株式会社ジェーソンの第40期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社ジェーソンの第1四半期決算がリリースされました。売上高は前年同期比1.1%減の72億円、営業利益は前年同期比13.0%減の3.14億円と、やや苦戦した模様です。しかし、利益率の維持や財務体質の健全性などが確認できる決算となっています。今後の同社の成長にご期待ください。

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企業情報

企業名: 株式会社ジェーソン
証券コード: E03509
決算期: 2月末

株式会社ジェーソンの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ジェーソンの決算日は2月末です。また、四半期決算は5月、8月、11月、2月の年4回行われています。今回の決算は2024年3月1日から2024年5月31日までの第1四半期決算となります。

主な事業

株式会社ジェーソンは、コンビニエンスストアを中心に事業を展開しています。主な事業内容は、日用品、食品、飲料の販売です。全国に113店舗を構え、主に関東地方を中心に店舗網を広げています。地域に密着したチェーンストア経営を行っており、ローコスト経営を目指しています。

今期の業績と利益率は?

今期の業績は売上高が前年同期比1.1%減の72億円、経常利益は前年同期比12.4%減の3.24億円となりました。利益率は経常利益率が4.5%と、前年同期と比べやや低下しています。しかし、ローコスト経営により、全体としては健全な収益性を維持できている様子です。

売上・利益の推移

過去1年間の売上高は287億円、経常利益は6.03億円でした。前年同期と比較すると、売上高は1.1%減、経常利益は12.4%減となっています。主力商品であるペットボトル飲料の販売が好調だったものの、商品ラインナップの偏りにより全体としては苦戦したようです。今後は、更なる商品ラインナップの最適化に取り組み、収益性の改善を目指します。

四半期連結貸借対照表について

株式会社ジェーソンの四半期連結貸借対照表を見てみると、総資産は115億円と前期末から7.6億円増加しました。内訳としては、現金預金が4.5億円、商品が3.2億円増加しています。一方、負債は53.7億円と前期末から7.3億円増加し、借入金や買掛金が増加しています。純資産は61.5億円と前期末から0.3億円増加しており、財務体質は健全に推移しています。

資産の部

資産の部では、現金預金が44.7億円と前期末から2.5億円増加しました。また、商品が27.5億円と前期末から3.2億円増加しています。これらは、主力商品の需要増加などが背景にあると考えられます。一方で、有形固定資産は20.3億円と前期末から0.2億円増加しました。

負債の部

負債の部では、買掛金が21.0億円と前期末から4.8億円増加しました。また、借入金が29.0億円と前期末から1.6億円増加しています。これらは、商品仕入れや設備投資等の資金需要の増加によるものと思われます。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が55.7億円と前期末から0.3億円増加しています。これにより、自己資本比率は53.4%と、健全な水準を維持できています。また、1株当たり純資産は480円となっています。

ROAとROE

ROA(総資産経常利益率)は2.8%、ROE(自己資本当期純利益率)は3.2%となっています。前年同期と比較すると、ROAは0.2ポイント、ROEは0.3ポイントそれぞれ低下しています。これは、主に売上高と経常利益の減少による影響です。しかし、依然として一定の収益性を維持できている水準にあると言えます。

キャッシュフロー

当第1四半期のキャッシュ・フローを見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは2.5億円のプラスとなっています。これは、主に税金等調整前四半期純利益の計上や仕入債務の増加などによるものです。一方、投資活動によるキャッシュ・フローは0.3億円のマイナスとなっており、主に有形固定資産の取得によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは0.8億円のマイナスとなっています。

配当の支払額

株式会社ジェーソンは、年2回の配当を実施しています。前期(2023年2月期)は1株当たり13円の配当を行いました。今期(2024年2月期)も同額の配当を予定しており、総額1.67億円の配当を支払う見通しです。配当性向は約28%となっています。

今後の展望

株式会社ジェーソンは、ローコスト経営を武器に、地域密着型の小売事業を展開しています。今期の厳しい状況を受け、今後は商品ラインナップの最適化や物流の効率化等に取り組み、収益性の改善を目指します。また、新店舗の出店オリジナル商品の拡充など、グループ全体の成長に向けた取り組みも積極的に進めていく予定です。引き続き、地域の生活インフラとしての機能を高めつつ、企業価値の向上を目指していきます。

編集部のまとめ

株式会社ジェーソンの第1四半期決算は、売上高や利益の減少となりましたが、依然として健全な収益性を維持できている状況です。今後は、商品ラインナップの最適化や物流効率化などに取り組み、収益力の改善を目指します。また、新店舗出店やオリジナル商品の拡充など、グループ全体の成長に向けた施策にも期待が持てそうです。地域に根付いたコンビニエンスストアチェーンとしての地位を確実に築いていくことが同社の今後の課題と言えるでしょう。

株式会社ジェーソンの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ジェーソンの決算日は2月末で、年4回の四半期決算を行っています。また、年2回の配当を実施しており、前期は1株当たり13円の配当を行いました。今期も同額の配当を予定しており、業績の健全性が確認できる決算となっています。

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