています。 これは主に、有形固定資産の取得による支出などによるものです。 全体としては32億15百万円の減少となりました。

配当の支払額

株式会社アダストリアは、第1四半期において1株当たり50円の期末配当を実施しました。 前期から10円増配となり、配当性向は51.4%となっています。 株主還元の強化に取り組んでいる様子が窺えます。

今後の展望

株式会社アダストリアは、中期経営計画においてマルチブランド戦略デジタル化グローバル展開新規事業などに注力しています。 今後は、これらの施策を着実に推進することで、持続的な成長と企業価値の向上を目指していくと期待されます。

編集部のまとめ

株式会社アダストリアの2025年2月期第1四半期決算は、コロナ禍の影響から脱却しつつあることが伺えます。 売上高は増加しているものの、利益面では原価上昇などの影響を受け、減益となりました。 ただし、デジタル化やグローバル展開など、今後の成長に向けた取り組みが着実に進められており、期待が高まっています。 同社の今後の動向に注目していきたいと思います。

株式会社アダストリアの決算日や配当についてまとめました。

株式会社アダストリアの決算日は2月末日で、毎年3月に決算発表を行っています。 また、同社は第1四半期決算において1株当たり50円の期末配当を実施し、配当性向も51.4%と高水準を維持しています。 株主還元の強化に積極的に取り組んでいる様子がうかがえます。

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