株式会社ビックカメラの第44期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社ビックカメラの最新決算報告を分析してみました。売上高は2,104億円と前年同期比9.5%の増収となり、経常利益は30億円と57.6%の大幅増益でした。特に免税売上の回復が寄与し、好業績となりました。決算年度は8月末が決算期で、四半期ごとの業績発表や株主配当などのスケジュールも順調に進んでいます。

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企業情報

企業名: 株式会社ビックカメラ
証券コード: 30480
決算期: 2023年8月

株式会社ビックカメラの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ビックカメラの決算期は8月末です。四半期ごとの決算発表スケジュールは順調に進んでいます。今回は2023年9月1日から11月30日までの第1四半期決算報告となっています。

主な事業

株式会社ビックカメラは、家電量販店を中心とした物品販売事業を展開しています。携帯電話販売・代理店事業やBSデジタル放送事業などを子会社を通して手がけており、主力の家電量販事業を支える収益基盤を持っています。これらグループ一体での事業展開でシナジー効果を発揮し、競争力の強化を図っています。

今期の業績と利益率は?

前述の通り、2,104億円の売上高と、30億円の経常利益という好業績となりました。売上高は前年同期比で9.5%の増収、経常利益は57.6%増加しています。免税売上の回復などが寄与した結果、良好な収益性を確保できました。

売上・利益の推移

直近の第1四半期では売上高が2,104億円と前年同期比9.5%増、経常利益は30億円と57.6%増と好調に推移しています。主力の家電販売が堅調に推移し、免税売上の回復もあって増収増益となりました。直近3期では売上高は8,155億円、経常利益は160億円と、着実な成長を遂げています。

四半期連結貸借対照表について

先の第1四半期決算では、総資産が5,012億円と前期末比11.4%増加しました。この主な要因は、売掛金の増加とのれんの増加によるものです。一方、負債合計は3,253億円と19.0%増加し、借入金の増加が影響しています。純資産は1,759億円と前期末比0.3%減少しました。

資産の部

総資産は5,012億円と前期末比増加しています。現金及び預金は減少したものの、売掛金や商品及び製品、のれんが増加したことが主な要因です。特に株式会社TDモバイルの事業を吸収分割で承継したことで、のれんが大幅に増加しました。

負債の部

負債合計は3,253億円と前期末比増加しています。これは買掛金や短期借入金が増加したことが主な要因です。一方で長期借入金は減少しています。負債比率は高まってはいるものの、財務基盤は健全に維持されていると言えます。

純資産の部

純資産は1,759億円と前期末比0.3%減少しました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益が増加した一方で、配当金の支払いにより利益剰余金が減少したためです。自己資本比率は27.4%と健全な水準を維持できています。

ROAとROE

ROAは直近3期で3.7%、3.3%、3.5%と推移しており、ROEは10.5%、12.2%、17.0%と改善傾向にあります。経営資源の効率的活用と収益性の向上が進んでいると評価できます。今後も事業領域の拡大や経営の効率化などにより、さらなる収益力の向上が期待されます。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは好調で、前期は170億円の黒字を計上しています。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローやフリーキャッシュ・フローは赤字も計上しており、財務体質の強化に向けた課題として捉えられます。今後の設備投資や事業買収などの戦略的な資金使途が注目されます。

配当の支払額

直近の決算期では1株当たり10円の配当を実施しています。配当性向は55.2%と安定的な水準を維持しつつ、積極的な利益還元にも努めています。今後も中長期的な視点で株主還元策を検討していくと期待できます。

今後の展望

株式会社ビックカメラは、「専門性と先進性で、より豊かな生活を提案する、進化し続けるこだわりの専門店の集合体」を企業理念に掲げ、経営戦略に取り組んでいます。店舗力の再構築やコスト構造の改善など、収益力の強化に尽力しています。また、携帯電話販売事業の拡大や新規事業の創出など、中長期的な成長戦略にも注力しています。この結果、今後の更なる業績拡大が期待できると考えられます。

編集部のまとめ

株式会社ビックカメラの最新決算では、売上高2,104億円、経常利益30億円と好業績を達成しました。免税売上の回復などにより、増収増益となっています。総資産は5,012億円、純資産は1,759億円と財務基盤も健全に維持されています。ROAやROEも改善傾向にあり、経営の効率化が進んでいます。また、配当性向も安定しており、株主還元にも注力しています。今後は、店舗力の強化や新規事業の創出などにより、更なる成長が期待されます。

株式会社ビックカメラの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ビックカメラの決算日は8月末で、四半期ごとの業績発表が順調に進んでいます。直近の第1四半期決算では、売上高2,104億円、経常利益30億円と好調な結果となりました。配当金は1株につき10円で、配当性向は55.2%と株主還元にも注力しています。今後も、専門性と先進性を活かした事業展開で、さらなる成長が期待されます。

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