ラサ商事株式会社の第122期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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ラサ商事株式会社の2023年12月期第3四半期決算が発表されました。同社は資源・金属素材、産機・建機、化成品などの事業を手掛ける総合商社です。この四半期の業績をご紹介します。

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企業情報

企業名: ラサ商事株式会社
証券コード: E02547
決算期: 4月1日~3月31日

ラサ商事株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

ラサ商事株式会社の決算期は3月31日です。決算発表は年4回、第1四半期(4~6月)、中間期(4~9月)、第3四半期(4~12月)、本決算(4月~3月)と行われています。

主な事業

ラサ商事株式会社はさまざまな事業分野で活動する総合商社です。資源・金属素材、産機・建機、環境設備、プラント・設備工事、化成品、不動産賃貸などをメインに手掛けています。幅広い商品ラインナップを持っているのが特徴です。

今期の業績と利益率は?

2023年12月期第3四半期の業績は、売上高が198億80百万円、営業利益が12億64百万円、経常利益が14億54百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が9億54百万円となりました。前年同期と比べ減収減益となりましたが、特に産機・建機関連が好調で利益率が上がりました。

売上・利益の推移

過去3期の売上高は、2022年3月期:296億56百万円、2023年3月期:296億56百万円、2024年3月期(予想):240億円前後となっています。利益も2022年3月期が最高値で、その後は減益傾向が続いています。一方で、産機・建機関連が引き続き好調で業績をけん引しています。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月末の総資産は310億10百万円で、前期末比9億10百万円減少しました。負債は106億82百万円と前期末比12億38百万円減少し、純資産は203億27百万円と前期末比2億27百万円増加しています。

資産の部

現金及び預金が14億86百万円減少しましたが、投資有価証券が2億48百万円増加するなど、固定資産が全体として195百万円増加しました。

負債の部

短期借入金が4億円、未払法人税等が4億87百万円減少するなど、負債全体で12億38百万円減少しています。

純資産の部

親会社株主に帰属する四半期純利益9億54百万円の計上と配当金8億51百万円の支払により、純資産は2億27百万円増加しました。

ROAとROE

ROA(総資産経常利益率)は前年同期の6.3%から4.7%へ低下しましたが、ROE(自己資本利益率)は前年同期の7.1%から4.7%へと同程度の水準を維持しています。利益水準の低下はありますが、財務体質の健全性は維持できている模様です。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは18億4百万円のプラスとなりましたが、投資活動によるキャッシュ・フローが3億42百万円のマイナス、財務活動によるキャッシュ・フローが20億48百万円のマイナスとなり、現金及び預金は14億86百万円減少しています。

配当の支払額

ラサ商事株式会社は、第2四半期末と期末の年2回、配当を行っています。2023年度の配当額は、第2四半期末(9月期末)が34円、期末(3月期末)が39円を予定しており、年間73円の配当を見込んでいます。

今後の展望

ラサ商事株式会社は、2023年4月から始まる新中期経営計画「”Resilience”Rasa 2024 〜再生から飛躍へ〜」の初年度を迎えました。グループ・ガバナンスの確立と持続的な企業価値向上を重点課題に掲げ、まずは安定的な収益基盤の確保に取り組んでいきます。今後も、各事業分野での成長に期待が高まっています。

編集部のまとめ

ラサ商事株式会社は、資源・金属素材や産機・建機など幅広い事業を手がけるポテンシャルの高い総合商社です。当四半期は減収減益となったものの、産機・建機関連が好調に推移し、財務体質の健全性も保たれています。今後のさらなる成長に期待が高まる企業だと言えるでしょう。

ラサ商事株式会社の決算日や配当についてまとめました。

ラサ商事株式会社の決算期は3月31日で、決算発表は年4回行われています。また、同社の配当は年2回(第2四半期末と期末)支払われ、2023年度は年間73円の配当を予定しています。安定した業績と配当実績を示す同社は、投資家から注目される企業だと言えるでしょう。

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