株式会社グリムスの第19期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社グリムスの2023年度第3四半期の決算報告が発表されました。主に再生可能エネルギー機器の販売と電力小売事業を手掛けるこの企業の業績は好調で、売上高は前年同期比2.6%減の23,750百万円営業利益は67.2%増の4,725百万円と大幅な増益となりました。

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企業情報

企業名: 株式会社グリムス
証券コード: E22547
決算期: 3月期

株式会社グリムスの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社グリムスの決算日は3月31日で、決算発表は翌年の6月末と11月中旬(第2四半期決算)、2月中旬(第3四半期決算)に行われています。

主な事業

株式会社グリムスは、事業用太陽光発電システムの販売や、省エネ機器の販売、電力小売事業などを主力事業として展開しています。近年は脱炭素化の流れもあり、再生可能エネルギー関連の製品・サービスが好調に推移しています。

今期の業績と利益率は?

2023年度第3四半期の業績は売上高が23,750百万円営業利益は4,725百万円と、前年同期比でそれぞれ2.6%減、67.2%増となりました。営業利益率は19.9%と高水準を維持しており、収益性の高い事業構造が特徴的です。

売上・利益の推移

過去3年間の売上高推移をみると、2022年3月期31,392百万円、2023年3月期(見込み)32,000百万円と順調に増加しています。一方で利益面では、2022年3月期の営業利益が3,688百万円だったものが、2023年3月期(見込み)は5,000百万円と大幅な増益が見込まれています。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月末時点の総資産は20,379百万円で、前期末から3,161百万円の増加となっています。資産の部では、現金及び預金の増加や投資有価証券の増加が主な要因です。一方、負債の部では支払手形・買掛金や未払法人税等が増加しています。

資産の部

資産の部では、流動資産が15,680百万円で前期末から1,512百万円増加しました。主な増加要因は、現金及び預金が1,394百万円増加したことと、商品が632百万円増加したことです。また、固定資産は4,698百万円と、前期末から1,649百万円増加しました。この増加の主な要因は、投資有価証券が1,501百万円増加したことによるものです。

負債の部

負債の部では、流動負債が5,480百万円と前期末から817百万円増加しました。主な増加要因は、支払手形及び買掛金が312百万円、未払法人税等が196百万円、未払消費税等が196百万円、預り金が220百万円増加したことによるものです。一方、固定負債は2,318百万円と前期末から227百万円減少しました。

純資産の部

純資産の部では、12,580百万円と前期末から2,571百万円増加しました。これは主に、親会社株主に係る四半期包括利益により3,216百万円増加したことによるものです。また、新株予約権の行使により資本金・資本剰余金がそれぞれ38百万円増加した一方で、剰余金の配当により736百万円減少しました。

ROAとROE

株式会社グリムスのROA(総資産経常利益率)は23.4%ROE(自己資本当期純利益率)は25.3%となっています。これらの高い水準の収益性は、主力のエネルギーコストソリューション事業と小売電気事業の高い収益力によるものです。特に小売電気事業の収益性が大幅に改善したことが大きな要因となっています。

キャッシュフロー

株式会社グリムスは、営業活動によるキャッシュ・フローが堅調に推移しています。これは主に売掛金の回収や仕入債務の増加などによるものです。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローはマイナスとなっていますが、これは主に有価証券の取得による支出によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローについては、配当金の支払いがあったものの、全体としては堅調な状況です。

配当の支払額

株式会社グリムスは、株主への利益還元を重視しており、2023年6月期の年間配当は32円2023年12月期の中間配当は15円と、着実に増配を続けています。今後も安定的な配当の実施を目指していくとのことです。

今後の展望

株式会社グリムスは、事業用太陽光発電システムの販売拡大や、電力小売事業における採算性の向上を成長戦略の柱としています。再生可能エネルギーの需要拡大に加え、電力料金高騰への対応ニーズの高まりから、今後も業績の伸長が期待されます。脱炭素化への貢献と収益性の両立を目指す同社の取り組みに注目が集まっています。

編集部のまとめ

株式会社グリムスは、再生可能エネルギー関連製品や省エネ機器の販売、電力小売事業といった成長分野に注力しており、その成果が第3四半期の業績にも表れています。特に電力小売事業の収益性が大幅に改善したことが大きな要因となっています。今後も、eco関連事業の伸長とコスト管理の徹底により、収益力の向上が期待されます。株主還元も積極的に行っており、安定的な配当の実施が注目されます。

株式会社グリムスの決算日や配当についてまとめました。

株式会社グリムスの決算日は3月31日で、年2回の決算発表(第2四半期、第4四半期)を行っています。2023年3月期の期末配当は17円、中間配当は15円と、安定した配当政策を実施しています。今後も成長戦略を着実に進めることで、株主還元の拡大も期待できそうです。

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