株式会社サーラコーポレーションの四半期決算が発表されました!ガス事業やカーライフサポート事業、アニマルヘルスケア事業などを展開する同社は、売上高が前年同期比5.6%減の118,897百万円となりましたが、経常利益が前年同期比7.9%増の6,127百万円と好調な結果になりました。
企業情報
企業名: 株式会社サーラコーポレーション
証券コード: E03408
決算期: 11月
株式会社サーラコーポレーションの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社サーラコーポレーションの決算日は11月30日で、毎年12月に第4四半期の決算を発表しています。会社の決算データは、3月、6月、9月、12月に四半期ごとに発表されています。
主な事業
株式会社サーラコーポレーションは、エネルギー&ソリューションズ事業、エンジニアリング&メンテナンス事業、ハウジング事業、カーライフサポート事業、アニマルヘルスケア事業、プロパティ事業などを展開しています。ガス事業やカーディーラー、動物用医薬品、不動産賃貸など、様々な事業を手がけています。
今期の業績と利益率は?
当四半期の業績は、売上高が118,897百万円と前年同期比5.6%減となりましたが、利益面では経常利益が6,127百万円と前年同期比7.9%増と好調でした。これはデリバティブ評価益などの営業外収益が増加したことが主な要因です。営業利益率は4.1%となっています。
売上・利益の推移
直近3年の売上高は、2022年11月期が242,059百万円、2023年11月期が118,897百万円(第2四半期)、2024年11月期が未発表となっています。利益面では、経常利益が2022年11月期が7,870百万円、2023年11月期が6,127百万円(第2四半期)と推移しています。
四半期連結貸借対照表について
株式会社サーラコーポレーションの総資産は196,239百万円となっています。前期比で6,972百万円増加しています。主な変動要因は、現金及び預金の増加や仕掛品の増加、有形固定資産の増加などによるものです。
資産の部
資産の主な内訳は、現金及び預金が25,648百万円、受取手形及び売掛金が29,455百万円、棚卸資産合計が24,546百万円となっています。また、有形固定資産が80,106百万円と大きな割合を占めています。
負債の部
負債の主な内訳は、支払手形及び買掛金が23,284百万円、借入金(短期・長期)が49,270百万円となっています。前期比では2,535百万円増加しています。
純資産の部
純資産の部では、83,082百万円となっており、前期比で4,436百万円増加しています。これは主に利益剰余金の増加によるものです。
ROAとROE
ROAは足元で3.1%、ROEは5.2%となっています。ここ数年ROAは3%台、ROEは5%台で推移しており、安定した収益性を維持できていると評価できます。今後の成長に合わせてさらに向上することが期待されます。
キャッシュフロー
当期のキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュフローが5,650百万円の収入、投資活動によるキャッシュフローが5,990百万円の支出、財務活動によるキャッシュフローが3,068百万円の収入となりました。現金及び現金同等物の残高は25,276百万円と厚めの水準を維持しています。
配当の支払額
株式会社サーラコーポレーションは、年2回(1月末、7月末)の配当を実施しており、当期は1株当たり13円(年間26円)の配当を予定しています。配当性向は27.6%となっています。
今後の展望
サーラグループは、カーボンニュートラル推進やDXによる事業構造の抜本的な改革に取り組むなど、新たな成長分野への積極的な投資を進めています。今後の業績拡大に期待が高まっています。
編集部のまとめ
株式会社サーラコーポレーションの2023年11月期第2四半期の決算は、売上高は前年同期比減少したものの、経常利益は増加し好調な結果となりました。財務体質も健全で、株主還元も安定した水準を維持しています。カーボンニュートラルやDXなどの新分野にも注力しており、今後の業績に期待が持てる企業といえます。
株式会社サーラコーポレーションの決算日や配当についてまとめました。
株式会社サーラコーポレーションの決算日は11月30日で、年2回(1月末、7月末)の配当を実施しています。直近では1株当たり年間26円の配当を予定しており、配当性向は27.6%となっています。企業の成長に合わせて、今後も安定した配当が期待できそうです。