こんにちは。株式会社オープンハウスグループの直近の四半期決算報告をご紹介します。
企業情報
企業名: 株式会社オープンハウスグループ
証券コード: 32880
決算期: 2023年9月期
株式会社オープンハウスグループの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社オープンハウスグループの決算日は9月30日です。四半期決算では、第2四半期(2023年10月1日~2024年3月31日)の決算を報告しています。
主な事業
株式会社オープンハウスグループは、戸建住宅の販売を中心に、マンション、収益不動産、プレサンスコーポレーション、そして2023年10月に連結子会社となったメルディアの事業を展開しています。
不動産開発・建築・販売など、不動産事業の各領域で事業展開を行っています。
今期の業績と利益率は?
当第2四半期連結累計期間の売上高は602,756百万円と前年同期比で11.3%増加しました。一方で営業利益は55,723百万円と前年同期比で20.0%減少しました。
利益率では、営業利益率は9.2%となり、前年同期比で3.5ポイント減少しています。
売上・利益の推移
過去3年の業績を見ると、売上高は1,148,484百万円と堅調に推移しています。
一方で、営業利益は92,050百万円と前期から減少しているものの、依然高水準を維持しています。
利益率についても、営業利益率は8.0%と健全な水準を保っています。
四半期連結貸借対照表について
当第2四半期連結会計期間末における総資産は1,324,039百万円となり、前連結会計年度末と比較して125,371百万円増加しました。
これは主として、販売用不動産及び仕掛販売用不動産が111,149百万円増加したことによるものです。
資産の部
資産の部では、現金及び預金が389,578百万円、販売用不動産及び仕掛販売用不動産が533,933百万円と、主要な資産が増加しています。
負債の部
負債の部では、短期借入金、長期借入金、社債が合わせて408,232百万円と大きく増加しています。
純資産の部
純資産の部では、利益剰余金が402,392百万円と着実に積み上がっています。
自己資本比率は34.0%となっています。
ROAとROE
ROA(総資産利益率)は、6.0%となっています。前期の7.8%から低下しているものの、依然高水準を維持しています。
ROE(自己資本利益率)は、11.2%となっており、資本効率も高い水準にあるといえます。
キャッシュフロー
当第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが2,198百万円の支出、投資活動によるキャッシュ・フローが14,677百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが13,028百万円の獲得となりました。
これらの結果、現金及び現金同等物は375,052百万円となり、前期末比3,591百万円の減少となりました。
配当の支払額
当期の1株当たり配当金は92円となっています。前期に比べて25円増配となっています。
配当性向は19.9%となっています。
今後の展望
株式会社オープンハウスグループは、「住まいと暮らしの総合プロデューサー」として、様々な住宅関連事業を展開しています。
今後も、多様な住宅ニーズに応えるべく、新たな分野への進出も視野に入れながら、更なる事業拡大と収益力強化に取り組んでいく方針です。
編集部のまとめ
株式会社オープンハウスグループは、堅調な業績を維持しつつ、今後の事業拡大と収益力強化に向けた戦略を推進しています。
売上高、営業利益ともに前年同期を上回る結果となっており、財務体質も健全に推移しています。
今後も、住宅需要の高まりを捉えながら、事業領域の拡大と収益基盤の強化を図っていくことが期待されます。
株式会社オープンハウスグループの決算日や配当についてまとめました。
株式会社オープンハウスグループの決算日は9月30日です。四半期決算では、第2四半期(2023年10月1日~2024年3月31日)の決算を報告しました。
当期の1株当たり配当金は92円と前期より25円の増配となりました。配当性向は19.9%となっています。今後も、株主還元の充実に努めていくことが期待されます。