株式会社ムゲンエステートの第35期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社ムゲンエステートの2024年第1四半期の決算が発表されました。不動産買取再販事業が好調に推移しており、投資用不動産の販売が前年同期を上回る結果となりました。また、不動産開発事業では新たな物件の竣工が進み、売上高の大幅な増加につながりました。全体としても売上高は増加したものの、建築コストの上昇により利益は減少しています。今後は、開発物件の売却や新規開発プロジェクトの展開に期待が集まっています。

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企業情報

企業名: 株式会社ムゲンエステート
証券コード: E30649
決算期: 12月期

株式会社ムゲンエステートの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ムゲンエステートの決算日は12月31日です。定時株主総会は3月27日に開催され、決算報告と利益処分が承認されました。四半期報告書は年4回、5月、8月、11月、2月に提出されています。

主な事業

株式会社ムゲンエステートは、不動産売買事業賃貸その他事業を展開しています。不動産売買事業では、中古マンションや一棟収益物件の買取再販、自社ブランドの不動産開発、不動産特定共同事業などを手掛けています。賃貸その他事業では、自社保有の物件の賃貸管理などを行っています。全国各地で事業を展開しており、特に首都圏を中心に強みを発揮しています。

今期の業績と利益率は?

2024年第1四半期の業績は、売上高が123億7百万円と前年同期比5.8%の増加、営業利益が11億82百万円と同19.6%の減少となりました。利益率については、売上総利益率が21.6%と前年同期比1.7ポイント低下しています。これは、建築コストの上昇を背景に仕入価格が上昇したことが主な要因です。

売上・利益の推移

過去3年間の業績推移を見ると、売上高は51,640百万円、5,243百万円、12,307百万円と増加傾向にあります。一方、経常利益は5,243百万円、993百万円と第1四半期の数値では前年同期比で22.4%減少しています。これは、建築コストの上昇などによる売上総利益率の低下が影響しています。

四半期連結貸借対照表について

2024年3月末の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は858億20百万円となり、前期末から6.8%増加しています。この増加の主な要因は、販売用不動産が58,968百万円と前期末から増加したことによるものです。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が187億54百万円販売用不動産が589億68百万円となっています。前期末と比較すると、現金及び預金は減少したものの、販売用不動産が大幅に増加しています。これは、開発物件の仕入れが進んだことが主な要因です。

負債の部

負債の部では、短期借入金が105億24百万円長期借入金が321億11百万円となっています。前期末と比べて、短期借入金と長期借入金がともに増加しており、積極的な物件の仕入れが進んでいることがうかがえます。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が223億74百万円となっています。前期末と比較して、利益剰余金が減少しているのは、配当金の支払いが行われたためです。自己資本比率は31.4%となっています。

ROAとROE

ROAは前年同期の4.5%から3.2%に低下しています。これは、資産が増加した一方で、経常利益が減少したためです。一方、ROEは前年同期の14.4%から10.1%に低下しており、利益の減少と自己資本の増加が影響しています。今後は、利益率の向上とさらなる資産効率の改善が課題となっています。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは、販売用不動産の増加などにより前年同期比で大幅な減少となっています。投資活動によるキャッシュ・フローは、固定資産の取得などにより減少しています。財務活動によるキャッシュ・フローは、借入金の増加により増加しています。全体としては、現金及び現金同等物が168億54百万円となっており、一定の手元流動性は確保できています。

配当の支払額

2024年3月期の期末配当金は、1株当たり63円となりました。前期比では43円の増配となっています。配当性向は40.6%と前期より上昇しています。安定配当の維持と、業績に応じた還元を行っていく方針のようです。

今後の展望

不動産市場は全体としては堅調に推移しているものの、金融政策の変更や経済情勢の変化など、先行き不透明な要因もあります。このような環境の中、ムゲンエステートは全国展開の加速と、自社ブランド物件の開発強化に取り組んでいく方針です。新規エリアの開拓や、オリジナル企画の開発物件の増加により、さらなる成長が期待されます。

編集部のまとめ

株式会社ムゲンエステートの2024年第1四半期決算は、売上高は前年同期比で増加したものの、利益は減少となりました。建築コストの上昇による仕入価格の上昇が影響しています。しかし、開発物件の売却や新規プロジェクトの展開など、今後の成長に向けた取り組みが期待されます。全国展開の加速と自社ブランド強化で、さらなる業績拡大を目指していきます。

株式会社ムゲンエステートの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ムゲンエステートの決算日は12月31日で、2024年3月27日の定時株主総会で2023年12月期の決算が承認されました。配当金は1株当たり63円と大幅な増配となり、配当性向は40.6%でした。今後も安定配当の維持と業績に応じた株主還元を行っていくことが期待されます。

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