株式会社白鳩の2024年5月31日までの第1四半期決算報告書が公開されました。売上高は1,307,544千円と前年同期比で10.8%減少したものの、営業損失は29,252千円と、前年同期の4,847千円の営業損失から改善しています。新しい経営陣による施策が功を奏しつつあるようです。
企業情報
企業名: 株式会社白鳩
証券コード: 31920
決算期: 2月末
株式会社白鳩の決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社白鳩の決算日は2月末日です。そのため、第1四半期の決算期間は2024年3月1日~2024年5月31日となります。
主な事業
株式会社白鳩はWEBサイトでのインナーショップ事業を展開する企業です。主力商品はレディース下着や部屋着などのファッション関連商品です。オウンドメディアとEC事業を中心に事業を展開しており、国内外の顧客に向けて商品を販売しています。
今期の業績と利益率は?
当第1四半期の売上高は1,307,544千円と前年同期比で10.8%減少しました。しかし、営業損失は29,252千円と前年同期の4,847千円の営業損失から改善しています。利益率は向上傾向にあり、経営改善が進んでいるようです。
売上・利益の推移
直近の第52期(2023年3月1日~2024年2月29日)の売上高は6,669,700千円でしたが、第1四半期では10.8%減少しています。利益面では、第52期は6期連続の赤字でしたが、当第1四半期では前年同期より改善しました。新体制の下で収益性の改善が期待されます。
四半期連結貸借対照表について
同社は四半期連結財務諸表を作成していないため、四半期貸借対照表について個別の数値を確認することができます。
資産の部
当第1四半期会計期間末の資産合計は5,944,907千円で、前事業年度末と比べて183,926千円増加しています。流動資産は1,968,620千円と202,266千円増加し、固定資産は3,976,287千円と18,340千円減少しました。
負債の部
当第1四半期会計期間末の負債合計は3,903,401千円で、前事業年度末と比べて224,768千円増加しました。流動負債は1,987,840千円と273,822千円増加し、固定負債は1,915,561千円と49,053千円減少しています。
純資産の部
当第1四半期会計期間末の純資産合計は2,041,505千円で、前事業年度末と比べて40,842千円減少しました。これは主に四半期純損失の計上によるものです。
ROAとROE
ROAは前事業年度末の5.9%から当第1四半期会計期間末は5.3%に低下しています。一方、ROEは前事業年度末の36.1%から当第1四半期会計期間末は34.7%に低下しました。収益性の改善に向けた取り組みが必要と考えられます。
キャッシュフロー
当第1四半期累計期間のキャッシュ・フローの状況については、四半期キャッシュ・フロー計算書を作成していないため、詳細は確認できませんが、前期から現金及び預金が約97,000千円減少していることから、事業活動によるキャッシュ・アウトが続いていると推測されます。
配当の支払額
株式会社白鳩は直近の第52期(2023年3月1日~2024年2月29日)において、配当を実施していません。当第1四半期累計期間においても配当の予定はありません。
今後の展望
株式会社白鳩は新体制の下で収益性の改善に努めています。当第1四半期は売上高は減少したものの、営業損失が改善するなど、徐々に成果が表れてきているようです。今後は更なる収益力の向上を目指し、ECサイトの機能強化や新商品の投入など、積極的な施策を展開していくことが期待されます。
編集部のまとめ
株式会社白鳩は、新体制の下で収益性の改善に取り組んでいます。当第1四半期は売上高が減少したものの、営業損失が改善しており、経営改善の兆しが見られます。今後はECサイトの強化や新商品の投入などに期待が高まります。引き続き同社の動向に注目していきたいと思います。
株式会社白鳩の決算日や配当についてまとめました。
株式会社白鳩の決算日は2月末日で、第1四半期の決算期間は2024年3月1日~2024年5月31日です。また、同社は直近の第52期(2023年3月1日~2024年2月29日)と当第1四半期累計期間(2024年3月1日~2024年5月31日)において、配当を実施していません。