わらべや日洋ホールディングス株式会社の第61期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社わらべや日洋の決算が発表されました。同社は、調理食品やパン、デリカなどを製造・販売する食品関連事業を主力としている会社です。今期の業績は、国内外の新工場の稼働が寄与し、売上高は前年同期比9.9%増の547億2,000万円となりました。一方、営業利益は入間工場の初期赤字などの影響により、6.3%減の22億1,900万円となりました。今後は、成長性のある新カテゴリーへの参入などによる事業拡大に期待が高まっています。

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企業情報

企業名: わらべや日洋ホールディングス株式会社
証券コード: 29180
決算期: 2024年2月期

わらべや日洋ホールディングス株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

わらべや日洋ホールディングス株式会社の決算日は2月29日です。四半期決算は第1四半期が5月31日、第2四半期が8月31日、第3四半期が11月30日、通期決算が2月29日となっています。

主な事業

わらべや日洋ホールディングス株式会社は主に食品関連事業を行っています。食品の製造・販売を手掛けており、調理食品、パン、デリカなどを製造してコンビニエンスストアやスーパーマーケットなどに供給しています。また、食材関連事業やそれらの製品の物流を手掛ける物流関連事業も行っています。さまざまな食品分野に注力し、幅広い事業展開を行っている企業です。

今期の業績と利益率は?

今期の業績は、売上高が547億2,000万円と前年同期比9.9%増加しました。一方で、営業利益は22億1,900万円と6.3%減少しています。これは、新工場の初期赤字などの影響によるものです。利益率としては、営業利益率は4.1%となっています。

売上・利益の推移

過去3年の業績推移を見ると、売上高は年々増加しており、2024年2月期は648億9,000万円まで伸びています。利益面では、2023年2月期に42億7,300万円の営業利益を計上しましたが、2024年2月期は22億1,900万円と減少しています。コスト上昇の影響が出ているものの、全体としては堅調に推移しているといえます。

四半期連結貸借対照表について

わらべや日洋ホールディングス株式会社の2024年5月31日時点の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は1,125億6,700万円となっています。前期末に比べて106億700万円増加しています。

資産の部

資産の部では、有形固定資産が670億1,500万円と前期末から64億3,800万円増加しています。また、売掛金も19億5,700万円増加しています。これらが総資産の増加に寄与しています。

負債の部

負債の部では、長期借入金が49億0,200万円増加し、支払手形及び買掛金も15億3,200万円増加しています。これらが負債の増加要因となっています。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が7億0,200万円増加し、為替換算調整勘定も7億6,800万円増加しています。この結果、純資産は559億3,500万円となっています。

ROAとROE

ROA(総資産経常利益率)は、前期の4.2%から当期の2.1%に低下しています。一方、ROE(自己資本利益率)は前期の8.8%から当期の7.6%に減少しています。この背景には、利益の減少と資産の増加が影響しているものと考えられます。今後は収益性の改善が課題となっています。

キャッシュフロー

キャッシュ・フロー計算書を見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは31億1,700万円のプラスとなっています。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは72億5,200万円のマイナスとなっており、主に有形固定資産の取得によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは49億6,500万円のプラスとなっており、借入れの増加が寄与しています。

配当の支払額

2024年5月23日の定時株主総会において、1株当たり45円の期末配当が決議されました。前期は1株当たり65円の配当でしたので、今期は減配となっています。この配当金の総額は7億9,200万円となります。

今後の展望

わらべや日洋ホールディングス株式会社は、持続的な成長を実現するために新工場の立ち上げ成長性のある新カテゴリーへの参入に取り組んでいきます。特に、首都圏における麺やパンなどの事業拡大に注力していく方針です。また、コスト管理の強化によって収益性の改善を目指していきます。食品業界を取り巻く環境は厳しいものの、同社の成長戦略に期待が集まっています。

編集部のまとめ

わらべや日洋ホールディングス株式会社は、国内外での新工場の稼働により売上を伸ばしましたが、一方で初期コストの影響で利益は減少しています。今後は、収益性向上に向けた取り組みが課題となっています。しかし、成長分野への事業展開や生産体制の再構築など、同社の中長期的な成長戦略は高く評価されており、今後の業績改善に期待が寄せられています。

わらべや日洋ホールディングス株式会社の決算日や配当についてまとめました。

わらべや日洋ホールディングス株式会社の決算日は2月29日で、配当は年1回の期末配当となっています。2024年5月23日の定時株主総会において、1株当たり45円の期末配当が決議されました。安定的な配当を行っていますが、今期は前期比減配となっています。今後の業績次第で、配当水準の変更もあり得るでしょう。

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