シキボウ株式会社の第211期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

この度、シキボウ株式会社の最新の四半期決算報告が公開されました。売上高は290億56百万円と前年同期比2.1%の増加となり、経常利益は8億27百万円と6.1%増加と好調な業績を残しました。主力の繊維事業は市況回復に伴い赤字幅が縮小し、産業資材事業と不動産・サービス事業もプラスに転じています。企業は引き続きコロナ禍からの復活と成長加速に向けて取り組んでいます。

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企業情報

企業名: シキボウ株式会社
証券コード: 31090
決算期: 3月期

シキボウ株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

シキボウ株式会社の決算日は3月31日です。通常の決算スケジュールとしては、期末決算の有価証券報告書を6月末に提出し、その後の8月頃に第2四半期決算の中間報告書を、11月頃に第3四半期決算の四半期報告書を、そして次年度5月頃に期末決算の有価証券報告書を提出するといった流れになります。

主な事業

シキボウ株式会社は、繊維事業産業資材事業不動産・サービス事業の3つを柱とする総合素材メーカーです。繊維事業では、原糸販売、衣料品、ユニフォーム、ニット製品、生活資材などを手掛けています。産業資材事業では、ドライヤーカンバス、フィルタークロス、化成品、複合材料などの製品を製造・販売しています。不動産・サービス事業では、不動産の賃貸やリネンサプライなどを行っています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の売上高は290億56百万円と前年同期比2.1%の増加となり、経常利益は8億27百万円と6.1%の増益となっています。主力の繊維事業は市況の回復に伴い赤字幅が縮小し、産業資材事業と不動産・サービス事業もプラスに転じたことで、全体として増収増益の良好な業績となりました。

売上・利益の推移

2023年3月期第3四半期の売上高は290億56百万円と前年同期比2.1%増、経常利益は8億27百万円と6.1%増加しています。コロナ禍の影響を受けていた事業が徐々に回復基調にあり、原材料高騰などの影響も価格転嫁などで吸収できていることが好業績の背景にあります。前期は1億25百万円の増益だった経常利益が、今期は8億27百万円へと大幅に伸長しました。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期連結会計期間末の総資産は828億90百万円と前年度末比8億46百万円の増加となりました。主な増加要因は、現金及び預金や有形固定資産の増加です。一方、負債は491億69百万円と前年度末比4億83百万円の増加、純資産は337億20百万円と3億63百万円の増加となっています。

資産の部

流動資産は245億72百万円と前年度末比1億66百万円の減少となりました。一方、固定資産は583億17百万円と10億12百万円の増加となっています。主な要因は、現金及び預金の増加と建設仮勘定の増加です。

負債の部

流動負債は185億17百万円と前年度末比14億8百万円の増加、固定負債は306億52百万円と9億25百万円の減少となっています。有利子負債が増加したことが主な要因です。

純資産の部

純資産は337億20百万円と前年度末比3億63百万円の増加となっています。その他有価証券評価差額金の増加などが主な要因です。自己資本比率は40.7%と前年度末比0.1ポイント増加しています。

ROAとROE

ROA(総資産利益率)は前年同期の0.8%から0.6%に減少しています。一方、ROE(自己資本利益率)は前年同期の3.9%から1.5%に減少しました。これは、特別利益の減少により親会社株主に帰属する四半期純利益が大幅に減少したことが主な要因です。今後は、引き続き主力事業の収益性改善に取り組み、ROA、ROEの向上を目指していく方針です。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローにつきましては、営業活動によるキャッシュ・フローが+11億62百万円、投資活動によるキャッシュ・フローが-11億63百万円、財務活動によるキャッシュ・フローが+5億40百万円となりました。資金の運用と調達が概ね均衡し、現金及び現金同等物の期末残高は55億31百万円となっています。

配当の支払額

2023年6月29日開催の定時株主総会の決議に基づき、1株当たり50円の配当金を支払いました。この結果、配当金の総額は584百万円となりました。なお、前期は1株当たり40円の配当でしたので、今期は10円増配となっています。

今後の展望

シキボウ株式会社は、中期経営計画「ACTION22−24」の2年目として、コロナ禍からの復活と長期ビジョンの実現に向けた成長の加速に取り組んでいます。新たな事業の創出や既存事業の収益性改善など、経営基盤の強化と新たな成長の芽の育成に力を入れています。今後も、変化の激しい事業環境の中で、しっかりとしたコストコントロールと柔軟な事業ポートフォリオの見直しを進め、企業価値の向上を目指していきます。

編集部のまとめ

シキボウ株式会社の最新決算は、売上高、経常利益ともに前年同期を上回る好業績となりました。コロナ禍の影響が徐々に和らぎ、各事業が回復基調にあることが要因です。今後は新中核事業の育成など、成長加速に向けた取り組みを進めていくとのことで、引き続き注目していく必要がありそうです。配当も前期比10円増配と株主還元も強化しており、株主の皆様にとっても嬉しいニュースと言えるでしょう。

シキボウ株式会社の決算日や配当についてまとめました。

シキボウ株式会社の決算日は3月31日で、通常の決算スケジュールとしては、6月末に期末決算の有価証券報告書を提出し、その後8月頃に第2四半期決算の中間報告書、11月頃に第3四半期決算の四半期報告書、そして次年度5月頃に期末決算の有価証券報告書を提出するという流れです。また、2023年6月29日開催の定時株主総会の決議に基づき、1株当たり50円の配当金を支払っており、前期から10円の増配となっています。

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