スター・マイカ・ホールディングス株式会社の2023年12月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比0.2%増の11,083,278千円となりました。また、経常利益は1,002,998千円と前年同期比12.6%減となりましたが、盤石な経営基盤を示しています。今後も物件購入の拡大や効率的な販売活動で企業価値の最大化を目指していきます。
企業情報
企業名: スター・マイカ・ホールディングス株式会社
証券コード: E34707
決算期: 11月期
スター・マイカ・ホールディングス株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
スター・マイカ・ホールディングス株式会社は、11月期決算を行っています。第1四半期決算は2024年2月29日が決算日となります。
主な事業
スター・マイカ・ホールディングス株式会社は、主にリノベーションマンション事業を行っています。賃貸中の中古分譲マンションに投資を行い、リノベーションを施して販売する事業が中核となっています。また、投資事業やアドバイザリー事業なども展開しています。
安定した賃貸収入とリノベーション物件の販売によって収益を生み出す事業モデルを構築しています。
今期の業績と利益率は?
2023年12月期第1四半期の業績は、売上高が11,083,278千円と前年同期比0.2%増、営業利益が1,236,934千円と9.0%減、経常利益が1,002,998千円と12.6%減となりました。売上高は堅調に推移しましたが、販売費及び一般管理費の増加により利益は減少しています。
売上総利益率は19.0%と前年同期比2.5ポイント減となりました。
売上・利益の推移
直近3期の業績推移を見ると、売上高は2022年11月期に48,877,556千円、2023年11月期第1四半期に11,061,946千円、2023年11月期第1四半期に11,083,278千円となっています。
一方、経常利益は2022年11月期に3,921,299千円、2023年11月期第1四半期に1,148,151千円、2023年11月期第1四半期に1,002,998千円と推移しています。
販売事業の効率化や新規投資の活発化などにより、売上高、利益ともに長期的な成長が期待されます。
四半期連結貸借対照表について
スター・マイカ・ホールディングス株式会社の2023年11月期第1四半期末の連結貸借対照表は以下の通りです。
資産の部
資産合計は96,534,061千円となっています。うち、流動資産が93,979,443千円で、主に88,141,626千円の販売用不動産が計上されています。固定資産は2,553,480千円で、投資有価証券などが含まれています。
負債の部
負債合計は73,106,121千円となっています。うち、流動負債が13,081,122千円、固定負債が60,024,999千円となっています。主な内訳は長期借入金の59,984,999千円です。
純資産の部
純資産合計は23,427,940千円となっています。資本金が481,942千円、資本剰余金が3,763,421千円、利益剰余金が19,699,156千円です。自己資本比率は24.2%となっています。
ROAとROE
スター・マイカ・ホールディングス株式会社のROA(総資産利益率)は2022年11月期が4.1%、2023年11月期第1四半期が3.4%となっています。一方、ROE(自己資本利益率)は2022年11月期が16.9%、2023年11月期第1四半期が13.2%と推移しています。
ROEは中期的には12.0%以上を目指す方針のため、今後の業績改善に期待が高まっています。
キャッシュフロー
2023年11月期第1四半期は四半期連結キャッシュ・フロー計算書を作成していないため、直近の2022年11月期のキャッシュフローを確認すると、営業活動によるキャッシュフローが1,977,590千円のプラス、投資活動によるキャッシュフローが1,781,227千円のマイナス、財務活動によるキャッシュフローが5,977,639千円のプラスとなっています。
配当の支払額
スター・マイカ・ホールディングス株式会社は2023年11月期第1四半期に1株当たり10円の期末配当を実施しました。前期の1株当たり配当金は20円でしたので、若干の減少となっています。今後も安定的な配当を継続していく方針です。
今後の展望
スター・マイカ・ホールディングス株式会社は、2024年11月期から2026年11月期を対象とする新中期経営計画「Find the Value 2026」を策定しました。
この計画では、ROE 12.0%以上、営業利益率 10.0%以上、EPS(1株当たり利益) 5.0%以上の成長率などの目標を掲げており、収益性と効率性の向上に注力していきます。
今後はオーナーチェンジ物件の購入拡大や販売事業の期間短縮など、企業価値を最大化するための施策を実行していきます。
編集部のまとめ
スター・マイカ・ホールディングス株式会社は、2023年12月期第1四半期において、売上高は前年同期比0.2%増の11,083,278千円となりました。経常利益は1,002,998千円と12.6%減少しましたが、引き続き安定した収益基盤を維持しています。
中期経営計画では収益性と効率性の向上を目指しており、物件購入の拡大やコスト管理の最適化により、企業価値の最大化を図っていきます。今後の業績にも期待が高まっています。
スター・マイカ・ホールディングス株式会社の決算日や配当についてまとめました。
スター・マイカ・ホールディングス株式会社の決算日は11月期末で、2023年11月期第1四半期の決算は2024年2月29日に行われました。また、同期に1株当たり10円の期末配当を実施しています。今後も安定した配当を維持していく方針です。