株式会社アーバネットコーポレーションの第27期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

不動産
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株式会社アーバネットコーポレーションの2024年3月期第3四半期決算が発表されました。売上高が177億円とさらなる躍進を遂げ、営業利益も前年同期比で88%増加と、順調な業績が続いています。
この企業は東京都心部を中心に投資用ワンルームマンションの開発・販売を手がけており、中長期的な成長が期待されています。

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企業情報

企業名: 株式会社アーバネットコーポレーション
証券コード: 32420
決算期: 6月決算

株式会社アーバネットコーポレーションの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社アーバネットコーポレーションは6月が決算期となっています。具体的には、6月30日が期末日で、8月頃に本決算、2月頃に中間決算を発表しています。

主な事業

株式会社アーバネットコーポレーションは、東京23区を中心に投資用ワンルームマンションの開発・販売を主軸事業としています。さらに、ホテル事業やその他の不動産関連事業も手がけており、不動産業界での中核的な存在となっています。
同社は「ものづくり」にこだわり、高品質な自社ブランドの商品を提供することで、投資用不動産市場で高い評価を得ています。

今期の業績と利益率は?

2024年3月期第3四半期の売上高は174億66百万円と前年同期比で49.3%増加しました。
利益面では営業利益が16億32百万円(前年同期比88.0%増)、経常利益が14億38百万円(前年同期比125.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益が9億90百万円(前年同期比143.9%増)と、大幅な増益となっています。

売上・利益の推移

同社は投資用ワンルームマンションの開発・販売を主軸事業としていることから、四半期ごとの売上高や利益の変動が大きくなる傾向にあります。
2024年3月期第3四半期は、前年同期に比べて大幅な増収増益となりましたが、これは前期の売上計上が第4四半期に集中していたことが影響しています。
通期では、651戸の販売を計画しており、順調に推移していると言えるでしょう。

四半期連結貸借対照表について

2024年3月末時点の総資産は497億63百万円となり、前期末から55億25百万円増加しました。
この増加は主に、株式会社ケーナインを子会社化したことで、棚卸資産が38億39百万円、固定資産が11億10百万円それぞれ増加したためです。

資産の部

流動資産は418億26百万円で、前期末から35億84百万円増加しました。これは主に、ケーナインの子会社化による棚卸資産の増加によるものです。
一方、固定資産は79億36百万円で、前期末から11億41百万円増加しました。これはケーナインの子会社化に伴う有形固定資産の増加が主な要因です。

負債の部

負債合計は338億75百万円と前期末から48億30百万円増加しました。
これは主に、ケーナインの子会社化により短期借入金及び長期借入金が40億88百万円増加したためです。

純資産の部

純資産合計は158億87百万円と前期末から6億94百万円増加しました。
この増加は、親会社株主に帰属する四半期純利益の増加や新株予約権の行使により資本金及び資本準備金が増加したためです。

ROAとROE

株式会社アーバネットコーポレーションのROAは年率5%前後で推移しています。一方、ROEは年率10%前後で推移しています。
これらの指標は業界内でも健全な水準にあり、将来の持続的な成長が期待されています。

キャッシュフロー

当第3四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物は、92億12百万円と前期末から81百万円増加しました。
営業活動によるキャッシュ・フローは8億14百万円の増加、投資活動によるキャッシュ・フローは30百万円の増加となった一方で、財務活動によるキャッシュ・フローは7億63百万円の減少となりました。

配当の支払額

同社は、株主還元の一環として配当を行っています。2024年3月期では、中間配当として1株当たり10円、期末配当も1株当たり10円を予定しており、年間配当は1株当たり20円となる見込みです。

今後の展望

株式会社アーバネットコーポレーションは、東京23区を中心とした投資用ワンルームマンションの開発・販売を今後も主軸事業として、さらなる事業拡大を目指しています。
2024年3月期には651戸の販売を計画しており、このペースで着実に成長を遂げていくことが期待されます。
また、2023年12月にケーナインを子会社化したことで、横浜・川崎エリアなどへの事業領域の拡大も見込まれています。

編集部のまとめ

株式会社アーバネットコーポレーションは、投資用ワンルームマンションの開発・販売を中心とする不動産事業をコア事業としており、直近の決算では大幅な増収増益を達成しました。
今後も、東京圏を中心とした不動産市場の堅調な推移や事業領域の拡大などを背景に、継続的な成長が期待できる企業だと言えるでしょう。

株式会社アーバネットコーポレーションの決算日や配当についてまとめました。

同社の決算期は6月末で、2月と8月頃に中間決算と本決算を発表しています。また、配当については年間配当1株当たり20円を予定しており、株主還元にも積極的な姿勢が窺えます。
今後も、投資用不動産市場での地位を強化しつつ、事業領域の拡大によるさらなる成長が期待されます。

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