株式会社大森屋の第71期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社大森屋の決算報告をお読みいただきありがとうございます。大森屋は海苔や佃煮などの食品製造・販売を手がける老舗企業で、海苔事業をコアに据えています。この度の決算は前年同期比で16.6%の増収となり、売上高4,446百万円を達成しました。また、営業利益318百万円、経常利益318百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益214百万円と堅調な業績となりました。

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企業情報

企業名: 株式会社大森屋
証券コード: 29170
決算期: 2023年10月1日〜2024年9月30日

株式会社大森屋の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社大森屋の決算日は9月30日で、四半期決算は12月31日、3月31日、6月30日、9月30日に実施しています。また、決算発表は12月上旬、2月上旬、5月中旬、11月中旬に行われます。

主な事業

株式会社大森屋は海苔を主力商品とする食品メーカーです。家庭用海苔やふりかけ、業務用海苔などを製造・販売しており、加えて海外への輸出や進物品の製造なども手がけています。全国の量販店やコンビニエンスストアなどで同社の製品を目にすることができます。また、自社の海苔養殖場も保有しており、製造工程から供給まで一貫して手掛けるのが同社の強みの1つとなっています。

今期の業績と利益率は?

この度発表された2023年12月期第1四半期の業績は、売上高4,446百万円と前年同期比で16.6%の増収となりました。利益面でも、営業利益318百万円経常利益318百万円親会社株主に帰属する四半期純利益214百万円と、いずれも2ケタ以上の増益となっています。営業利益率は7.2%と健全な水準を維持できています。

売上・利益の推移

大森屋の売上高は近年堅調に推移しており、2022年9月期は14,239百万円を記録しました。利益面でも経常利益は191百万円、当期純利益は204百万円と安定した成長を遂げています。今回発表された2023年12月期第1四半期の業績も、前年同期比で増収増益となっており、同社の成長力が継続していることが分かります。

四半期連結貸借対照表について

大森屋の2023年12月末の連結貸借対照表を見ると、総資産15,419百万円負債3,742百万円純資産11,677百万円となっています。前期末から582百万円の総資産の増加、453百万円の負債の増加、129百万円の純資産の増加となっており、全体として健全な財務状況を維持できています。

資産の部

資産の部では、流動資産12,299百万円と前期末から641百万円の増加、固定資産3,120百万円59百万円の減少となっています。流動資産の増加は主に現金及び預金や売掛金の増加によるものです。

負債の部

負債の部では、流動負債3,052百万円と前期末から454百万円の増加、固定負債690百万円1百万円の減少となっています。流動負債の増加は主に仕入債務や未払金の増加によるものです。

純資産の部

純資産の部では、11,677百万円と前期末から129百万円の増加となっています。利益剰余金が139百万円増加したことが主な要因です。

ROAとROE

大森屋のROA(総資産利益率)は1.4%、ROE(自己資本利益率)は1.8%となっています。前年同期と比べROAは0.1ポイントの上昇、ROEは0.4ポイントの上昇となっており、資産効率や自己資本効率が改善傾向にあるといえます。同社は海苔事業を中心に着実に収益力を高めているため、今後もROA、ROEの向上が期待できそうです。

キャッシュフロー

大森屋の2023年12月期第1四半期のキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュ・フロー967百万円の増加投資活動によるキャッシュ・フロー51百万円の減少財務活動によるキャッシュ・フロー85百万円の減少となっています。営業活動によるキャッシュ・フローの増加は、売上債権の回収による資金増加が主な要因となっています。投資活動では設備投資を中心に資金が減少しています。財務活動では借入金の返済や配当金の支払いによる資金減少となっています。

配当の支払額

2023年12月期第1四半期において、1株当たり15円の期末配当を実施しました。前期と同水準の配当となっています。今後も業績に応じた適切な利益還元を続けていくと考えられます。

今後の展望

大森屋では、コロナ禍の影響から回復基調にあるコンビニエンスストア向けの業務用海苔を中心に、今後も売上の伸びが期待できると見られます。また、原材料や燃料等の高騰への対応策として、製造現場の効率化や価格転嫁などにも取り組んでおり、収益力の強化にも期待できると考えられます。今後も海苔事業を中心に健全な成長を続けられると期待できそうです。

編集部のまとめ

株式会社大森屋は日本の代表的な海苔メーカーです。今回の決算では、前年同期比で2ケタ増収増益を達成し、健全な収益基盤を有していることが確認できました。原材料高騰や物流費の上昇など、経営環境は決して楽観視できるものではありませんが、同社は自社製造体制や販路の強みを活かし、着実に業績を上げています。今後も海苔事業の成長とともに、収益性の向上も期待できそうです。

株式会社大森屋の決算日や配当についてまとめました。

株式会社大森屋の決算日は9月30日で、四半期決算は12月31日、3月31日、6月30日、9月30日に行われます。また、決算発表は12月上旬、2月上旬、5月中旬、11月中旬に行われます。配当は1株当たり15円の期末配当を実施しています。業績の推移を見守りながら、引き続き適切な利益還元が期待できそうです。

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