カゴメ株式会社の第81期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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カゴメ株式会社の2024年第1四半期決算状況をお伝えします。売上収益は673億円と前年同期比40.3%の大幅増収となり、営業利益は151億円と前年同期比4.4倍の高水準でした。

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企業情報

企業名: カゴメ株式会社
証券コード: E00444
決算期: 12月期

カゴメ株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

カゴメ株式会社の決算期は12月期で、第1四半期決算は3月31日、本決算は12月31日となっています。よって、今回お伝えしたのは2024年3月期第1四半期の決算結果です。

主な事業

カゴメ株式会社は国内において飲料や調味料等の製造・販売を行う「国内加工食品事業」と、海外において農業生産、商品開発、加工、販売事業を展開する「国際事業」の2つの主力事業を展開しています。トマトを中心とした野菜に関連した事業が中心で、市場シェアの高い「野菜生活100」シリーズなどの人気製品を持っています。

今期の業績と利益率は?

当第1四半期は、売上収益673億円、営業利益151億円と大幅な増収増益となりました。特に国際事業の好調が目立ち、世界的な原料価格高騰の中でも収益力を高めています。営業利益率は22.4%と高水準を維持しています。

売上・利益の推移

カゴメは長期的に見ると着実な成長を遂げてきました。過去5年間の売上高は200億円以上増加し、営業利益も70億円以上増加しています。特に最近では国際事業の好調が目立ち、収益性の向上に寄与しています。

四半期連結貸借対照表について

カゴメの2024年3月末の総資産は3,537億円と、前期末比88億円の増加となりました。Ingomarの子会社化が主な要因です。一方で、負債は1,830億円と前期末比537億円増加しました。これらの結果、自己資本比率は41.2%となっています。

資産の部

資産の主な増加要因は、棚卸資産が404億円、有形固定資産が193億円それぞれ増加したことです。これはIngomarの子会社化によるものです。また、無形資産も370億円増加しました。

負債の部

負債の主な増加は、借入金が379億円増加したことが挙げられます。Ingomarの子会社化に伴う資金調達によるものです。また、繰延税金負債も83億円増加しました。

純資産の部

純資産は1,707億円となり、前期末比342億円の増加となりました。親会社株主に帰属する四半期利益の計上や、Ingomarの子会社化に伴う非支配株主持分の増加などが主な要因です。

ROAとROE

カゴメのROAは前期末の4.8%から当第1四半期末には6.4%に上昇しています。また、ROEも前期末の8.1%から当第1四半期末には10.0%に上昇しています。これは主に、Ingomarの子会社化によって収益性が改善したことが背景にあります。今後の持続的な成長が期待されます。

キャッシュフロー

当第1四半期の営業活動によるキャッシュ・フローは135億円の収入となりました。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは379億円の支出となりました。これはIngomarの株式取得によるものです。この結果、現金及び現金同等物は251億円となりました。

配当の支払額

カゴメは2024年3月5日に、1株当たり41円の期末配当を実施しました。前期比3円の増配となっています。今後も安定的な配当を続けていくことが期待されます。

今後の展望

カゴメは、野菜摂取に関する消費者行動の変容や、グループ経営基盤の強化などに注力し、持続的な成長を目指しています。特に国際事業の拡大は重要な施策の一つで、Ingomarの子会社化によってトマト加工事業のグローバル競争力が一層強化されることが期待されます。今後も野菜関連事業の高収益化を実現していくことが課題となります。

編集部のまとめ

カゴメ株式会社の2024年第1四半期決算は、売上高673億円、営業利益151億円と大幅な増収増益となりました。特に国際事業の好調が目立ち、Ingomarの子会社化によって収益基盤が強化されたことが貢献しています。今後も国内外での事業拡大に期待が高まっています。

カゴメ株式会社の決算日や配当についてまとめました。

カゴメ株式会社の決算日は12月31日で、第1四半期決算は3月31日に行われています。また、2024年3月5日には1株当たり41円の期末配当を実施しました。今後も安定的な配当を続けていくことが期待されます。

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