株式会社ダイショーの第58期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社ダイショーの決算報告書を読んでみると、このたび2023年12月期の第3四半期決算を発表しました。売上高が前年同期比108.2%の200億51百万円と好調に推移し、営業利益が前年同期比128.7%の12億85百万円と大幅な増益となっています。液体調味料群や粉体調味料群の販売が好調だったことが主な要因のようです。

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企業情報

企業名: 株式会社ダイショー
証券コード: E00501
決算期: 3月期

株式会社ダイショーの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ダイショーの決算期は3月期となっています。四半期決算は6月30日、9月30日、12月31日、3月31日に実施し、本決算は3月31日に行っています。

主な事業

株式会社ダイショーは液体調味料群、粉体調味料群、その他調味料群を中心に食品事業を展開しています。液体調味料群では焼肉のたれやまぜそばの素、鍋スープなどが人気商品です。また、粉体調味料群では「味・塩こしょう」などの粉末調味料を製造・販売しています。これらの主力製品を中心に事業を展開しており、安定した成長を続けている企業と言えます。

今期の業績と利益率は?

この第3四半期決算では、売上高が200億51百万円と前年同期比8.2%増加しており、営業利益が12億85百万円と28.7%の大幅な増益となりました。特に液体調味料群の好調な販売が業績の押し上げに寄与しているようです。また、製品価格の改定により収益力も改善されました。経常利益率は6.5%と前年同期比1.6ポイントの増加となっており、収益性の向上が見られます。

売上・利益の推移

株式会社ダイショーの売上高は、前年同期比8.2%増の200億51百万円と堅調に推移しています。利益面では、経常利益が12億95百万円と前年同期比28.5%の大幅な増益となっています。売上高の伸びが続いていることに加え、製品価格の改定などによる収益力の改善が奏功した結果と評価できるでしょう。今後も安定した収益基盤を維持できると期待されます。

四半期連結貸借対照表について

株式会社ダイショーの四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計が180億30百万円と前期末比26億77百万円の増加となっています。これは主に受取手形及び売掛金が35億9百万円増加したことによるものです。一方で、負債合計が81億98百万円と前期末比19億36百万円増加しており、買掛金やその他の債務が増加しています。純資産合計は98億32百万円と前期末比7億41百万円の増加となっています。

資産の部

資産の部では、流動資産が99億49百万円と前期末比30.9%増加しました。これは主に受取手形及び売掛金が35億9百万円増加したことによるものです。一方で、固定資産は80億81百万円と前期末比4.2%減少しました。

負債の部

負債の部では、流動負債が63億30百万円と前期末比46.9%増加しています。これは主に買掛金や短期借入金などが増加したことによるものです。固定負債は18億67百万円と前期末比4.7%減少しました。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が85億97百万円と前期末比7億17百万円増加しています。これにより、自己資本比率は54.5%と前期末比4.7ポイント減少しましたが、健全な財務体質を維持しています。

ROAとROE

株式会社ダイショーのROA(総資産経常利益率)は7.2%と前年同期比2.2ポイント増加しており、ROE(自己資本利益率)は9.1%と前年同期比1.5ポイントの増加となっています。これは、経常利益の増加により収益性が改善されたことが主な要因です。今後も収益力の向上が期待できる企業といえるでしょう。

キャッシュフロー

株式会社ダイショーのキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュ・フローが8億55百万円のプラスとなり、前年同期比2億68百万円の増加となっています。これは主に税引前四半期純利益の増加によるものです。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは3億65百万円のマイナスとなっており、固定資産の取得などに資金を投下しています。今後も安定したキャッシュフローの確保が期待できそうです。

配当の支払額

株式会社ダイショーでは、期初に年間1株当たり18円の配当を予定しており、第2四半期末に1株当たり9円の中間配当を実施しています。通期の配当予想は据え置きましたが、引き続き株主還元を重視した経営を行っていくことが分かります。

今後の展望

株式会社ダイショーは、2025年3月期までの中期経営計画に沿って、次世代を切り開くダイショーらしさを確立し、企業価値の向上を目指しています。特に今期は、適正な価格を意識した付加価値のある製品開発や価格改定を軸とした収益力の改善に取り組んでおり、第3四半期決算でもその成果が表れています。今後も中期経営計画を着実に推進し、持続的な成長を遂げていくことが期待されます。

編集部のまとめ

株式会社ダイショーの2023年12月期第3四半期決算は、売上高、利益ともに前年同期を大きく上回る好調な結果となりました。液体調味料群や粉体調味料群の販売好調に加え、製品価格の改定によって収益性も改善されています。また、財務面でも健全な経営基盤を維持しており、今後の持続的な成長が期待できる企業と言えるでしょう。配当も安定的に行われており、株主還元にも積極的な姿勢がうかがえます。今後の更なる飛躍に注目していきたいと思います。

株式会社ダイショーの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ダイショーの決算期は3月期で、四半期決算は6月30日、9月30日、12月31日、3月31日に行っています。また、年間配当は1株当たり18円を予定しており、第2四半期末に1株当たり9円の中間配当を実施しています。今後も安定した配当政策を続けていくことが期待されます。

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