ウイン・パートナーズ株式会社の第11期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

ウイン・パートナーズ株式会社の2023年12月期の第3四半期決算報告書が公表されました。同社は医療機器の販売事業を手掛ける上場企業で、この決算では前年同期を上回る売上高を記録しており、医療業界からの需要が堅調に推移していることがうかがえます。また、利益面でも前年同期に比べてやや減益となったものの、高い収益性を維持しています。今後も同社の事業展開に注目していきたいと思います。

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企業情報

企業名: ウイン・パートナーズ株式会社
証券コード: 31830
決算期: 2023年3月31日

ウイン・パートナーズ株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

ウイン・パートナーズ株式会社の決算期は3月31日です。第3四半期決算は2023年12月31日が基準日となっています。

主な事業

ウイン・パートナーズ株式会社は、医療機器の販売を主要事業としています。虚血性心疾患、心臓律動管理、心臓血管外科、末梢血管疾患・脳外科など、様々な診療科向けの医療機器を取り扱っています。特に循環器系の医療機器に強みを持ち、国内有数の医療機器販売企業の1つとして知られています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の売上高は54,894,548千円と前年同期比で6.9%増と堅調に推移しています。一方で、販売費及び一般管理費の増加により、経常利益は1,700,056千円と前年同期比で5.7%減となりました。しかし、依然として3.1%の高い経常利益率を維持しています。

売上・利益の推移

ウイン・パートナーズ株式会社は、過去3年にわたり売上高が増加傾向にあります。2023年3月期通期では70,854,470千円の売上高を記録しており、今期も前年同期比で6.9%増と堅調に推移しています。利益面でも、過去3年で最高益を更新するなど、安定した収益性を確保できています。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月末時点の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は44,433,969千円と前期末比で550,641千円増加しています。流動資産は商品の増加などにより38,869,946千円と前期末比で198,102千円増加しました。一方、負債は21,722,406千円と前期末比で621,566千円増加し、純資産は22,711,562千円と前期末比で70,924千円減少しています。

資産の部

資産の部では、流動資産の現金及び預金16,830,403千円売掛金及び電子記録債権17,797,472千円商品3,197,590千円となっています。固定資産は5,564,022千円と前期末比で352,539千円増加しています。

負債の部

負債の部では、支払手形及び買掛金16,891,627千円電子記録債務2,351,755千円となっています。固定負債は1,314,673千円と前期末比で97,883千円増加しました。

純資産の部

純資産の部では、資本金550,000千円資本剰余金2,364,046千円利益剰余金20,518,377千円となっています。前期末比では70,924千円減少しましたが、依然として51.1%の高い自己資本比率を維持しています。

ROAとROE

ウイン・パートナーズ株式会社のROA(総資産経常利益率)は3.8%、ROE(自己資本利益率)は5.2%となっています。ROAは前年同期比で0.3ポイント減少したものの、依然として高い水準を維持しています。一方、ROEは前年同期比で2.5ポイント減少していますが、これは利益の減少と自己資本の増加によるものと考えられます。今後の事業拡大とともに、収益性の向上にも期待が持てそうです。

キャッシュフロー

同社の四半期連結キャッシュ・フロー計算書によると、営業活動によるキャッシュ・フローは241,819千円のプラスとなっています。一方、投資活動によるキャッシュ・フローは△166,715千円と減少しました。財務活動によるキャッシュ・フローは△1,435,686千円となっており、主に配当金の支払いによるものです。全体としてはキャッシュ・ポジションが一定程度確保できている状況と言えます。

配当の支払額

ウイン・パートナーズ株式会社は、2023年6月に1株当たり50円の期末配当を実施しました。これにより、前事業年度の年間配当は1株当たり50円となっています。安定した収益基盤を背景に、株主への利益還元も行われていることがわかります。

今後の展望

新型コロナウイルス感染症の影響が徐々に収まる中、医療機器需要は堅調に推移しています。また、2024年4月からの医師の働き方改革への対応が医療機関の新たな課題となっており、これに対する提案も同社の強みとなるでしょう。今後も同社の事業成長と収益力向上が期待されます。

編集部のまとめ

ウイン・パートナーズ株式会社の2023年12月期第3四半期決算では、売上高が前年同期比6.9%増と順調な伸びを示しています。利益面でも経常利益率3.1%と高い水準を維持しています。医療機器販売を主軸に、循環器系分野での強みを生かして事業を展開しており、業績は堅調に推移しています。今後も医療需要の増加や新たな事業領域の開拓に期待が高まるでしょう。

ウイン・パートナーズ株式会社の決算日や配当についてまとめました。

ウイン・パートナーズ株式会社の決算期は3月31日で、第3四半期決算は2023年12月31日が基準日となっています。また、同社は2023年6月に1株当たり50円の期末配当を実施しており、安定した収益基盤を背景に株主への利益還元を行っています。今後の業績推移や配当動向にも注目が集まりそうです。

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