グンゼ株式会社の第128期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

グンゼ株式会社の2023年度第3四半期決算報告が発表されました!売上高101,450百万円営業利益6,168百万円と前年同期に比べて大幅に増加しています。強みの「機能ソリューション事業」は好調を維持し、アパレル事業でも収益性改善が進んでいます。今後も新製品開発やデジタル化への投資を通じて収益力向上に取り組んでいく方針のようです。株主還元面でも、1株当たり配当金は147円と安定的な配当を継続しています。グンゼ株式会社の健全な財務体質と着実な収益改善は評価に値するでしょう。

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企業情報

企業名: グンゼ株式会社
証券コード: 30020
決算期: 2023年4月1日~2024年3月31日

グンゼ株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

グンゼ株式会社の決算日は3月31日です。第3四半期の決算発表は2024年2月13日に行われました。決算発表後は株主総会を経て、本決算の確定となります。

主な事業

グンゼ株式会社は機能ソリューション事業メディカル事業アパレル事業ライフクリエイト事業の4つのセグメントを展開しています。プラスチックフィルム、エンジニアリングプラスチック、医療機器、アパレル製品などの製造・販売が主な事業内容です。幅広い事業ポートフォリオを持ち、多分野にわたる製品開発力が同社の強みとなっています。

今期の業績と利益率は?

2023年度第3四半期の連結決算では、売上高101,450百万円営業利益6,168百万円と前年同期比で増収増益となりました。機能ソリューション事業やメディカル事業が好調に推移したほか、アパレル事業の収益改善も寄与しています。これにより営業利益率は6.1%と、前年同期の4.6%から大幅に改善しています。

売上・利益の推移

グンゼ株式会社は中期的に見ると売上高は100,000百万円前後で推移しています。一方で、経常利益は2023年度第3四半期に6,085百万円と、前年同期比で22.3%増加しており、収益性の向上が確認できます。これは各事業の収益改善が進んでいることが要因です。今後も事業ポートフォリオの最適化を進め、収益基盤の強化に取り組んでいく方針のようです。

四半期連結貸借対照表について

グンゼ株式会社の2023年12月末時点の連結貸借対照表は、資産166,427百万円負債45,082百万円純資産121,344百万円となっています。前期末比で資産は500百万円増加し、負債は3,152百万円減少しました。また、純資産は3,652百万円増加しています。健全な財務体質を維持しつつ、収益力の改善にも取り組んでいます。

資産の部

資産の部では、現金及び預金11,243百万円受取手形、売掛金及び契約資産29,001百万円商品及び製品25,522百万円などが主な勘定科目となっています。前期末から在庫や売掛金が増加したことが資産増加の要因です。

負債の部

負債の部では、支払手形及び買掛金8,368百万円借入金8,594百万円事業構造改善引当金1,602百万円などが主な勘定科目です。借入金が減少し、一方で事業構造改善に向けた引当金を計上したことで、負債は全体として減少しています。

純資産の部

純資産の部では、資本金26,071百万円利益剰余金80,451百万円その他の包括利益累計額8,033百万円などが主な勘定科目となっています。親会社株主に帰属する四半期純利益の計上で利益剰余金が増加しているほか、為替換算調整勘定の増加も純資産増加に寄与しています。

ROAとROE

グンゼ株式会社の2023年度第3四半期のROAは年率換算で5.8%、ROEは同11.0%となっています。前年同期と比べてROAは0.3ポイント改善、ROEは0.7ポイント改善しました。収益力の向上と資産効率の改善により、株主価値の向上にもつながっています。今後も事業ポートフォリオの最適化と経営効率化を通じて、さらなるROE向上を目指していくとみられます。

キャッシュフロー

第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況は開示されていませんが、前期の状況を見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは9,277百万円のプラス、投資活動によるキャッシュ・フローは6,109百万円のマイナスとなっています。積極的な設備投資を行いつつ、営業活動によるキャッシュ・インフローが大きく、財務体質の改善に取り組んでいることがうかがえます。

配当の支払額

グンゼ株式会社の2023年度第2四半期までの配当金は、1株当たり147円となっています。前期実績と同水準の配当を維持しており、株主還元にも継続的に取り組んでいます。財務基盤が安定的に推移していることから、今後も安定的な配当の継続が期待できそうです。

今後の展望

中期経営計画「VISION 2030 stage1」の2年目に当たる2023年度は、「新たな価値の創出」「資本コスト重視の経営」「企業体質の進化」「環境に配慮した経営」の4つの基本戦略に沿って、着実に成果を上げてきています。今後も各事業の収益力向上と事業ポートフォリオの最適化に取り組み、持続的な成長と企業価値向上を目指していきます。

編集部のまとめ

グンゼ株式会社の2023年度第3四半期決算は、主力の機能ソリューション事業やメディカル事業の好調に加え、アパレル事業の収益改善も寄与し、増収増益となりました。収益性の向上や財務基盤の強化が進んでおり、中長期的に見ても好印象です。今後の事業ポートフォリオの最適化や環境対応などにも期待が高まるでしょう。グンゼ株式会社の健全な経営基盤と成長戦略は株主にとっても魅力的だと言えます。

グンゼ株式会社の決算日や配当についてまとめました。

グンゼ株式会社の決算日は3月31日で、第3四半期の決算発表は2024年2月13日に行われました。配当金は1株当たり147円と、前期並みの水準を維持しています。今後も安定的な配当が期待できそうです。グンゼ株式会社は機能ソリューション事業やメディカル事業を中心に成長を続けており、株主価値の向上にも注力していることが分かります。

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