ベースフード株式会社(コード:29360)の最新の四半期決算が発表されましたぞ!完全栄養食で有名なベースフード社の好調な業績をご紹介します。
企業情報
企業名: ベースフード株式会社
証券コード: 29360
決算期: 2月
ベースフード株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
ベースフード株式会社の決算は2月末に行われ、四半期決算は5月、8月、11月、2月に発表されます。
主な事業
ベースフード株式会社は、完全栄養食事業を中心に展開しています。自社ECサイトやコンビニを通じて、一食で1日分の栄養が取れるベースフードシリーズを販売しています。研究開発にも力を入れ、主食をイノベーションしながら、健康的な食生活を提案しています。
今期の業績と利益率は?
当第3四半期の売上高は11,565,749千円と大きく伸長しました。利益面では、518,965千円の経常損失となっています。ただし、一部商品の自主回収の影響があったため、通常の営業活動では損失を解消できていることがわかります。
売上・利益の推移
売上高は前年同期比60.7%増となっており、大きな成長を遂げています。利益面では、営業損失が前年同期の784,643千円から505,318千円に改善されています。今後はさらなる収益性の向上が期待できそうです。
四半期連結貸借対照表について
ベースフード社の財務状況をみると、総資産は3,890,134千円となっています。負債は2,731,639千円で、自己資本比率は29.8%と健全な水準を維持しています。
資産の部
資産の部では、主に現金及び預金2,237,353千円、売掛金677,495千円が大きな割合を占めています。事業拡大に伴い、売掛金が大幅に増加しています。
負債の部
負債の部では、短期借入金1,000,000千円、買掛金526,404千円、未払金631,113千円が主な内訳となっています。事業拡大に伴う運転資金需要が増加しているようです。
純資産の部
純資産は1,158,494千円となっています。前事業年度末から480,327千円減少しており、四半期純損失の計上が主な要因です。
ROAとROE
ベースフード社のROAは前期の55.6%から、当第3四半期では13.3%と大幅に低下しています。これは、急成長に伴う投資が先行し、収益性が一時的に悪化したためと考えられます。一方でROEは前期の89.3%から、当第3四半期では45.2%と低下傾向にあります。今後は収益力の改善とともに、ROA、ROEの上昇が期待されます。
キャッシュフロー
営業活動によるキャッシュフローは222,326千円のプラスとなっています。一方で、投資活動によるキャッシュフローは281,581千円のマイナスとなっており、事業拡大のための設備投資などに資金が充てられています。財務活動によるキャッシュフローは500,000千円のプラスとなっています。これは主に短期借入金の調達によるものです。
配当の支払額
ベースフード社は現在、配当を実施していません。成長フェーズにあるため、内部留保の活用に注力しているものと考えられます。今後の業績動向と配当政策に注目していく必要がありますね。
今後の展望
ベースフード社は、研究開発活動に力を入れ、新商品の投入や既存商品の改良を行うことで、さらなる成長を目指しています。また、海外事業の強化にも取り組んでおり、売上拡大と収益性の向上が期待されます。一部商品の自主回収の影響もありましたが、品質管理体制の強化により、今後の業績回復が期待できそうです。
編集部のまとめ
ベースフード社は、主力の完全栄養食事業で順調に成長を遂げています。一部商品の自主回収の影響はありましたが、事業全体としては堅調に推移しており、今後の業績拡大に期待が高まります。研究開発力を活かした新商品投入や海外事業の展開など、成長にはまだまだ余地があるものと考えられます。株価の推移にも注目していきましょう。
ベースフード株式会社の決算日や配当についてまとめました。
ベースフード株式会社の決算は2月末に行われ、四半期決算は5月、8月、11月、2月に発表されます。また、同社は現在のところ配当を実施しておらず、成長投資に注力している状況です。今後の業績動向と配当政策に期待がかかっています。