アプライド株式会社の第42期第3四半期決算報告書が公開されました。急成長を遂げている同社の決算内容をご紹介します。
企業情報
企業名: アプライド株式会社
証券コード: 30200
決算期: 3月31日
アプライド株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
アプライド株式会社の決算期は3月31日です。第3四半期の決算報告書は令和6年2月14日に提出されました。
主な事業
アプライド株式会社は、パソコン・ゲーム事業、化粧品・雑貨事業、出版・広告事業の3つの事業を展開しています。
パソコンを中心としたITソリューションの提供や、化粧品・雑貨店の運営、地域情報誌の出版などを手掛けている多角化した企業です。
今期の業績と利益率は?
当第3四半期の売上高は305億46百万円と前年同期比で14.5%の大幅な増収となりました。
営業利益は13億57百万円と34.2%の増益、経常利益は13億71百万円と34.1%の増益、親会社株主に帰属する四半期純利益は9億27百万円と37.7%の増益と、全ての利益指標で二桁の大幅な増益となりました。
売上・利益の推移
過去3年間の売上高は386億6百万円、266億86百万円、305億46百万円と推移しており、その間、営業利益も17億53百万円、10億12百万円、13億57百万円と順調に増加してきています。
特に今期は、過去最高の売上高と営業利益を記録しました。
四半期連結貸借対照表について
当第3四半期の総資産は172億19百万円と前期末比で2億90百万円の増加となりました。
負債合計は70億91百万円と前期末比で4億29百万円の減少、純資産は101億28百万円と前期末比で7億19百万円の増加となっています。
資産の部
資産の部では、現金及び預金が10億34百万円減少しましたが、売掛金が5億88百万円増加、棚卸資産が7億21百万円増加した結果、総資産が増加しています。
負債の部
負債の部では、長期借入金が2億13百万円減少したことなどにより、合計で4億29百万円の減少となりました。
純資産の部
純資産の部では、利益剰余金が7億10百万円増加し、自己資本比率は58.3%となりました。
ROAとROE
ROAは前期の6.6%から8.1%に、ROEは前期の12.2%から9.3%に推移しています。
売上高や利益が大幅に増加したことで、資産効率や自己資本効率が向上しており、経営の効率化が進んでいると言えます。
キャッシュフロー
当第3四半期のキャッシュ・フローは運転資金の増加などにより、現金及び預金が10億34百万円減少しています。
ただし、営業活動によるキャッシュ・フローは11億59百万円の純増となっており、事業の収益性が高まっていることが分かります。
配当の支払額
当期の中間配当金は1株当たり20円、年間配当予想は1株当たり80円と、前期より増配となっています。
順調な業績に支えられ、株主還元の強化も図られています。
今後の展望
アプライド株式会社は、「AIの日常化に挑戦する会社」「ささやかな、幸せ感の創出」をテーマに、各事業の差別化を図りながら、新規出店や設備投資にも力を入れ、さらなる成長を目指しています。
デジタル化の加速や消費者ニーズの変化に柔軟に対応しながら、持続的な企業価値の向上が期待されます。
編集部のまとめ
アプライド株式会社は、パソコン・ゲーム事業、化粧品・雑貨事業、出版・広告事業の3つの柱を強化し、急成長を遂げています。
当第3四半期は売上高、各利益指標ともに大幅な増加となり、過去最高の業績を記録しました。
今後も積極的な設備投資や新規出店などを通じて、さらなる成長が期待されます。
アプライド株式会社の決算日や配当についてまとめました。
アプライド株式会社の決算期は3月31日で、第3四半期決算は令和6年2月14日に公表されました。
当期の中間配当は1株当たり20円、年間配当予想は1株当たり80円と、堅調な業績を反映した増配となっています。