オルバヘルスケアホールディングス株式会社の第75期第2四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

医療・福祉
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オルバヘルスケアホールディングス株式会社の2023年第2四半期決算が発表されました。同社は医療器材分野を中心に展開している企業で、この決算では売上高が前年同期比7.0%増の574億66百万円を記録しました。利益面では、営業利益が前年同期比12.5%減の7億46百万円となりました。

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企業情報

企業名: オルバヘルスケアホールディングス株式会社
証券コード: 26890
決算期: 2023年6月

オルバヘルスケアホールディングス株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

オルバヘルスケアホールディングス株式会社の決算期は6月末日で、年間の決算は年1回実施しています。一方、四半期決算は3ヶ月に1回行われており、今回の第2四半期決算では2023年10月1日~12月31日までの業績が報告されました。

主な事業

オルバヘルスケアホールディングス株式会社は医療器材の販売や医療機関向けのサービス提供を行う「医療器材事業」、病院などの医療施設向けにSPDサービスを提供する「SPD事業」、介護施設やご家庭向けに介護用品のレンタルなどを行う「介護用品事業」の3つの事業セグメントを展開しています。特に医療器材事業が収益の中心を占めています。

今期の業績と利益率は?

2023年第2四半期の売上高は574億66百万円と前年同期比7.0%の増加となりました。医療器材事業の消耗品売上が好調に推移したことが主な要因です。一方、営業利益は7億46百万円と前年同期比12.5%減少しましたが、これは販売費及び一般管理費の増加によるものです。最終的な親会社株主に帰属する四半期純利益は4億86百万円となりました。

売上・利益の推移

オルバヘルスケアホールディングスの過去3年間の業績をみると、売上高は着実に増加傾向にあります。2022年6月期は1,104億72百万円、2023年6月期は1,104億72百万円となっています。一方、営業利益は2022年6月期が11億48百万円、2023年6月期は9億31百万円と減少傾向にあります。これは原材料価格の上昇などによる収益圧迫が影響していると考えられます。

四半期連結貸借対照表について

オルバヘルスケアホールディングスの2023年12月末時点の四半期連結貸借対照表を確認すると、資産合計が434億46百万円となっています。前期末から25億68百万円増加しています。内訳として、受取手形・売掛金・契約資産が10億73百万円、商品が4億29百万円それぞれ増加しました。負債合計は332億91百万円で、前期末から27億41百万円増加しています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が29億81百万円、受取手形・売掛金・契約資産が228億25百万円、商品が65億90百万円となっています。これらの流動資産が全体の84%を占めており、オルバヘルスケアの事業特性を反映した構成となっています。

負債の部

負債の部では、支払手形及び買掛金が192億84百万円、短期借入金が27億円となっています。これらの流動負債が全体の94%を占めています。一方、固定負債は33億7百万円となっています。

純資産の部

純資産の部では、資本金が6億7百万円、資本剰余金が3億21百万円、利益剰余金が94億66百万円となっています。自己資本比率は23.4%と、前期末から1.9ポイント減少しています。

ROAとROE

オルバヘルスケアホールディングスの2023年6月期のROA(総資産利益率)は2.3%、ROE(自己資本利益率)は5.0%となっています。前期と比較してROAは0.3ポイント、ROEは0.5ポイントそれぞれ低下しています。これは、利益が前期より減少したことが影響しているものと考えられます。今後、さらなる収益力の向上が課題となっています。

キャッシュフロー

2023年第2四半期のオルバヘルスケアホールディングスの営業キャッシュフロー1億45百万円の減少となりました。これは売上債権の増加などによるものです。一方、投資キャッシュフローは3億47百万円の減少、財務キャッシュフローは10億14百万円の増加となっています。この結果、現金及び現金同等物の当第2四半期末残高は28億81百万円となりました。

配当の支払額

オルバヘルスケアホールディングスは、2023年9月に1株当たり70円の期末配当を実施しました。これにより、年間配当金は1株当たり70円となっています。配当性向は29.8%となっており、株主還元に一定の配慮がなされていると評価できます。

今後の展望

オルバヘルスケアホールディングスは、「現業強化・生産性向上」、「SDGs推進・ESG経営」、「新規事業探索・育成」、「DXの推進」を重点施策とした中期経営計画に取り組んでいます。特に「DXの推進」については、ITインフラの強化と業務の効率化を図ることで、収益の向上につなげていく方針です。今後も医療業界のニーズを的確に捉えながら、持続的な成長を目指していくことが期待されます。

編集部のまとめ

オルバヘルスケアホールディングスの2023年第2四半期決算は、売上高は前年同期比7.0%増加の574億66百万円となりました。一方、営業利益は12.5%減少の7億46百万円となりました。医療器材事業の消耗品売上が好調に推移した一方で、人件費や原材料価格の上昇による収益圧迫が影響しています。今後は、DXの推進などによる生産性向上やコスト管理の強化が重要になってくるでしょう。

オルバヘルスケアホールディングス株式会社の決算日や配当についてまとめました。

オルバヘルスケアホールディングスの決算期は6月末日で、年1回の本決算に加えて四半期決算も行っています。2023年9月には1株当たり70円の期末配当を実施し、年間配当金も70円となりました。株主還元に一定の配慮がなされていると評価できます。今後も医療業界のニーズに応えながら、持続的な成長を目指していくことが期待されます。

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