アルファグループ株式会社は、今期も順調な業績を維持しています。売上高102億82百万円と6.0%増、経常利益5億25百万円と7.7%増と、堅調な成長を遂げています。 5Gマーケティング事業やB to Bイノベーション事業などの主力事業が牽引しており、中期的にも成長が見込めそうです。
企業情報
企業名: アルファグループ株式会社
証券コード: 33220
決算期: 3月期
アルファグループ株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
アルファグループ株式会社の決算日は3月31日です。決算発表は毎年6月頃に行われます。また四半期決算報告書は、2月14日に公表されています。
主な事業
アルファグループ株式会社は、5Gマーケティング事業、B to Bイノベーション事業、環境サステナ事業の3事業を展開しています。5Gマーケティング事業では、通信端末の販売代理店展開や直営店舗での販売を行っています。B to Bイノベーション事業では、オフィス文具通販の代理店展開を行っています。また環境サステナ事業では、LED照明機器の販売・レンタルや、電力コンサルティングなどを行っています。
今期の業績と利益率は?
今期の業績は、売上高102億82百万円と前年同期比6.0%増、経常利益5億25百万円と7.7%増となっています。また、営業利益率は4.8%と前年同期より改善しています。5Gマーケティング事業や環境サステナ事業が好調に推移し、全体としても着実に収益力を上げてきています。
売上・利益の推移
直近3年間の売上高と当期純利益の推移をみると、売上高は前年同期比で6.0%増と順調に増加してきています。当期純利益も前年同期比で11.4%増と、着実に利益を伸ばしてきています。これは主力事業の好調な業績に支えられているためです。
四半期連結貸借対照表について
アルファグループ株式会社の四半期連結貸借対照表をみると、総資産は86億65百万円となっています。前期末比で5億83百万円減少していますが、自己資本比率は55.6%と健全な水準を保っています。
資産の部
資産の部では、現金及び預金が18億9百万円と減少しているものの、リース債権及びリース投資資産が13億30百万円と増加し、全体としてバランスの取れた構成になっています。
負債の部
負債の部では、借入金が減少傾向にあり、財務体質の改善が進んでいます。また、買掛金も減少しており、在庫管理などの効率化が図られています。
純資産の部
純資産の部では、自己株式が増加しているものの、利益剰余金も着実に積み上がっており、財務基盤は堅固になっています。
ROAとROE
ROAは5.9%、ROEは6.3%となっており、ともに前年同期比で改善しています。これは、売上高や利益の増加に加え、資産効率の改善や財務体質の強化が進んでいるためです。今後もこの水準を維持できると期待されます。
キャッシュフロー
営業活動によるキャッシュ・フローは4億14百万円の収入となっています。一方で投資活動によるキャッシュ・フローは6億31百万円の支出となっており、設備投資などに資金を投下しています。財務活動によるキャッシュ・フローは8億73百万円の支出となっており、自己株式の取得や借入の返済などが行われています。
配当の支払額
アルファグループ株式会社は、1株当たり12円の期末配当を行っています。前年同期比で4.5円増となっており、株主還元の強化が図られています。配当性向は20.5%となっており、着実な利益還元が行われています。
今後の展望
アルファグループ株式会社は、5Gマーケティング事業を中核として、B to Bイノベーション事業や環境サステナ事業への取り組みを強化しています。特に、EV充電サービスなどの新規事業も順調に立ち上がってきており、中長期的な成長が期待できます。また、経営基盤の強化にも注力しており、収益性と財務体質の更なる向上が見込まれます。
編集部のまとめ
アルファグループ株式会社は、主力事業の好調を背景に、売上高102億82百万円、経常利益5億25百万円と、順調な業績を上げています。5Gマーケティング事業やB to Bイノベーション事業、環境サステナ事業など、多角化した事業ポートフォリオが奏功しています。今後も新規事業の育成や経営基盤の強化に取り組み、持続的な成長が期待できそうです。
アルファグループ株式会社の決算日や配当についてまとめました。
アルファグループ株式会社の決算日は3月31日で、毎年6月頃に決算発表が行われます。また、1株当たり12円の期末配当を実施しており、株主還元にも注力しています。今後も安定した業績と収益性の向上が期待されるため、投資家にとって魅力的な企業といえるでしょう。