木徳神糧株式会社の第77期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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木徳神糧株式会社の2024年第1四半期決算報告が発表されました!売上高は29,961百万円と前年同期比で8.3%の増加を記録しました。また、営業利益は414百万円と大幅に減少しましたが、経常利益は432百万円親会社株主に帰属する四半期純利益は339百万円と、全体として良好な業績を維持しているようです。

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企業情報

企業名: 木徳神糧株式会社
証券コード: 27000
決算期: 2024年12月期

木徳神糧株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

木徳神糧株式会社の決算日は12月31日です。第1四半期決算は5月9日に発表され、その後2月下旬に通期決算を発表する予定です。

主な事業

木徳神糧株式会社は食品流通事業を主力としており、米穀事業、飼料事業、鶏卵事業、食品事業の4つのセグメントで事業を展開しています。特に米穀事業は同社の中核をなす事業で、国内外の米の調達・販売を行っています。

今期の業績と利益率は?

今期の第1四半期は売上高が29,961百万円と前年同期比で8.3%増加しました。一方で、米の仕入価格高騰や品質悪化による精米歩留まりの低下などの影響から、営業利益は414百万円と前年同期比で38.3%減少しました。しかし、経常利益は432百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は339百万円と、全体としては健全な収益を確保できている様子です。

売上・利益の推移

木徳神糧の直近3年間の売上高と利益の推移を見ると、売上高は114,835百万円、経常利益は689百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は587百万円と、安定的な業績を維持しています。今後も国内外の需要に合わせた商品戦略や生産性向上に取り組んでいくことで、さらなる業績拡大が期待されます。

四半期連結貸借対照表について

木徳神糧の2024年3月末の総資産は30,977百万円と前期末比1,128百万円の減少となりました。これは主に現金及び預金の増加前渡金の減少によるものです。一方、負債は16,922百万円と1,793百万円減少し、純資産は14,055百万円と664百万円増加しています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が1,428百万円増加した一方で、前渡金が2,610百万円減少したことが主な変動要因となっています。これは資金の効率化に向けた取り組みの成果といえるでしょう。

負債の部

負債の部では、短期借入金の減少1,123百万円長期借入金の減少669百万円などがあり、全体として負債が大幅に減少しました。これにより財務体質の改善が進んでいるようです。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金の増加320百万円のほか、その他有価証券評価差額金や繰延ヘッジ損益の増加などから、純資産が664百万円増加しました。自己資本比率は43.8%と健全な水準を維持しています。

ROAとROE

木徳神糧のROA(総資産利益率)は2.0%、ROE(自己資本利益率)は4.7%となっています。これらは前期と比べてやや低下しているものの、依然として食品流通業界の平均水準を上回る高水準を維持しています。今後も持続的な成長と収益力の向上により、これらの指標の改善が期待できるでしょう。

キャッシュフロー

木徳神糧の営業キャッシュ・フローは910百万円のプラスとなっています。これは主に税金等調整前四半期純利益の計上によるものです。一方で、投資キャッシュ・フローはマイナス159百万円と支出超過となっており、これは固定資産の取得に伴うキャッシュアウトによるものと考えられます。財務面でも借入金の返済のため財務活動によるキャッシュ・フローはマイナス322百万円となっています。全体としては、財務体質の改善に向けた取り組みが進んでいる様子がうかがえます。

配当の支払額

木徳神糧は、年間配当金50円を実施する予定です。これは前期の35円から大幅に増額された水準となっています。同社は株主還元の強化にも力を入れており、今後も安定配当の継続が期待されます。

今後の展望

木徳神糧は、米穀事業を中心に国内外の調達力強化と販売網の拡大に取り組み、事業拡大を図っていく方針です。また、グループ経営の効率化によるコストダウンや、新規市場への進出など、多角化戦略も進めていくと見られます。これらの取り組みにより、持続的な成長と収益力の向上につなげていくことが期待されます。

編集部のまとめ

木徳神糧株式会社の2024年第1四半期の決算報告では、売上高は増加しながらも利益率の低下という結果となりました。米の調達価格上昇や品質悪化の影響が大きかったようですが、全体としては健全な業績を維持しており、今後も事業拡大と収益力の向上に向けた取り組みに期待が持てそうです。また、財務体質の改善や株主還元の強化も進んでおり、木徳神糧の中長期的な企業価値向上が期待できる決算内容だと言えるでしょう。

木徳神糧株式会社の決算日や配当についてまとめました。

木徳神糧株式会社の決算日は12月31日で、第1四半期決算は5月9日に発表されました。同社は年間配当金50円の支払いを予定しており、株主還元の強化に取り組んでいます。これらの決算スケジュールや配当政策は、同社の健全な経営と株主重視の姿勢を示しているといえるでしょう。

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