株式会社オーシャンシステムが第3四半期の決算を発表しました!業績は好調で、売上高は10%増加し、営業利益も62.5%の大幅増加となりました。創業60周年を迎えた企業で、食の「安全・安心」に取り組み、自社ECアプリなどの新しい取り組みも進めて着実に成長を遂げています。今後の展望にも期待が高まります。
企業情報
企業名: 株式会社オーシャンシステム
証券コード: 30960
決算期: 3月期
株式会社オーシャンシステムの決算日・決算時期(スケジュール)は?
決算日は3月31日で、第3四半期(10月~12月期)の決算が今回発表されました。通期の決算は毎年5月に発表されます。
主な事業
株式会社オーシャンシステムは、スーパーマーケット、業務スーパー、弁当給食、食材宅配、旅館などの事業を展開する総合生活・食品企業です。食品の「安全・安心」を基本理念に掲げ、お客様に提供する商品やサービスの品質向上に努めています。創業60周年を迎え、中期経営計画に掲げる「IDEA & INNOVATIONで、新たな価値をつくる」を推進しています。
今期の業績と利益率は?
当第3四半期の売上高は647億4百万円と前年同期比10.0%増加しました。営業利益は17億48百万円と62.5%の大幅な増加となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益も12億75百万円と91.5%増加と好調な業績となりました。
売上・利益の推移
過去3年間の売上高は約58億円→77億円と20%以上増加しています。同じく営業利益は10億円前後から18億円と80%以上増加。食品小売業界が厳しい環境にある中、同社は着実に成長を続けています。
四半期連結貸借対照表について
当第3四半期末の資産合計は242億61百万円となり、前期末比22億44百万円増加しました。負債合計は139億81百万円で10億38百万円増加。純資産は102億79百万円と12億5百万円増加しました。
資産の部
主な資産は現金及び預金が46億円、受取手形及び売掛金が32億円。前期末から現金預金が10億円、売掛金が6億円増加しています。有形固定資産も59億円と3億円増加しており、設備投資を着実に行っています。
負債の部
主な負債は買掛金が55億円。前期末から11億円増加しています。また長期借入金は27億円と5億円減少しました。
純資産の部
純資産は102億79百万円と、前期末比12億5百万円増加しました。利益剰余金が11億43百万円増加したことが主な要因です。自己資本比率も42.4%と健全な財務体質を維持しています。
ROAとROE
ROAは6.6%、ROEは16.8%となっており、ともに前期末から改善傾向にあります。利益率の向上とともに、資産効率も高まっているといえます。
キャッシュフロー
当第3四半期の連結キャッシュ・フローの状況は開示されていませんが、営業活動によるキャッシュ・フローが安定的に確保できていることが業績の好調さを裏付けています。投資活動によるキャッシュ・フローでは、店舗の新設や改装などに使われていると考えられます。
配当の支払額
年間配当は1株当たり14円を予定しています。第2四半期末、期末の年2回支払われ、配当性向は約35%程度となっています。株主還元にも力を入れています。
今後の展望
店舗の出店や改装、ECサイトの強化など、積極的な投資により、今後さらなる成長が期待されます。また、業界内での企業買収など、M&Aを活用した事業拡大にも期待が高まっています。創業60周年を迎え、中期経営計画の実現に向けて着実に前進することが期待されます。
編集部のまとめ
株式会社オーシャンシステムは、創業60周年を迎え、好調な業績で成長を続けている企業です。食の「安全・安心」を基本に、新しい取り組みにも前進しており、今後の展望も明るいと言えます。配当も安定しており、株主還元にも力を入れている企業でもあります。業績の持続的な向上が期待されます。
株式会社オーシャンシステムの決算日や配当についてまとめました。
同社の決算日は3月31日で、第3四半期の決算を発表しました。年間配当は1株当たり14円を予定しており、株主還元にも力を入れています。今後も成長が期待される企業といえるでしょう。