株式会社長栄の第36期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

不動産
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社長栄の2023年12月期第3四半期決算が発表されました。同社は不動産管理事業と不動産賃貸事業を展開する企業で、今期は自社物件の取得に注力し、売上高は前年同期比0.6%増の6,844,621千円、経常利益は同11.7%減の1,334,948千円となりました。

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企業情報

企業名: 株式会社長栄
証券コード: 29930
決算期: 3月期

株式会社長栄の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社長栄の決算日は3月31日です。第3四半期決算は12月31日に行われます。決算発表は、通常より早めの2月9日に行われています。

主な事業

株式会社長栄は、不動産管理事業不動産賃貸事業を展開しています。不動産管理では、マンションやビルなどの管理、工事の請負、仲介などを行っています。不動産賃貸では、自社で所有する不動産の賃貸を行っており、主な収入源となっています。

今期の業績と利益率は?

今期第3四半期の業績は、売上高が6,844,621千円、経常利益が1,334,948千円となりました。利益率は19.5%と、高い水準を維持しています。自社物件の取得が順調に進んだことで、賃貸収入が増加しています。

売上・利益の推移

直近3年の売上高は、2021年3月期が5,996,326千円2022年3月期が6,851,840千円今期第3四半期で6,844,621千円と順調に推移しています。利益面では、2021年3月期が1,400,701千円、2022年3月期が2,003,047千円、今期第3四半期は1,334,948千円となっています。売上、利益ともに増加傾向にあります。

四半期連結貸借対照表について

資産の部

2023年12月末の総資産は58,853,262千円となっており、前期末比で2,001,422千円の増加となっています。主な増加は、現金及び預金の増加1,965,805千円と、有形固定資産の増加62,475千円によるものです。

負債の部

負債総額は48,875,422千円で、前期末比1,506,015千円の増加となりました。短期借入金や長期借入金が増加したことが主な要因です。

純資産の部

純資産は9,977,839千円で、前期末比495,406千円の増加となりました。四半期純利益の計上による利益剰余金の増加が主な要因です。

ROAとROE

ROAは2.3%、ROEは11.3%となっており、両指標ともに良好な水準を維持しています。不動産賃貸事業が安定収益を生み出していることから、資産効率や株主資本効率が高くなっています。今後も自社物件の取得を進め、収益力の向上が期待されます。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは1,611,753千円の収入となり、投資活動によるキャッシュ・フローは1,640,920千円の支出となりました。自社物件の取得に伴う支出が大きかったものの、物件売却収入により現金が増加しています。財務活動によるキャッシュ・フローは1,994,972千円の収入となり、全体としては1,965,805千円の増加となりました。

配当の支払額

株式会社長栄は、2023年6月の定時株主総会で1株当たり100円の期末配当を決議しました。前期の年間配当金は100円でしたので、同水準の配当を継続しています。今後も、株主還元を重視した安定的な配当政策を続けていく方針です。

今後の展望

株式会社長栄は、不動産賃貸事業において自社物件の取得を積極的に行っており、今後も収益力の向上が期待されます。また、不動産管理事業では、マンスリーマンション事業の強化などにも注力しており、全体としての事業ポートフォリオの拡充を目指しています。今後の業績にも期待が高まっています。

編集部のまとめ

株式会社長栄は、安定した収益力を持つ不動産会社として高い評価を得ています。今期も自社物件の取得が順調に進み、売上高、利益ともに前年同期を上回る好業績を示しました。今後も、不動産賃貸事業と不動産管理事業の両輪を強化し、更なる成長が期待されます。株主還元も重視した経営姿勢も評価できるでしょう。

株式会社長栄の決算日や配当についてまとめました。

株式会社長栄の決算日は3月31日で、第3四半期決算は12月31日に行われています。今期の配当は1株当たり100円で、前期と同水準を維持しています。今後も安定的な配当政策が期待できそうです。

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