株式会社アールプランナーの2024年2月期第1四半期決算が発表されました。注文住宅と分譲住宅を手がける当社は、積極的な営業活動により前年同期比で15.1%増の売上高を計上しています。さらに営業利益も大幅に伸び、収益力の向上が見られます。
企業情報
企業名: 株式会社アールプランナー
証券コード: E35144
決算期: 毎年1月31日
株式会社アールプランナーの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社アールプランナーは毎年1月31日が決算日となっています。その後、4月中旬に有価証券報告書を、6月中旬に第1四半期報告書を提出しています。
主な事業
株式会社アールプランナーは、注文住宅と分譲住宅の建設、および不動産仲介を主な事業としています。住宅需要に合わせたきめ細かな顧客対応が強みで、「デザイン」「性能」「価格」の3つの魅力を兼ね備えた住宅を提供しています。
今期の業績と利益率は?
今期の第1四半期は、売上高8,986,354千円、営業利益238,845千円、経常利益199,274千円、親会社株主に帰属する四半期純利益130,046千円と、前年同期に比べて大幅に増加しています。特に、注文住宅と分譲住宅の販売が好調に推移したことが業績向上の要因です。
売上・利益の推移
株式会社アールプランナーの売上高は、2024年1月期第1四半期は8,986,354千円と前年同期比15.1%増と順調に推移しています。利益面でも、営業利益238,845千円と大幅に改善しています。これは、人員拡充などの投資を行った一方で、注文住宅と分譲住宅の販売が好調だったことが要因です。
四半期連結貸借対照表について
株式会社アールプランナーの四半期連結貸借対照表を見ると、資産は前期末比724,269千円増加し、26,128,811千円となりました。一方、負債は647,369千円増加し21,695,965千円となっています。純資産は76,899千円増加し4,432,845千円となっており、自己資本比率は前期末から0.1ポイント上昇し17.0%となりました。
資産の部
資産の主な増加は、販売用不動産933,184千円増加、現金及び預金219,996千円増加などによるものです。一方で、有形固定資産が47,953千円減少しています。
負債の部
負債の主な増加は、短期借入金702,078千円増加、1年内返済予定の長期借入金493,883千円増加、顧客等から受領した前受金315,478千円増加などです。
純資産の部
純資産の主な増加は、親会社株主に帰属する四半期純利益130,046千円の計上によるものです。一方で、剰余金の配当53,146千円がありました。
ROAとROE
株式会社アールプランナーのROA(総資産経常利益率)は、前期末の1.4%から当第1四半期は0.8%に低下しています。一方でROE(自己資本利益率)は、前期末の5.1%から当第1四半期は3.0%に低下しています。これは、経常利益は増加したものの、総資産と純資産が増加したことで、ROA・ROEが低下したと考えられます。
キャッシュフロー
当第1四半期のキャッシュ・フローの状況は四半期連結キャッシュ・フロー計算書が作成されていないため開示されていませんが、期中の現金及び預金残高は3,609,834千円と、前期末から219,996千円増加しています。この増加は、積極的な販売活動が奏功したと考えられます。
配当の支払額
株式会社アールプランナーは、2024年3月15日開催の取締役会において、1株当たり10円の期末配当を決議しました。この配当は、2024年1月31日の株主に対して支払われる予定です。
今後の展望
株式会社アールプランナーは、注文住宅と分譲住宅の拡大に注力し、不動産仲介事業とのシナジーを発揮することで、さらなる業績向上を目指しています。また、デジタルマーケティングの強化や人財投資にも力を入れ、顧客ニーズにきめ細かく対応することで、持続的な成長を目指しています。
編集部のまとめ
株式会社アールプランナーの2024年2月期第1四半期決算は、注文住宅と分譲住宅の販売好調により、売上高、営業利益、経常利益、純利益のいずれも大幅に増加しました。財務面でも資産と負債が増加し、自己資本比率も17.0%と健全な水準を維持しています。今後も、デジタルマーケティングの強化や人財投資によって、顧客ニーズにきめ細かく対応することで、さらなる成長が期待できそうです。
株式会社アールプランナーの決算日や配当についてまとめました。
株式会社アールプランナーは毎年1月31日が決算日で、4月中旬に有価証券報告書、6月中旬に第1四半期報告書を提出しています。また、2024年3月15日開催の取締役会で、1株当たり10円の期末配当を決議しました。この配当は、2024年1月31日の株主に支払われる予定です。