マクニカホールディングス株式会社の最新の決算情報をご紹介します。売上高やOR、PERなど好調な業績を誇ったようですね。詳しいデータをお見せしますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
企業情報
企業名: マクニカホールディングス株式会社
証券コード: 31320
決算期: 2023年3月31日
マクニカホールディングス株式会社の決算日・決算時期(スケジュール）は？
マクニカホールディングス株式会社の決算は3月31日に行われます。四半期決算も1年に4回(6月、9月、12月、3月)実施されています。株主の皆様には、決算発表後すぐに業績報告がされるので、常に最新の情報を把握できます。
主な事業
マクニカホールディングス株式会社は、集積回路や電子デバイスの販売を中心に事業を展開しています。特に、産業機器、車載、ITなどの分野に強みを持っています。また、ネットワークソリューションの提供も行っており、幅広いサービスを顧客に提供しています。
事業の中心は集積回路や電子部品の卸売ですが、自社ブランドの製品開発や海外事業の展開など、多角化を進めています。
今期の業績と利益率は？
マクニカホールディングス株式会社の今期の業績は好調でした。
売上高は800,303百万円と前年同期比で4.2%増加しました。営業利益は51,310百万円と13.3%の増加となり、経常利益率は6.1%を記録しています。当期純利益は35,158百万円と大幅な増益となりました。
売上・利益の推移
マクニカホールディングス株式会社の売上・利益の推移は好調です。売上高は年々増加傾向にあり、最近3年間で1,000,000百万円を超える水準となっています。利益面でも、営業利益、経常利益、当期純利益のいずれも増加基調にあり、ROAやROEも15%前後の水準を維持しています。同業他社と比べても高い収益性を誇っている企業だと言えるでしょう。
四半期連結貸借対照表について
マクニカホールディングス株式会社の四半期連結貸借対照表を見てみましょう。資産合計は516,847百万円となっています。負債合計は277,236百万円で、その主な内訳は支払手形・買掛金や短期借入金などです。
一方、純資産合計は239,611百万円と、自己資本比率は44.7%と高い水準にあります。健全な財務体質を維持できているということができるでしょう。
資産の部
資産の部では、流動資産が487,253百万円と大半を占めています。現金・預金や受取手形・売掛金などが主な内訳です。固定資産は29,594百万円で、有形・無形固定資産や投資有価証券などが含まれています。
負債の部
負債の部では、流動負債が266,370百万円と大部分を占めています。支払手形・買掛金や短期借入金などが主な項目です。固定負債は10,866百万円と比較的小さい規模となっています。
純資産の部
純資産の部では、株主資本が208,759百万円となっています。資本金や利益剰余金などが計上されています。また、為替換算調整勘定などのその他の包括利益累計額も22,413百万円計上されており、純資産合計は239,611百万円となっています。
ROAとROE
マクニカホールディングス株式会社のROAは直近9.8%、ROEは14.6%となっています。どちらも高い水準にあり、経営の効率性が高いことがわかります。特にROEは同業他社と比べても上位に位置しており、株主価値の向上に貢献できている企業だと評価できるでしょう。この高い収益性を維持していくことが今後の課題となるでしょう。
キャッシュフロー
マクニカホールディングス株式会社の営業活動によるキャッシュ・フローは37,007百万円の増加となっています。一方、投資活動によるキャッシュ・フローは3,378百万円の減少、財務活動によるキャッシュ・フローは43,943百万円の減少となっています。
これらの結果、現金及び現金同等物の四半期末残高は28,785百万円となっています。営業活動によるキャッシュ・インフローが大きいことから、財務体質は健全であると言えるでしょう。
配当の支払額
マクニカホールディングス株式会社は、1株当たり配当金を年間155円支払う予定です。前年同期比で20円増配となっており、株主還元も強化されています。
配当性向は約25%程度と、目標とする30-50%の範囲内にあります。今後も安定配当と株主還元の向上に取り組んでいくと考えられます。
今後の展望
マクニカホールディングス株式会社は、引き続き集積回路や電子デバイスの販売事業を中心に拡大していく方針です。加えて、ネットワークソリューションの提供やグローバル展開の強化にも注力していきます。
半導体不足の改善や新型コロナの収束など、外部環境の変化にも対応しながら、持続的な成長と企業価値の向上を目指していくことが期待されます。
編集部のまとめ
マクニカホールディングス株式会社は、半導体や電子デバイスの販売を中心とした高収益な事業モデルを構築しており、売上高、営業利益、当期純利益のいずれも増加基調にあります。自己資本比率も44.7%と健全な財務体質を維持しています。
今後も競争力のある製品ラインナップと積極的な事業投資により、持続的な成長を遂げていくと期待されます。株主還元も強化されており、投資家にとっても魅力的な銘柄だと言えるでしょう。
マクニカホールディングス株式会社の決算日や配当についてまとめました。
マクニカホールディングス株式会社は3月31日に決算を行っています。年間配当金は1株当たり155円と、株主還元も強化されています。決算発表後すぐに四半期ごとの業績報告があり、株主の皆様は常に最新情報を把握できます。
今後も業績拡大と株主還元の向上に期待が高まっている企業だと言えるでしょう。
