株式会社ワイズテーブルコーポレーションの第25期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

ご報告の通り、株式会社ワイズテーブルコーポレーションの最新決算が発表されました。コロナ禍からの回復に取り組み、売上高や利益が大幅に改善したようですね。今後の外食需要の動向に注目が集まりそうです。

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企業情報

企業名: 株式会社ワイズテーブルコーポレーション
証券コード: 27980
決算期: 2月期

株式会社ワイズテーブルコーポレーションの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ワイズテーブルコーポレーションの決算は年1回の2月決算となっています。具体的には、2月を期末として決算を行い、四半期報告書を年4回提出しています。

主な事業

株式会社ワイズテーブルコーポレーションは、高級レストラン事業「XEXグループ」やカジュアルレストラン事業「カジュアルレストラングループ」などの飲食事業を展開しています。「XEX」をはじめとする高級レストラン事業では、ブランド力向上やインバウンド需要の取り込みに注力しています。一方、カジュアルレストラン事業では、付加価値の向上と客単価の引き上げに努めています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高8,301百万円(前年同期比17.6%増加)営業利益111百万円(前年同期は営業損失401百万円)と大幅な改善となりました。経常利益194百万円(前年同期比141.6%増加)と、営業外収益の計上もあり、利益面でも大幅に回復しています。

売上・利益の推移

新型コロナウイルス感染症の影響を強く受けた前年同期と比較すると、売上高、利益とも大幅に回復しています。既存店の売上高は2019年に近い水準まで回復しており、インバウンド需要も戻ってきているようです。ただし、一部の店舗では収益力の回復が遅れており、減損損失の計上などコスト面での課題もあります。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期連結会計期間末の総資産は4,774百万円と、前連結会計年度末に比べ246百万円減少しています。負債合計は4,501百万円で215百万円減少し、純資産は272百万円となりました。自己資本比率は5.7%となっています。

資産の部

流動資産は2,966百万円で86百万円減少し、固定資産は1,807百万円で160百万円減少しています。現金及び預金の減少や、建物及び構築物の減少などが主な要因です。

負債の部

流動負債は1,888百万円で570百万円減少し、固定負債は2,613百万円で355百万円増加しています。短期借入金の返済や、長期借入金への返済期間の長期化が主な要因です。

純資産の部

純資産合計は272百万円で、前連結会計年度末に比べ30百万円減少しています。親会社株主に帰属する四半期純損失の計上が主な要因です。

ROAとROE

当第3四半期連結会計期間末のROAは4.1%、ROEは-11.4%となっています。コロナ禍の影響により2年続けて赤字決算となったものの、今期は業績が回復傾向にあり、今後の改善が期待されます。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況は、営業活動によるキャッシュ・フローが+153百万円、投資活動によるキャッシュ・フローが-83百万円、財務活動によるキャッシュ・フローが-276百万円となっています。借入金の返済による支出が主な要因で、全体としては206百万円の減少となりました。

配当の支払額

現時点では、配当の支払いはありません。業績の回復と財務基盤の強化に向けて取り組んでいるため、配当は据え置かれています。今後の経営状況を踏まえて検討されることになりそうです。

今後の展望

外食需要の動向が依然不透明な状況にありますが、提供する付加価値と客単価のバランスの見直し、人手不足やコスト高騰への対策、出退店の意思決定の精度向上など、経営課題への取り組みを進めていくことで、収益力の回復を目指していきます。徐々に業績は改善しつつあり、今後の動向に注目が集まります。

編集部のまとめ

株式会社ワイズテーブルコーポレーションは、コロナ禍からの回復に向けて努力を重ねており、当第3四半期の業績は大幅に改善しています。ただし、一部の店舗では収益力の回復が遅れており、今後の経済状況の変化にも注意が必要です。今後の外食需要の動向と施策の効果に注目しましょう。

株式会社ワイズテーブルコーポレーションの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ワイズテーブルコーポレーションは2月決算で、四半期報告書を年4回提出しています。配当は、今回も見送られています。業績回復と財務基盤の強化に向けて取り組んでおり、今後の動向に注目が集まります。

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