株式会社ＡＦＣ－ＨＤアムスライフサイエンスの最新の決算報告が公開されました!
この企業は健康食品・化粧品・医薬品の製造販売を主軸に、飲食業や不動産開発など多角的な事業を展開しており、直近の業績が好調だと注目を集めています。
企業情報
企業名: 株式会社ＡＦＣ－ＨＤアムスライフサイエンス
証券コード: 29270
決算期: 2023年9月1日から2024年8月31日
株式会社ＡＦＣ－ＨＤアムスライフサイエンスの決算日・決算時期(スケジュール）は？
同社の決算期は8月末日で、年1回の本決算に加え、上期(9月1日~2月末日)と下期(3月1日~8月31日)の中間決算を実施しています。
本決算は毎年11月下旬、中間決算は毎年4月中旬に発表されます。
主な事業
ＡＦＣ－ＨＤアムスライフサイエンスグループは、健康食品・化粧品・医薬品の製造販売を中核事業としつつ、それを補完する形で飲食業と不動産開発事業にも注力しています。
特に健康食品のＯＥＭ受注や海外展開が好調で、総合的な事業ポートフォリオを持つ企業として注目されています。
今期の業績と利益率は？
2023年9月1日から2024年5月31日までの第3四半期決算では、連結売上高が前年同期比119.5%の22,344百万円と大幅に増加しました。
また、営業利益は同141.9%の1,495百万円、経常利益も同139.5%の1,514百万円と、全ての利益指標が大幅に改善されています。
売上・利益の推移
同社は過去数年間において、売上高と各利益指標が着実に増加しています。
売上高は2022年8月期の25,579百万円から2024年5月期第3四半期では22,344百万円と好調に推移しており、経常利益も同期間に1,654百万円から1,514百万円と高水準を維持しています。
特に健康食品事業のＯＥＭ受注や海外販売が牽引役となっています。
四半期連結貸借対照表について
2024年5月31日時点の同社の総資産は45,835百万円と、前期末比4,763百万円の増加となりました。
これは主に商品及び製品、販売用不動産の増加によるものです。
資産の部
流動資産は21,900百万円と前期末比2,025百万円増加し、固定資産は23,934百万円と2,737百万円増加しています。
資産全体でみると、前期末比4,763百万円増加し、着実な経営基盤の拡大が進んでいることがわかります。
負債の部
流動負債は17,239百万円と前期末比2,385百万円の増加、固定負債は14,888百万円と1,828百万円の増加となりました。
主な要因は短期・長期借入金の増加です。
純資産の部
純資産合計は13,706百万円となり、前期末比549百万円の増加となりました。
これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益の計上によるものです。
ROAとROE
同社のROA(総資産利益率)は3.2%、ROE(自己資本利益率)は6.9%と、業界平均を上回る水準を維持しています。
これは売上高と利益の着実な伸長により、資産効率の改善が進んでいるためです。今後も安定的な収益基盤の構築が期待されます。
キャッシュフロー
営業活動によるキャッシュ・フローは1,382百万円の収入となり、投資活動によるキャッシュ・フローは1,388百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは292百万円の収入となりました。
全体としては現金及び現金同等物が306百万円増加し、安定的な資金繰りを維持しています。
配当の支払額
同社は2024年5月に1株当たり15円の中間配当を実施しました。
年間の配当予想は1株当たり30円の水準で、業績の改善を受けて前期より5円増配となる見込みです。株主還元にも積極的な企業といえるでしょう。
今後の展望
ＡＦＣ－ＨＤアムスライフサイエンスは、健康志向の高まりを追い風に、ＯＥＭ事業や海外展開を中心に今後も高収益を維持する見込みです。
また、飲食事業や不動産開発事業でも着実な成長が期待されており、引き続き業績の拡大が見込まれます。
編集部のまとめ
ＡＦＣ－ＨＤアムスライフサイエンスは、主力のヘルスケア事業が好調に推移し、連結業績も大幅に改善されています。
健康食品のＯＥＭ受注や海外販売が成長を牽引しており、今後も着実な利益成長が期待できる企業と評価できるでしょう。
株式会社ＡＦＣ－ＨＤアムスライフサイエンスの決算日や配当についてまとめました。
同社の決算期は8月末日で、本決算を毎年11月下旬、中間決算を4月中旬に発表しています。
配当方針は安定的な株主還元を目指しており、2024年5月には1株当たり15円の中間配当を実施しました。今期の年間配当は1株当たり30円を見込んでいます。
