円谷フィールズホールディングス株式会社の第36期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

円谷フィールズホールディングス株式会社の2023年度第3四半期の決算報告をお届けします。売上高123,206百万円、営業利益12,320百万円、経常利益13,456百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益9,532百万円と、前年同期比で大幅な増収増益を記録しました。これは、人気キャラクター「ウルトラマン」関連商品の好調な販売や、テーマパークなどのイベントの好調な売上が寄与したためです。今後も、グローバルでの事業展開にさらに力を入れ、飛躍的な成長が期待されています。

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企業情報

企業名: 円谷フィールズホールディングス株式会社
証券コード: 27670
決算期: 2023年4月1日〜2024年3月31日

円谷フィールズホールディングス株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

円谷フィールズホールディングス株式会社は、毎年3月31日を決算日としています。決算発表は年4回行われ、第1四半期決算(4〜6月)は8月、第2四半期決算(7〜9月)は11月、第3四半期決算(10〜12月)は2月、そして本決算(4月〜3月)は6月に発表されます。

主な事業

円谷フィールズホールディングス株式会社は、主に「コンテンツ&デジタル事業」と「PS(パチンコ・パチスロ)事業」を展開しています。コンテンツ&デジタル事業では、人気キャラクター「ウルトラマン」を中心とした映像コンテンツ制作やライセンス事業、またPS事業では、パチンコ・パチスロ機の開発・販売を行っています。これらの事業を通じて、「すべての人に最高の余暇を」という企業理念の実現を目指しています。

今期の業績と利益率は?

2023年度第3四半期の売上高は123,206百万円と前年同期比で37.5%の大幅増収となりました。一方で営業利益は12,320百万円経常利益は13,456百万円親会社株主に帰属する四半期純利益は9,532百万円と、いずれも大幅な増益となっています。売上高営業利益率は10.0%、売上高経常利益率は10.9%と、高い収益性を示しています。

売上・利益の推移

円谷フィールズホールディングス株式会社は、近年売上高と利益が大幅に増加してきました。2022年度(前期)の売上高は117,125百万円、経常利益は11,218百万円でしたが、2023年度第3四半期では売上高が123,206百万円、経常利益が13,456百万円と、いずれも過去最高を更新しています。これは、ウルトラマン関連商品の人気が高まり、映像作品や各種コラボレーションイベントなどが好調に推移したことが大きな要因です。

四半期連結貸借対照表について

円谷フィールズホールディングス株式会社の2023年12月31日時点の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は110,751百万円純資産は49,385百万円となっています。前期末からの増減では、流動資産が26,818百万円増加した一方で、固定資産は1,040百万円の増加にとどまりました。負債は、流動負債が21,978百万円増加、固定負債が312百万円増加しています。

資産の部

資産の部では、流動資産が85,687百万円と前期末比26,818百万円増加しました。これは主に売上債権の増加によるものです。一方、固定資産は25,064百万円で、前期末比1,040百万円の増加となっています。

負債の部

負債の部では、流動負債が52,467百万円と前期末比21,978百万円増加しました。これは主に仕入債務の増加によるものです。固定負債は8,898百万円で、前期末比312百万円の増加となっています。

純資産の部

純資産の部は、49,385百万円と前期末比7,567百万円増加しています。これは主に利益剰余金の増加によるものです。

ROAとROE

円谷フィールズホールディングス株式会社のROA(総資産利益率)は9.8%ROE(自己資本利益率)は21.3%と、ともに高い水準となっています。これは、売上高と利益が大幅に伸びたことで、資産効率や自己資本の効率も高まったためです。今後もこのような高収益体質を維持し、さらなる成長が期待されます。

キャッシュフロー

2023年度第3四半期の営業活動によるキャッシュ・フローは874百万円の収入となっています。投資活動によるキャッシュ・フローは5,678百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは4,412百万円の支出でした。この結果、現金及び現金同等物は27,280百万円となり、前期末から9,217百万円減少しています。

配当の支払額

円谷フィールズホールディングス株式会社は、2023年6月に1株当たり30円の期末配当を実施しました。これにより、年間配当金は1株当たり30円となっています。利益の成長に合わせて、株主還元にも力を入れていることがわかります。

今後の展望

円谷フィールズホールディングス株式会社は、強力なキャラクターを活かしたコンテンツ&デジタルビジネスの拡大を目指しています。「ウルトラマン」ブランドの人気は、世代やジャンルを超えて高まっており、今後も映像作品やテーマパークなどの展開で大きな収益貢献が期待できます。また、パチンコ・パチスロ事業においても、ヒット機種の投入などで高収益を維持できる見込みです。今後も、グローバルでの事業展開の加速とコンテンツの魅力向上を軸に、持続的な成長が期待されます。

編集部のまとめ

円谷フィールズホールディングス株式会社は、ウルトラマンなどの強力なキャラクターを活かしたコンテンツ事業と、パチンコ・パチスロ事業の2つの柱で高成長を遂げています。第3四半期決算では、売上高、営業利益、経常利益、純利益のいずれも前年同期比で大幅な増加となり、過去最高を更新しました。今後は、グローバル展開の加速と、人気キャラクターの魅力向上によりさらなる成長が期待できそうです。

円谷フィールズホールディングス株式会社の決算日や配当についてまとめました。

円谷フィールズホールディングス株式会社は、毎年3月31日を決算日としています。第3四半期決算(10〜12月期)の業績は好調で、2023年度の通期業績も期待できそうです。また、2023年6月に実施した1株当たり30円の期末配当は、業績の成長に合わせた株主還元の一例です。今後も、企業価値の向上と株主利益の最大化に取り組んでいくことが予想されます。

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