ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社の2024年度第1四半期決算報告が公開されました。売上高は1,756億35百万円と前年同期比0.2%増と堅調な業績を示しています。今後さらなる成長が期待されています。
企業情報
企業名: ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社
証券コード: E31159
決算期: 2月28日
ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社の決算日・決算時期(スケジュール）は？
ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社の決算日は2月28日です。第1四半期決算は5月31日に発表されます。
主な事業
ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社は、首都圏でスーパーマーケット事業を展開する株式会社マルエツ、株式会社カスミ、マックスバリュ関東株式会社の完全親会社です。食料品、日用品等の小売販売を主要な事業としています。
今期の業績と利益率は？
当第1四半期連結累計期間の業績は、営業収益が1,756億35百万円と前年同期比0.2%増と好調でした。一方、営業利益は58百万円と前年同期比95.0%減と減益となりました。これは、販管費の増加が響いたためです。
売上・利益の推移
ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社の売上高は、2023年2月期に2,235億円を計上し、前年同期比1.4%増と堅調に推移しています。利益面では、経常利益は150億円を計上し、前年同期比6.7%減となりました。これは販管費の増加が影響しています。
四半期連結貸借対照表について
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、2,960億66百万円と前連結会計年度末に比べ105億61百万円増加しました。これは主に、有形固定資産が80億81百万円増加したことによるものです。
資産の部
流動資産は775億47百万円、固定資産は2,185億19百万円となりました。現金及び預金が40億16百万円増加したことなどが主な要因です。
負債の部
負債合計は1,479億2百万円と前連結会計年度末に比べ126億48百万円増加しました。主に、支払手形及び買掛金や1年内返済予定の長期借入金が増加したためです。
純資産の部
純資産合計は1,481億64百万円と前連結会計年度末に比べ20億86百万円減少しました。これは主に、利益剰余金が21億39百万円減少したことによるものです。
ROAとROE
ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社のROA(総資産利益率)は5.2%、ROE(自己資本利益率)は5.0%となっています。収益性はやや低めですが、安定した経営基盤を維持しています。
キャッシュフロー
当第1四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが72億円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが34億円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが2億円の支出となりました。現金及び現金同等物は40億円増加しています。
配当の支払額
ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社は1株当たり8円の期末配当を実施しました。これは前期から変わらず、安定的な配当を実施しています。
今後の展望
ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社は、2024年11月にいなげや社を完全子会社化する予定です。これにより、グループ売上高1兆円、1,000店舗体制を目指し、商品の共同調達や物流の効率化などを通じてシナジー効果を発揮していくことが期待されます。
編集部のまとめ
ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社の2024年度第1四半期決算は、売上高は堅調に推移しましたが、利益面では減益となりました。今後の経営統合によるシナジー効果に期待が高まっています。引き続き、企業の成長と株主還元に注目していきたいと思います。
ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社の決算日や配当についてまとめました。
ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社の決算日は2月28日で、第1四半期決算は5月31日に発表されます。1株当たり8円の期末配当を実施しており、安定的な株主還元に取り組んでいます。今後の企業成長に期待が高まっています。
