株式会社ＵＮＩＶＡ・Ｏａｋホールディングスの最新の決算報告書が公表されました。この企業は、金融事業や再生可能エネルギー事業など、様々な事業領域に取り組んでおり、今回の決算では新たな事業領域の立ち上げなどが注目されます。決算内容をわかりやすく解説していきますので、ぜひご覧ください。
企業情報
企業名: 株式会社ＵＮＩＶＡ・Ｏａｋホールディングス
証券コード: 31130
決算期: 2023年３月期第３四半期
株式会社ＵＮＩＶＡ・Ｏａｋホールディングスの決算日・決算時期(スケジュール）は？
株式会社ＵＮＩＶＡ・Ｏａｋホールディングスの決算日は３月31日です。第３四半期決算では2023年12月31日時点での業績を発表しています。
主な事業
株式会社ＵＮＩＶＡ・Ｏａｋホールディングスは、金融事業、クリーンエネルギー事業、ビューティー＆ヘルスケア事業、デジタルマーケティング事業などを展開しており、これらの事業を通じて、新しい価値の創造と持続可能な社会の実現に取り組んでいます。
今期の業績と利益率は？
当第３四半期連結累計期間の業績は、売上高が39億34百万円となり、前年同期比で270.7%の大幅な増収となりました。一方で、営業損失は11億19百万円と赤字となっています。これは主に新規事業への先行投資などによるものです。
売上・利益の推移
直近の３期における売上高と利益の推移をみると、売上高は増加傾向にあるものの、営業損失も継続しているのが現状です。新規事業の立ち上げに伴う先行投資の影響が大きいと考えられます。今後は、各事業の収益力強化に向けた取り組みがカギとなってきます。
四半期連結貸借対照表について
当第３四半期連結会計期間末の財政状態を示す四半期連結貸借対照表をみると、総資産は73億９百万円となっています。前連結会計年度末と比べ２億51百万円減少しています。
資産の部
資産の部では、現預金が11億20百万円、営業投資有価証券が１億７百万円となっています。前連結会計年度末と比べ現預金が減少しているものの、なお一定の資金を保有しています。
負債の部
負債の部では、短期借入金が４億90百万円、長期借入金が11億74百万円となっており、前連結会計年度末から７億78百万円増加しています。
純資産の部
純資産の部では、34億75百万円となっており、前連結会計年度末から10億29百万円減少しています。これは主に親会社株主に帰属する四半期純損失の計上によるものです。
ROAとROE
ROA（総資産経常利益率）は -13.6%、ROE（自己資本当期純利益率）は -17.5%となっており、前年同期と比べ低下しています。これは、事業投資に伴う赤字体質の継続によるものです。今後は、各事業の収益性を高め、ROAやROEの改善につなげていくことが課題となっています。
キャッシュフロー
当第３四半期連結累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローは△10億93百万円の支出超過となっています。これは、税金等調整前四半期純損失の計上や営業投資有価証券の減少などによるものです。投資活動によるキャッシュ・フローは、74百万円の収入となっています。財務活動によるキャッシュ・フローは、７億97百万円の収入を計上しています。
配当の支払額
当第３四半期連結累計期間における配当金の支払はありませんでした。今後の業績動向を見極めながら、株主還元策の検討が必要になってくると考えられます。
今後の展望
株式会社ＵＮＩＶＡ・Ｏａｋホールディングスは、新しい事業領域への進出を積極的に行っています。金融事業の収益力向上や、クリーンエネルギー事業、ビューティー＆ヘルスケア事業、デジタルマーケティング事業の立ち上げなどに注力しています。赤字体質の早期改善と、中長期的な企業価値の向上に期待が寄せられています。
編集部のまとめ
株式会社ＵＮＩＶＡ・Ｏａｋホールディングスの決算報告では、金融事業の収益力向上や新規事業の立ち上げなどが注目されました。売上高は大幅に増加したものの、先行投資の影響で営業損失が継続していることが課題となっています。今後は、各事業の収益性向上に取り組み、早期の黒字化と企業価値の向上が期待されます。
株式会社ＵＮＩＶＡ・Ｏａｋホールディングスの決算日や配当についてまとめました。
株式会社ＵＮＩＶＡ・Ｏａｋホールディングスの決算日は３月31日で、第３四半期決算では2023年12月31日時点での業績を発表しています。配当については、当第３四半期連結累計期間では行われていませんが、今後の業績次第で検討されるものと思われます。
