ケイティケイ株式会社の第53期第2四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

ケイティケイ株式会社(証券コード:E02995)の2023年8月期第2四半期決算が発表されましたので、その内容をわかりやすく解説していきます。
ケイティケイ株式会社は事務用品や複合機、ITソリューションなどさまざまな分野で事業を展開している企業です。
今期の業績は、売上高が8,652,865千円と前年同期比0.2%増加と堅調に推移しているものの、利益面では一時的なコスト増加の影響を受け、営業利益は147,370千円と前年同期比22.6%減となりました。

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企業情報

企業名: ケイティケイ株式会社
証券コード: E02995
決算期: 8月期

ケイティケイ株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

ケイティケイ株式会社の決算期は8月期で、第2四半期は2023年11月21日から2024年2月20日までの期間となります。
四半期決算の発表は、毎年2月・4月・7月・10月の年4回行われています。

主な事業

ケイティケイ株式会社は、事務用品の販売やリサイクルを行うサプライ事業と、複合機の販売やITソリューションの提供を行うITソリューション事業を展開しています。
特に事務用品の販売では、自社ブランド商品の拡販に注力しており、また近年はECサイトの運営などデジタルマーケティングにも力を入れています。

今期の業績と利益率は?

今期第2四半期の業績は、売上高が8,652,865千円と前年同期比0.2%増加しましたが、営業利益は147,370千円と前年同期比22.6%減少しました。
これは、ITソリューション事業における新商品の販売促進費や人材投資による一時的なコスト増加の影響が大きかったためです。
一方で、経常利益は209,051千円と前年同期比16.7%減にとどまり、親会社株主に帰属する四半期純利益は159,815千円と前年同期比3.7%増と堅調に推移しました。

売上・利益の推移

ケイティケイ株式会社の直近3期の売上高と利益の推移を見てみると、売上高は17,611,835千円(前期)、8,652,865千円(当第2四半期)と横ばいで推移しています。
一方で、営業利益は190,518千円(前期)、147,370千円(当第2四半期)と減少傾向にあり、利益率が低下している状況がうかがえます。
これは、ITソリューション事業における先行投資や一時的なコスト増加の影響によるものです。

四半期連結貸借対照表について

資産の部

当第2四半期連結会計期間末の資産合計は、9,153,737千円となり、前期末に比べ700,799千円増加しました。
これは主に、現金及び預金が453,433千円増加したことなどによるものです。

負債の部

当第2四半期連結会計期間末の負債合計は、5,123,914千円となり、前期末に比べ547,053千円増加しました。
これは主に、支払手形及び買掛金が251,611千円、短期借入金が611,736千円増加したことなどによるものです。

純資産の部

当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は、4,029,823千円となり、前期末に比べ153,739千円増加しました。
これは主に、利益剰余金が119,111千円、その他有価証券評価差額金が25,688千円増加したことによるものです。

ROAとROE

ケイティケイ株式会社のROA(総資産経常利益率)は、2.3%となっています。これは、経常利益の減少によりROAが低下している状況がうかがえます。
一方、ROE(自己資本当期純利益率)は4.1%と、前期の5.0%から低下しているものの、依然として高い水準を維持しています。
これは、利益水準の維持とともに、財務の健全性も保てていることを示しています。

キャッシュフロー

当第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動によってキャッシュが50,153千円減少し、投資活動によって41,864千円減少財務活動によって547,550千円増加しました。
これにより、現金及び現金同等物の残高は前期末より455,532千円増加し、2,337,704千円となっています。

配当の支払額

ケイティケイ株式会社は、2023年10月3日開催の取締役会において、1株当たり7.5円の中間配当を決議しました。
また、2024年4月3日開催の取締役会において、1株当たり8.0円の期末配当を決議しています。
この結果、年間配当金は15.5円となり、前期の配当金14.0円から増加することが見込まれます。

今後の展望

ケイティケイ株式会社は、中期経営計画「Growth Plan」に沿って、サプライ事業を基盤事業、ITソリューション事業を成長事業と位置付けて各施策を推進しています。
特に、ITソリューション事業では新商品の販売促進や人材投資に力を入れており、中長期的な成長を目指していることがうかがえます。
一時的なコスト増加の影響はありましたが、収益性の向上と財務体質の強化に向けて取り組みを続けていく方針です。

編集部のまとめ

ケイティケイ株式会社の2023年8月期第2四半期決算は、売上高は増加したものの、利益面では一時的なコスト増加の影響を受けて減少しました。
しかし、経常利益や純利益は堅調に推移しており、財務体質も健全であることがうかがえます。
今後は、ITソリューション事業を中心とした新たな成長戦略に注目が集まりそうです。

ケイティケイ株式会社の決算日や配当についてまとめました。

ケイティケイ株式会社の決算期は8月期で、第2四半期は2023年11月21日から2024年2月20日までの期間となります。
また、同社は年間配当金を1株当たり15.5円と前期から増額する予定で、中間配当は7.5円、期末配当は8.0円となっています。
株主還元に積極的な企業として評価されそうです。

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