株式会社ひらまつの第42期第3四半期決算が発表されました!売上・営業利益・経常利益・当期純利益のいずれも前年同期を大幅に上回る好業績となっています。
コロナ禍の影響も徐々に収束し、外食やホテルの需要が復活しつつあることが好業績の要因です。今後も付加価値の向上による単価アップや人員確保、コスト削減に取り組み、確実な利益成長を目指していきます。
企業情報
企業名: 株式会社ひらまつ
証券コード: E03406
決算期: 2023年3月31日
株式会社ひらまつの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社ひらまつの決算日は3月31日です。
第3四半期決算の発表は2024年2月13日に行われました。
主な事業
株式会社ひらまつは、レストラン事業、ホテル事業、およびその他事業を展開しています。
レストラン事業では、高級フレンチレストランを中心に展開し、国内外のCELEBRITYシェフやブランドとのコラボも行っています。
ホテル事業では、京都をはじめとした全国主要都市に高級ホテルを展開しており、外国人観光客も多く利用しています。
今期の業績と利益率は?
当第3四半期連結累計期間の売上高は10,641百万円と前年同期比12.2%の増加となりました。
また、営業利益は389百万円、経常利益は332百万円、当期純利益は294百万円と、いずれも前年同期の赤字から大幅な黒字化を達成しています。
高付加価値の提供や人員確保、コスト削減などの施策が奏功し、収益性が大幅に改善されています。
売上・利益の推移
売上高はコロナ禍の影響で減少したものの、足元では回復傾向にあります。
利益面では、人件費の上昇などにより赤字が続いていましたが、今回の第3四半期は大幅な黒字化を達成しました。
今後も付加価値向上やコスト削減などの施策を継続し、確実な利益成長を目指していきます。
四半期連結貸借対照表について
株式会社ひらまつの2023年12月31日時点の四半期連結貸借対照表を見てみましょう。
資産の部
総資産は21,879百万円で、前年度末比118百万円の増加となっています。
主な変動は、建物及び構築物(純額)が109百万円増加したことによるものです。
負債の部
負債合計は17,017百万円で、前年度末比222百万円の減少となっています。
流動負債が198百万円減少したのが主な要因です。
純資産の部
純資産は4,862百万円と、前年度末比340百万円の増加となっています。
利益剰余金が294百万円増加したことが主な要因です。
ROAとROE
ROA(総資産経常利益率)は1.5%、ROE(自己資本当期純利益率)は6.0%となっています。
前年同期の赤字からの大幅な黒字化により、収益性が大幅に改善されています。
今後も安定した収益基盤の構築と、自己資本の充実を目指していきます。
キャッシュフロー
第3四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは587百万円のプラスとなっています。
設備投資などの支出により、投資活動によるキャッシュ・フローは△305百万円となりました。
財務活動では返済などにより△221百万円のマイナスでしたが、現金及び現金同等物の期末残高は5,055百万円と、十分な手元流動性を確保しています。
配当の支払額
当第3四半期連結累計期間においては、配当の支払いは行われていません。
今後の業績動向や財務状況を踏まえ、株主の皆様への利益還元を検討していきたいと考えています。
今後の展望
当社は2024年3月期の営業利益黒字化の達成に向け取り組んでおり、第3四半期は計画を大幅に上回る業績となりました。
今後も付加価値の向上、人員の確保、コスト削減に注力し、収益性の向上を目指していきます。
市場環境の変化にも柔軟に対応しながら、持続的な成長を実現していきたいと考えています。
編集部のまとめ
株式会社ひらまつの第42期第3四半期決算は大変好調な内容となりました。
外食需要や国内旅行需要の回復を背景に、売上・利益ともに前年同期を大幅に上回る結果となりました。
今後も付加価値の向上や人財確保、コスト削減に注力し、確実な利益成長を目指していく方針です。株主還元についても検討していくとのことで、今後の業績に期待がかかります。
株式会社ひらまつの決算日や配当についてまとめました。
株式会社ひらまつの決算日は3月31日で、第3四半期決算の発表は2024年2月13日に行われました。
当第3四半期は大幅な増収増益となり、配当については今後の業績動向を見ながら検討していく方針です。
株主の皆様への利益還元にも期待が持てる内容となっています。