株式会社シー・ヴイ・エス・ベイエリアの2024年5月期第1四半期の決算内容をご紹介します。ホテル事業の好調や、マンションフロントサービス事業の安定した収益など、好業績を上げています。積極的な事業展開と販売管理の強化により、収益的にも順調に推移しているようですね。
企業情報
企業名: 株式会社シー・ヴイ・エス・ベイエリア
証券コード: 26870
決算期: 2月
株式会社シー・ヴイ・エス・ベイエリアの決算日・決算時期(スケジュール)は?
当社の決算は2月末日に行われ、翌年7月に四半期報告書が提出されています。投資家の皆様にはこまめな情報開示を心がけているようです。
主な事業
株式会社シー・ヴイ・エス・ベイエリアは、ホテル事業、マンションフロントサービス事業、クリーニング事業、コンビニエンス・ストア事業を展開しています。
特にホテル事業とマンションフロントサービス事業が中核となっており、全国各地に展開しています。
近年は、ユニット型ホテルや、マンションコンシェルジュサービスなどの新規事業にも力を入れている企業です。
今期の業績と利益率は?
2024年5月期第1四半期の売上高は19億97百万円と、前年同期比4.0%増と好調な伸びを示しています。
利益面でも、営業利益が1億93百万円(前年同期比12.9%増)、経常利益が2億3百万円(前年同期比11.1%増)と、全体的に収益性も高まっています。
売上・利益の推移
過去1年間の売上高と利益の推移を見ると、営業総収入は74億20百万円(前期比2.5%増加)、経常利益は6億83百万円(前期比4.0%増加)と、着実な成長を遂げています。
特に、ホテル事業とマンションフロントサービス事業が好調で、全体の収益を牽引しています。
四半期連結貸借対照表について
2024年5月末時点での総資産は108億83百万円と、前期末比で5.9%の増加となっています。
主な要因は、アウトドアリゾート施設開業に向けた建設仮勘定の増加によるものです。
資産の部
資産の部では、現金及び預金が20億94百万円と、前期末比で2億8百万円増加しています。また、建設仮勘定が11億52百万円と、前期末比で4億28百万円増加しています。
負債の部
負債の部では、主に借入金が増加している影響で、負債合計が74億17百万円と、前期末比で7.2%増加しています。
純資産の部
純資産は34億66百万円と、前期末比で3.2%増加しました。これは、親会社株主に帰属する四半期純利益1億56百万円の計上によるものです。
ROAとROE
ROA(総資産経常利益率)は2.4%、ROE(自己資本利益率)は4.6%となっています。
前期と比べ、ROAは同水準、ROEは1.4ポイント上昇しており、収益性の向上が見られます。
キャッシュフロー
当第1四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは2億8百万円の増加となりました。
一方で、アウトドアリゾート施設の建設に伴う投資活動によるキャッシュ・フローが4億7百万円の減少となっています。
このため、現金及び預金残高は前期末比で2億8百万円増加しました。
配当の支払額
当社は、株主還元の一環として1株当たり10円の配当を行っています。
この配当は、前期末の配当金額(1株当たり8円)から2円の増配となっており、株主への利益還元に積極的な姿勢が窺えます。
今後の展望
当社はこれからもホテル事業、マンションフロントサービス事業、クリーニング事業、コンビニエンス・ストア事業の4つの事業を軸に、
サービス向上と新規事業への取り組みを強化していく方針です。
特にアウトドアリゾート施設の開業に向けた設備投資を行っており、更なる成長が期待されます。
編集部のまとめ
株式会社シー・ヴイ・エス・ベイエリアは、ホテル事業やマンションフロントサービス事業などの好調な収益基盤を活かし、
着実な業績拡大と株主還元の強化を行っています。
今後も新規事業への投資などにより、更なる成長が期待できる企業だと言えるでしょう。
株式会社シー・ヴイ・エス・ベイエリアの決算日や配当についてまとめました。
株式会社シー・ヴイ・エス・ベイエリアの決算期は2月末日で、四半期報告書の提出は毎年7月となっています。
配当金は1株当たり10円と、前期から2円の増配を行っており、株主還元にも力を入れている企業と言えるでしょう。