メディアスホールディングス株式会社の第15期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

医療・福祉
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メディアスホールディングス株式会社の最新決算が公開されました。医療機器販売事業を手掛ける同社は、新型コロナウイルス感染症の影響で医療需要が回復に向かっているなか、手術室関連製品の販売が好調に推移しています。また、介護・福祉事業においてもレンタル事業やストーマ製品の販売が好調に推移しました。一方で、物価上昇や円安の影響で販売費及び一般管理費が増加し、増収ながら減益となりました。今後は事業拡大によるシナジー効果の発揮に期待がかかります。

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企業情報

企業名: メディアスホールディングス株式会社
証券コード: 31540
決算期: 2023年6月30日

メディアスホールディングス株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

メディアスホールディングス株式会社は6月末決算の企業です。四半期決算は9月末、12月末、3月末に行われています。

主な事業

メディアスホールディングス株式会社は、医療機器販売事業介護・福祉事業を行っています。医療機器販売事業では病院等の医療施設に医療機器を販売しており、同社の基幹事業となっています。一方で介護・福祉事業では介護福祉機器のレンタルや販売を行っています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高が193,116百万円と前年同期比6.5%増、営業利益は1,653百万円と30.7%減となりました。増収ながら減益となった要因は、物価上昇や円安の影響で販売費及び一般管理費が増加したためです。利益率は営業利益率が0.9%と前年同期の1.3%から低下しています。

売上・利益の推移

メディアスホールディングス株式会社は、直近3年の売上高が181,388百万円193,116百万円と順調に増加しています。一方で、営業利益は2,386百万円1,653百万円と減少傾向にあります。販売費及び一般管理費の増加により、増収ながら減益となっています。

四半期連結貸借対照表について

メディアスホールディングス株式会社の資産は前期末比17,723百万円増加し、115,179百万円となりました。これは主に現金及び預金や受取手形及び売掛金の増加によるものです。一方、負債は16,510百万円増加し、95,394百万円となりました。支払手形及び買掛金や短期借入金の増加が主な要因です。純資産は1,212百万円増加し、19,785百万円となっています。

資産の部

資産の部では、流動資産が前期末比14,889百万円増加し、91,117百万円となりました。これは主に現金及び預金、受取手形及び売掛金が増加したことによります。固定資産は2,834百万円増加し、24,061百万円となっています。

負債の部

負債の部では、流動負債が16,040百万円増加し、87,583百万円となりました。支払手形及び買掛金、短期借入金が増加したためです。固定負債は469百万円増加し、7,810百万円となっています。

純資産の部

純資産の部では、前期末比1,212百万円増加し、19,785百万円となりました。利益剰余金やその他有価証券評価差額金の増加が主な要因です。

ROAとROE

メディアスホールディングス株式会社のROAは前期の1.9%から当期が1.1%と低下しており、ROEも前期の8.2%から当期6.0%と低下しています。これは増収ながら減益となったことで収益性が低下したためです。今後は事業拡大によるシナジー効果の発揮が課題となっています。

キャッシュフロー

メディアスホールディングス株式会社の当第3四半期連結累計期間のキャッシュフローは公表されていませんが、前期のキャッシュフローでは営業活動によるキャッシュフローが2,882百万円のプラス、投資活動によるキャッシュフローが-2,280百万円のマイナス、財務活動によるキャッシュフローが-271百万円のマイナスとなっています。今後の設備投資や運転資金の確保が課題となっています。

配当の支払額

メディアスホールディングス株式会社の配当は、前期は年間19円、当期は22円と増配となっています。安定的な配当を実施しています。

今後の展望

メディアスホールディングス株式会社は、医療機器販売事業介護・福祉事業の2つの柱で事業を展開しています。医療機器販売事業では新型コロナ禍の影響を受けつつも、手術室関連製品の販売が好調に推移しています。一方で介護・福祉事業でもレンタル事業やストーマ製品の販売が伸びています。今後はグループシナジーの発揮に期待がかかっています。

編集部のまとめ

メディアスホールディングス株式会社は、医療機器販売事業と介護・福祉事業を手掛ける企業です。当第3四半期連結累計期間は、医療需要の回復に伴い手術室関連製品の販売が好調でしたが、物価上昇や円安の影響で販売費及び一般管理費が増加し、増収減益となりました。今後はグループシナジーの発揮に期待があり、安定した配当も魅力といえます。

メディアスホールディングス株式会社の決算日や配当についてまとめました。

メディアスホールディングス株式会社は6月末決算の企業で、四半期決算は9月末、12月末、3月末に行われています。配当は前期19円、当期22円と増配となっており、安定した配当が特徴です。今後は医療機器販売事業と介護・福祉事業のシナジー効果に期待がかかります。

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