株式会社ビューティ花壇(旧名称 株式会社ビューティ花壇)の2023年12月期第2四半期決算が発表されました。
同社は、生花祭壇事業や生花卸売事業などを手掛ける企業で、この度の決算はおおむね良好な内容となりました。
企業情報
企業名: 株式会社ビューティカダンホールディングス
証券コード: 30410
決算期: 6月
株式会社ビューティ花壇の決算日・決算時期(スケジュール)は?
同社の決算期は6月決算です。
今回発表されたのは2023年12月期第2四半期(2023年7月1日~2023年12月31日)の決算報告書です。
主な事業
株式会社ビューティ花壇は、生花祭壇事業や生花卸売事業、ブライダル装花事業などを展開しています。
特に「生花祭壇事業」と「生花卸売事業」が同社の主力事業となっており、これらの事業で全売上高の約90%を占めています。
また、その他にもシステム開発事業や就労継続支援事業なども手掛けています。
今期の業績と利益率は?
2023年12月期第2四半期の連結業績は、売上高が35.56億円と前年同期比10.5%増加しました。
一方、営業利益は1.15億円となり、前年同期比5.8%減少しました。
営業利益率は3.2%と前年同期から1.2ポイント低下しています。
売上・利益の推移
直近での売上高と利益の推移は以下の通りです。
売上高は前期から緩やかに増加傾向にあり、当第2四半期は35.56億円と堅調に推移しました。
一方、利益面では、人件費の増加などの影響から当第2四半期の営業利益は1.15億円と前年同期から減少しています。
四半期連結貸借対照表について
2023年12月期第2四半期末の四半期連結貸借対照表は以下の通りです。
資産の部
当第2四半期末の総資産は26.17億円と前期末比1.55億円増加しました。
これは主に売掛金の増加によるものです。
負債の部
当第2四半期末の負債合計は20.97億円と前期末比1.81億円増加しました。
これは主に借入金の増加によるものです。
純資産の部
当第2四半期末の純資産は5.19億円と前期末比0.26億円減少しました。
これは利益剰余金の減少によるものです。
ROAとROE
当第2四半期末のROAは年率換算で2.7%、ROEは同1.4%となっています。
前期末と比べてROAは0.4ポイント、ROEは0.6ポイントそれぞれ低下しています。
これは主に利益が減少したことによるものです。
キャッシュフロー
当第2四半期のキャッシュ・フローは以下の通りです。
営業活動によるキャッシュ・フローは0.98百万円の収入となりました。
一方、投資活動によるキャッシュ・フローは15.56百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは50.49百万円の支出となっています。
この結果、当第2四半期末の現金及び現金同等物の残高は8.90億円となりました。
配当の支払額
当社は2023年9月27日開催の定時株主総会において、1株当たり9円の期末配当を決議しました。
これにより、当期の1株当たり年間配当は18円となっています。
今後の展望
同社は中期経営計画に掲げる「既存事業の収益性改善と新規事業の創出」を基本方針として、さらなる成長を目指しています。
主力事業である生花祭壇事業や生花卸売事業の強化に加え、新サービスの開発やM&Aなどを通じて、企業価値の向上を図っていく方針です。
編集部のまとめ
株式会社ビューティ花壇(現・ビューティカダンホールディングス)は、生花祭壇事業や生花卸売事業を主軸に、堅調な業績を維持しています。
当期の売上高は前年同期比10.5%増加する一方で、利益率は低下しており、今後の収益性改善に注目が集まるところです。
同社は中期経営計画の最終年度を迎え、既存事業の強化と新規事業の創出に取り組むことで、更なる企業価値向上を目指しています。
株式会社ビューティ花壇の決算日や配当についてまとめました。
同社の決算期は6月であり、直近の2023年12月期第2四半期の決算が発表されました。
当期の売上高は35.56億円と好調でしたが、利益率は低下しています。
一方で、1株当たりの年間配当は18円と安定した水準を維持しています。
今後の業績改善と新たな成長戦略への期待が高まるところです。