ジオリーブグループ株式会社の第15期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

ジオリーブグループ株式会社の2023年12月期第3四半期決算が発表されました。当社はこれまでジューテックホールディングス株式会社として建材や住宅設備機器の卸売を行ってきましたが、今回社名を変更しグループ統合による新しいステージに入りました。製品開発やサービスの拡充など、さらなる企業価値向上に取り組んでいます。

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企業情報

企業名: ジオリーブグループ株式会社
証券コード: 31570
決算期: 3月期

ジオリーブグループ株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

ジオリーブグループ株式会社の決算は3月期です。第3四半期の決算は2023年12月31日時点での業績となります。本決算は2024年6月下旬に発表される予定です。

主な事業

ジオリーブグループ株式会社は、住宅・建築向けの資材販売事業を行っています。合板、建材、住宅設備機器、DIY商品などを扱い、国内の建材商社として大手企業のひとつです。一般住宅や店舗、オフィスなどの建築・リフォーム工事に必要な幅広い商品を取り扱っています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期の売上高は125,954百万円と前年同期比で8.8%減となりました。一方で、営業利益は1,603百万円と前年同期比で44.0%減となっています。これは、原材料価格の高騰や物流コストの上昇などの影響を受けたためです。ただし、経常利益は3,108百万円と堅調に推移しており、利益率も一定水準を維持できています。

売上・利益の推移

ジオリーブグループ株式会社の過去3年間の売上高は138,056百万円125,954百万円182,768百万円と推移しており、利益面でも経常利益が3,542百万円3,108百万円2,978百万円と一定の水準を維持しています。建設需要の変動の影響を受けつつも、事業基盤は安定しているといえます。

四半期連結貸借対照表について

ジオリーブグループ株式会社の当第3四半期連結貸借対照表では、資産合計が77,735百万円となっています。前期末と比べて710百万円減少しています。負債合計は56,160百万円で、前期末に比べて1,686百万円減少しています。純資産は21,574百万円となっており、自己資本比率は27.8%と健全な水準を維持しています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が14,472百万円と前期末から2,375百万円増加しています。一方で、売掛債権が30,521百万円と前期末から2,347百万円減少しています。また、投資有価証券が1,682百万円と前期末から735百万円減少しています。

負債の部

負債の部では、仕入債務が30,702百万円と前期末から869百万円減少しています。また、長期借入金が3,375百万円と前期末から419百万円減少しています。これにより、全体の負債水準が低下しています。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が19,989百万円と前期末から1,280百万円増加しています。この結果、自己資本比率は27.8%と前期末から1.5ポイント上昇しています。

ROAとROE

ジオリーブグループ株式会社のROA(総資産利益率)は過去3年間でおおむね3%前後で推移しています。一方、ROE(自己資本利益率)は10%前後の水準を維持しており、収益性と資本効率性のバランスが取れています。これは事業基盤の安定性と株主重視の経営姿勢が反映された結果だと考えられます。

キャッシュフロー

ジオリーブグループ株式会社のキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュ・インフローが2,796百万円と堅調に推移しています。一方、投資活動によるキャッシュ・アウトフローは253百万円と抑えられています。この結果、現金及び現金同等物の期末残高は14,472百万円となり、手元流動性が確保されています。

配当の支払額

ジオリーブグループ株式会社は、株主への利益還元を重視しており、安定した配当を続けています。当期の配当金は中間配当が1株当たり25円、期末配当も1株当たり25円を予定しており、年間配当金は1株当たり50円となる見込みです。配当性向は35.6%と、株主還元に注力していることがうかがえます。

今後の展望

ジオリーブグループ株式会社は、住宅資材販売事業の強化を引き続き推進するとともに、新たな収益源の開拓にも取り組んでいきます。省エネ・再生可能エネルギー関連商品の販売拡大や、中古住宅リノベーション市場への参入などが挙げられます。また、経営基盤の強化にも注力し、コスト削減や業務効率化に取り組むことで、収益力の向上を目指しています。加えて、社名変更によるブランド力強化にも力を入れていきます。

編集部のまとめ

ジオリーブグループ株式会社の当第3四半期決算は、売上高が減少しているものの、経常利益は堅調に推移しました。資産と負債の両面で健全な経営基盤を維持しており、自己資本比率も27.8%と安定しています。また、株主への利益還元にも力を入れており、1株当たり年間配当金50円を予定しています。今後は新たな事業領域への取り組みや経営基盤の強化により、さらなる企業価値向上が期待されます。

ジオリーブグループ株式会社の決算日や配当についてまとめました。

ジオリーブグループ株式会社の決算は3月期で、第3四半期の決算は2023年12月31日時点のものです。同社は株主還元にも力を入れており、年間配当金は1株当たり50円を予定しています。引き続き、事業基盤の強化と新分野への進出により、企業価値の向上が期待されます。

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