株式会社フージャースホールディングスの第11期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

不動産
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社フージャースホールディングスの決算報告が公開されました。不動産開発事業CCRC事業不動産投資事業不動産関連サービス事業などの事業を手がけるこの企業は、売上高が前年同期比4.2%増の43,079百万円を記録しました。経常利益は1,806百万円と前年同期比24.6%減少しましたが、堅調な業績を維持しています。

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企業情報

企業名: 株式会社フージャースホールディングス
証券コード: 32840
決算期: 2023年4月1日〜2024年3月31日

株式会社フージャースホールディングスの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社フージャースホールディングスの決算期は3月31日です。第3四半期決算(2023年12月期)の決算発表は2024年2月13日に行われました。年間決算は2023年4月1日から2024年3月31日までの期間で、2024年5月中旬に発表されることが予想されます。

主な事業

株式会社フージャースホールディングスは、不動産開発事業CCRC事業不動産投資事業不動産関連サービス事業を行っています。マンションやホテル、介護施設の開発・運営、不動産の賃貸・販売、スポーツクラブの運営など、不動産に関連する幅広い事業を展開しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高が43,079百万円、営業利益が2,365百万円、経常利益が1,806百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が1,018百万円となりました。売上高は前年同期比4.2%増加しましたが、営業利益は19.2%減少しました。利益率は低下傾向にあるものの、安定した収益基盤を持っています。

売上・利益の推移

過去3年の業績推移をみると、売上高は79,286百万円41,352百万円43,079百万円と増加基調にあります。一方で、経常利益は7,280百万円2,393百万円1,806百万円と減少しており、利益率の低下が課題となっています。販売費や管理費の増加が影響していると考えられます。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期末の資産合計は155,478百万円となり、前期末比5.4%増加しました。流動資産は123,133百万円、固定資産は32,345百万円です。負債合計は112,728百万円と7.5%増加し、純資産合計は42,750百万円と0.2%増加しました。自己資本比率は22.3%と健全な水準を維持しています。

資産の部

資産の部では、仕掛販売用不動産が大幅に増加し、77,420百万円となりました。これは不動産開発事業の積極的な投資を反映しています。一方で、販売用不動産15,148百万円と減少しました。

負債の部

負債の部では、短期借入金11,503百万円長期借入金60,618百万円と増加しました。これは不動産開発事業の資金調達によるものです。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金17,954百万円となり、前期末比5.0%減少しました。一方で、為替換算調整勘定1,368百万円と改善しました。

ROAとROE

ROA(総資産利益率)は前期の3.1%から2.3%に低下し、ROE(自己資本利益率)も前期の10.7%から5.2%に低下しています。これは経常利益の減少が影響しており、収益性の改善が課題となっています。借入金の増加によりレバレッジが高まった影響もみられます。

キャッシュフロー

当第3四半期累計期間のキャッシュ・フローの状況は公表されていませんが、前期の状況をみると、営業CF、投資CF、財務CFはいずれも支出超過となっています。投資活動の拡大により資金需要が高まっているものの、借入金の増加などで資金は賄えている状況です。今後のキャッシュ・フロー管理が重要になると考えられます。

配当の支払額

当社は株主に対して安定的な配当を実施しています。直近の第3四半期の配当は27円で、年間配当は55円の見込みです。前期の年間配当は47円でしたので、配当の増額が予想されます。株主還元に注力している企業といえます。

今後の展望

今後の事業展開としては、不動産開発事業の拡大とともに、CCRC事業やスポーツクラブ運営を中心とした不動産関連サービス事業の強化に注力していく方針です。特にSIRIUSなどの高齢者施設を中心にCCRC事業の好調が期待されます。また、不動産投資事業でも保有物件の収益性向上に取り組みます。これらの施策により、中長期的な業績拡大が見込まれます。

編集部のまとめ

株式会社フージャースホールディングスは、不動産開発やCCRC、不動産投資などの事業を手掛ける総合不動産企業です。当期の業績は堅調に推移しており、特に不動産投資事業の採算性が改善したことが収益に寄与しました。一方で、経常利益は減少しており、収益性の向上が課題となっています。今後はCCRC事業やスポーツクラブ運営の強化によって、より安定した収益基盤の構築を目指すことが期待されます。

株式会社フージャースホールディングスの決算日や配当についてまとめました。

株式会社フージャースホールディングスの決算期は3月31日で、直近の第3四半期決算は2024年2月13日に発表されました。配当については、直近の第3四半期では1株当たり27円の中間配当を実施し、年間配当は前期より増額の55円を予定しています。株主還元に注力していることがわかります。

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