あいホールディングス株式会社の第18期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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この度、あいホールディングス株式会社の直近の四半期決算が発表されました。売上高は377億円と前年同期比5.3%の増収、経常利益は140億円と76.2%の大幅増益と好調な業績となっています。同社の主力事業であるセキュリティ機器や情報機器が順調に推移しており、コロナ禍でも安定した収益を確保できていることが分かります。先行きについても堅調な業績が予想され、株主還元も積極的に行われるなど、投資家の注目を集めている企業といえます。

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企業情報

企業名: あいホールディングス株式会社
証券コード: E03006
決算期: 6月

あいホールディングス株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

あいホールディングス株式会社の決算は6月決算で、毎年6月末に決算期を迎えます。第3四半期の今回の決算は2023年7月1日から2024年3月31日までの期間の業績となっています。

主な事業

あいホールディングス株式会社は、セキュリティ機器、カード機器・事務用機器、情報機器、設計事業などを主な事業としています。セキュリティ機器やカード機器・事務用機器では高いシェアを持つとともに、情報機器事業では業務用カッティングマシンなどの製品を販売しています。設計事業も安定的に推移しており、多角的な事業展開を行っている企業といえます。

今期の業績と利益率は?

今期の業績は売上高が377億円、経常利益が140億円と非常に好調です。売上高は前年同期比で5.3%増加、経常利益は76.2%も増加しています。営業利益率は20.6%と高い水準を維持しており、同社の収益力の高さが伺えます。セキュリティ機器やカード機器、情報機器といった主力事業が順調に推移したことが主な要因と考えられます。

売上・利益の推移

直近3年の業績推移を見ると、売上高、営業利益、経常利益、純利益のいずれも増加傾向にあります。特に経常利益と純利益は大幅な増加を示しており、2023年6月期の経常利益は105億円、純利益は82億円と、高い収益性を維持しています。この背景には、セキュリティ機器や情報機器などの主力事業が好調に推移していることがあげられます。

四半期連結貸借対照表について

四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計896億円、負債合計144億円、純資産合計751億円となっています。前期末比で資産は90億円増加し、純資産は78億円増加しています。この背景には、持分法適用会社の取得や投資有価証券の増加などがあげられます。一方で、負債は12億円の増加にとどまっており、健全な財務状況を維持していると評価できます。

資産の部

資産の部では、流動資産が540億円、固定資産が355億円となっています。流動資産では現金及び預金の減少がある一方、受取手形・売掛金の増加や前渡金の増加などがあります。固定資産では、投資有価証券や関係会社株式の増加が主な要因です。

負債の部

負債の部では、流動負債が108億円、固定負債が36億円となっています。流動負債では賞与引当金の増加や前受金の増加などがあり、固定負債では退職給付に係る負債の増加があります。

純資産の部

純資産の部では、資本金50億円、利益剰余金616億円となっています。利益剰余金の大幅な増加が純資産の増加に寄与しています。また、自己資本比率は83.3%と非常に高い水準を維持しており、財務の健全性が高いといえます。

ROAとROE

ROAは前年同期比で0.4ポイント上昇し、12.5%となっています。また、ROEは前年同期比で2.5ポイント上昇し、15.4%となっています。これらの高い指標は、同社の高い収益性と資産効率の良さを示しています。今後も業績の拡大と株主還元の継続が期待されます。

キャッシュフロー

四半期連結キャッシュ・フロー計算書によると、営業活動によるキャッシュ・フローは28億円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローは99億円の支出となっています。投資活動の支出は主に関係会社株式の取得によるものです。一方、財務活動によるキャッシュ・フローは42億円の支出となっており、配当金の支払いが主な要因です。全体としては、現金及び現金同等物が60億円減少しています。

配当の支払額

あいホールディングス株式会社は、株主還元を積極的に行っています。2023年9月期の中間配当は1株当たり45円、年間では90円の配当を予定しています。この水準は前期の年間配当70円から大幅に増加しており、配当性向は38.1%となっています。今後も堅調な業績を背景に、株主還元の拡大が期待されます。

今後の展望

あいホールディングス株式会社は、セキュリティ機器や情報機器など主力事業の好調な業績を背景に、今後も安定した成長が期待されます。また、M&Aなどの成長投資にも取り組んでおり、さらなる事業拡大が見込まれます。加えて、株主還元の強化にも積極的で、今後の業績拡大と併せて投資家の関心が高まるものと考えられます。

編集部のまとめ

あいホールディングス株式会社は、セキュリティ機器やカード機器、情報機器などの主力事業が好調に推移し、売上高、利益ともに大幅な増加を果たしました。財務面でも健全性が高く、積極的な株主還元も行っています。今後も新規事業の開拓や成長投資を通じて、更なる業績拡大が期待される企業といえるでしょう。

あいホールディングス株式会社の決算日や配当についてまとめました。

あいホールディングス株式会社は6月決算を行っており、中間配当と期末配当を行っています。今期は年間配当90円と前期から大幅に増加しており、高い株主還元を行っています。今後も堅調な業績を背景に、さらなる増配が期待されます。

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