ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社の決算報告をご紹介します。
この会社は首都圏でスーパーマーケットを展開する大手企業で、業績は概ね順調に推移しているようです。来店客数の回復や新しい販促施策の効果などから、着実に成長しているようですね。
企業情報
企業名: ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社
証券コード: 32220
決算期: 2月末
ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社の決算期は2月末です。
従って、第3四半期決算は2023年11月30日時点の数値となっています。
主な事業
ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社は、首都圏でスーパーマーケット事業を展開する持株会社です。
連結子会社として、株式会社マルエツ、株式会社カスミ、マックスバリュ関東株式会社などを持っており、首都圏を中心に500店舗以上のスーパーマーケットを運営しています。
今期の業績と利益率は?
当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高5,127億81百万円、営業利益26億57百万円となっています。
売上高は前年同期比0.2%減少しましたが、営業利益は18.5%増加しており、利益率も順調に推移しているようです。
売上・利益の推移
ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社の売上高は、コロナ禍の影響を受けた前期から回復基調にあります。
一方で、原材料価格の高騰などコスト上昇要因もあり、利益面では苦戦していましたが、販促施策の効果などから、当期は営業利益が伸びています。
四半期連結貸借対照表について
ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社の四半期連結貸借対照表を見ると、資産が2,907億円、負債が1,424億円、純資産が1,482億円となっています。
前期末と比較すると、流動資産や有形固定資産が増加し、自己資本比率は50.9%となっています。
資産の部
資産の部では、流動資産が813億円、固定資産が2,093億円となっています。
流動資産は現金及び預金の増加などから増加し、固定資産も有形固定資産の増加などから増加しています。
負債の部
負債の部では、流動負債が873億円、固定負債が550億円となっています。
流動負債は支払手形や引当金の増加、固定負債は長期借入金の増加などから増加しています。
純資産の部
純資産の部では、1,482億円となっています。
前期末から17億円減少していますが、自己資本比率は50.9%と健全な水準を維持しています。
ROAとROE
ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社のROAは3.7%、ROEは4.6%となっています。
ROAは前期末から0.6ポイント改善し、ROEも0.7ポイント改善しており、収益性と効率性が高まってきていることがわかります。
キャッシュフロー
当第3四半期連結累計期間のキャッシュフローは公表されていませんが、前年同期は営業CF28億円、投資CF△24億円、財務CF△3億円となっています。
今期も概ね同様の傾向が続いているものと見られ、財務の健全性は維持されていると考えられます。
配当の支払額
ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社は、年2回の期末配当と中間配当を実施しています。
当期の中間配当金は1株8円で、総額10億26百万円の配当を支払っています。
今後の展望
ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社は、物流の自動化や省人化、オンラインビジネスの強化、環境配慮型商品の開発など、さまざまな取り組みに着手しています。
これらの施策が奏功して、さらなる業績の改善が期待されますね。
編集部のまとめ
ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社は、首都圏でのスーパーマーケット事業を中心に順調に推移しているようです。
売上高は前年並みを維持し、利益率も改善傾向にあることから、着実な成長が期待できそうです。また、物流の効率化やオンラインサービスの強化など、時代のニーズにも対応しているようです。今後のさらなる業績向上に期待したいと思います。
ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社の決算日や配当についてまとめました。
ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社の決算期は2月末で、第3四半期決算は2023年11月30日時点の数値となっています。
また、同社は年2回(期末と中間)の配当を実施しており、当期の中間配当は1株8円となっています。