株式会社ヴィレッジヴァンガードコーポレーションの第36期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社ヴィレッジヴァンガードコーポレーションの最新の決算報告が発表されました。この企業は、珍しい雑貨や古書、音楽CDなどを取り扱う全国展開の大人気の「ヴィレッジヴァンガード」という店舗を運営しています。今回の決算では、売上高や利益率に変化がありましたが、全体としては堅調な経営状況が見て取れますね。今後の展開にも注目してみたいと思います。

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企業情報

企業名: 株式会社ヴィレッジヴァンガードコーポレーション
証券コード: 27690
決算期: 2024年5月期

株式会社ヴィレッジヴァンガードコーポレーションの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ヴィレッジヴァンガードコーポレーションの決算期は2024年5月期です。通常の上場企業と同様、決算書の開示は四半期ごとに行われています。最新の決算報告は、2024年4月12日に公表されたものです。

主な事業

株式会社ヴィレッジヴァンガードコーポレーションは、「遊べる本屋」を中心とした独創的な商業施設を展開している企業です。書籍、雑貨、音楽CDなどの取り扱いに加え、クリエイターとのコラボレーション商品の販売なども行っており、消費者に新しい発見と驚きを提供し続けています。全国に306店舗を構える大手小売企業となっています。

今期の業績と利益率は?

今期の業績については、売上高18,076百万円と前年同期比で3.5%の減収となりました。一方で、営業損失597百万円と赤字決算となりました。利益率では売上総利益率が39.8%と前年同期比で1.5ポイントの減少となっています。消費者の節約志向の高まりなどが影響したようですが、今後の施策によって業績の改善が期待されます。

売上・利益の推移

直近の3年間の売上高と利益の推移をみると、2023年5月期は売上高25,282百万円、営業利益135百万円と増収増益となりましたが、今期は上記のように減収減益に転じています。新型コロナの影響が徐々に和らいでいく中で、企業は消費者ニーズの変化にしっかりと対応していく必要があるでしょう。

四半期連結貸借対照表について

2024年2月末時点の連結貸借対照表をみると、総資産が23,786百万円と前期末比で0.7%増加しています。一方、負債合計は16,996百万円6.1%増加しており、自己資本比率は28.5%と前期末から3.6ポイント低下しています。

資産の部

流動資産が20,814百万円と前期末比0.5%増加し、固定資産が2,972百万円1.9%増加しています。主な変動は、現金及び預金の減少と棚卸資産の増加です。

負債の部

流動負債が7,981百万円と前期末比5.2%増加し、固定負債が9,014百万円6.9%増加しています。主な変動は、買掛金の増加と長期借入金の増加です。

純資産の部

純資産合計は6,790百万円と前期末比822百万円減少しています。利益剰余金が815百万円減少したことが主な要因です。

ROAとROE

ROA(総資産利益率)とROE(自己資本利益率)については、今期の赤字決算を受けて前期と比べて低下しています。ROAは前期の0.6%から当期は-2.7%に、ROEは前期の1.8%から当期は-10.2%となっています。企業の収益力や資本効率の悪化が見られますが、今後の業績回復に期待が掛かっています。

キャッシュフロー

キャッシュ・フロー計算書をみると、営業活動によるキャッシュ・フローが-785百万円の支出超過となっています。投資活動によるキャッシュ・フローも-363百万円の支出超過で、財務活動によるキャッシュ・フローが+548百万円の収入超過となっています。全体としてはキャッシュ残高が599百万円減少しており、業績悪化に伴う運転資金の需要増加が影響しているようです。

配当の支払額

本決算期におけるA種優先株式への配当は1株当たり80,000円で、合計120百万円が支払われています。普通株式への配当は実施されていません。株主還元については、業績回復を待ってから検討するものと思われます。

今後の展望

株式会社ヴィレッジヴァンガードコーポレーションは、引き続き「ヴィレッジヴァンガード」を中心とした店舗展開を進めていく方針です。消費者の嗜好の変化に合わせた品揃えの見直しや、オンラインとの連携強化などで、売上拡大と収益力の向上に取り組んでいく見通しです。中長期的には経営状況の改善が期待できそうですね。

編集部のまとめ

株式会社ヴィレッジヴァンガードコーポレーションは、新型コロナの影響から徐々に回復しつつあるものの、依然として苦戦が続いている状況です。売上高は減少し、営業損失も計上されるなど、業績面での課題が残されています。しかし、消費者ニーズに合わせた店舗運営の強化やオンラインビジネスの拡大など、企業は積極的な対策を講じています。中長期的にはこれらの施策が功を奏し、業績の回復が期待できそうです。株主還元については、しばらく先送りされる可能性もありますが、引き続き注目していきましょう。

株式会社ヴィレッジヴァンガードコーポレーションの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ヴィレッジヴァンガードコーポレーションの決算期は2024年5月期で、最新の決算報告は2024年4月12日に公表されました。この決算では、売上高の減少や営業損失の計上など、業績面での課題が見られましたが、中長期的な企業の取り組みに期待が掛かります。また、配当は優先株式のみに限定されており、普通株式への配当は見送られています。今後の株主還元の動向にも注目が集まります。

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