ヱスビー食品株式会社の第111期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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ヱスビー食品株式会社の2023年12月期第3四半期決算報告が発表されました。売上高は979億17百万円と前年同期に比べ4.3%増加し、営業利益は71億71百万円と27.2%の増加となりました。

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企業情報

企業名: ヱスビー食品株式会社
証券コード: 28050
決算期: 3月31日

ヱスビー食品株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

ヱスビー食品株式会社の決算日は3月31日で、第3四半期決算の発表は2月になります。

主な事業

ヱスビー食品株式会社は、「地の恵み スパイス&ハーブ」を核に事業活動を展開している食品メーカーです。スパイス、香辛料、即席食品、調理済食品など、幅広い食品カテゴリーを手掛けています。特にカレー関連商品が主力商品となっており、「ゴールデンカレー」や「とろけるカレー」などの人気ブランドを展開しています。

今期の業績と利益率は?

当期の売上高は979億17百万円と前年同期比4.3%増加し、営業利益は71億71百万円と27.2%増加しました。原材料価格の高騰などの影響がある中でも、新製品の販売促進や価格改定の効果などにより、大幅な増益となりました。

売上・利益の推移

ヱスビー食品は足元の業績が好調で、売上高は過去最高を更新しています。営業利益も前年同期比で27.2%増加し、7年連続の増益となりました。カレー関連商品の人気が高く、持続的な成長を続けています。

四半期連結貸借対照表について

ヱスビー食品の財務状況は健全に推移しており、総資産は1,426億59百万円と前期末比121億97百万円増加しました。一方で、負債は729億51百万円と54億15百万円増加しています。この結果、純資産は697億8百万円と67億82百万円増加し、自己資本比率は48.8%と堅調な財務体質を維持しています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が減少する一方で、売上債権が135億11百万円増加したことなどから、総資産は1,426億59百万円と前期末比で増加しています。

負債の部

負債の部では、借入金が22億54百万円増加したほか、未払法人税等が10億15百万円増加したことなどから、全体として729億51百万円と前期末比で増加しています。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が46億46百万円増加したほか、その他有価証券評価差額金が20億26百万円増加したことなどから、697億8百万円と前期末比で増加しました。

ROAとROE

ヱスビー食品のROAは5.0%、ROEは7.6%となっています。前期と比べROAは0.2ポイント、ROEは0.8ポイント上昇しており、収益性が着実に改善されています。これは、売上高の増加と利益率の改善によるものと考えられます。

キャッシュフロー

第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況は公表されていませんが、同期間の業績の好調さから、営業キャッシュ・フローが増加していると考えられます。一方で、設備投資や配当金の支払いなどにより、現金及び預金は減少していることが四半期連結貸借対照表から読み取れます。

配当の支払額

ヱスビー食品は、2023年5月には1株当たり27円、10月には31円(うち2円は創業100周年記念配当)の中間配当を実施しました。通期では年間58円(前期比6円増)の配当を予定しており、堅調な業績を背景に株主への利益還元にも力を入れています。

今後の展望

今後も、「地の恵み スパイス&ハーブ」を軸にした事業展開や持続可能な企業活動への取り組みを強化し、企業価値の向上を目指していきます。カレー関連商品の好調な販売に加え、新製品の投入などで、売上と利益のさらなる成長が期待されます。

編集部のまとめ

ヱスビー食品は、カレー関連商品を中心に高い業績を残しており、売上高と営業利益ともに過去最高を更新しました。財務体質も健全で、ROA/ROEも上昇傾向にあります。また、中間配当も増配となっているほか、今後の事業展開や成長性についても前向きな姿勢が感じられます。ヱスビー食品は、引き続き注目企業の1社といえるでしょう。

ヱスビー食品株式会社の決算日や配当についてまとめました。

ヱスビー食品の決算日は3月31日で、第3四半期決算を2月に発表しています。また、同社は年間配当を1株当たり58円と増配を予定しており、株主への利益還元にも力を入れています。今後も持続的な成長が期待される企業といえるでしょう。

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