
| 決算期 | 売上高 | 経常利益 | 純利益 | 1株配当 | ROE |
|---|---|---|---|---|---|
| 21/12 | 5.18億円 | -12.3億円 | -7.37億円 | 0円 | – |
| 22/12 | 3.66億円 | -8.36億円 | 9.77億円 | 0円 | 1.6% |
| 23/12 | 2.61億円 | -4.14億円 | -6.83億円 | 0円 | – |
| 24/12 | 10.62億円 | 59.93億円 | 44.39億円 | 0円 | 49.1% |
| 25/12 | 89.05億円 | -961.41億円 | -950.46億円 | 0円 | – |
株式会社メタプラネット(証券コード33500)は、近年その経営方針が大きく注目を集めている日本の上場企業です。直近の決算では売上高が大きく伸びる一方で、最終的には大幅な赤字を計上するという、初心者にはやや読み解きにくい数字が並んでいます。このページでは、確定データをもとに同社の業績の流れをやさしく整理していきます。
株式会社メタプラネットの会社概要
株式会社メタプラネットは、東京証券取引所に上場する日本の企業です。もともとは宿泊・ホテル関連などの事業を手がけてきた経緯がありますが、近年はビットコインを財務資産として積極的に保有する「ビットコイン・トレジャリー(財務戦略)」を前面に打ち出していることで知られています。会社の資産の大部分を暗号資産で持つという方針のため、一般的な事業会社とは決算の見え方が少し異なる点が特徴です。最新の事業内容や保有方針の詳細については、公式IR資料で確認するのが確実です。ここでは、確定している決算数値をもとに業績の輪郭をつかんでいきます。
最新の決算ポイント
最新期である2025年12月期は、経常利益がマイナス961.41億円、純利益(最終的なもうけ)がマイナス950.46億円と、大幅な赤字となりました。前の期にあたる2024年12月期は経常利益59.93億円、純利益44.39億円の黒字でしたので、利益の面では一転して大きく落ち込んだかたちです。一方で売上高は10.62億円から89.05億円へと約8倍に拡大しており、事業としての規模は大きくなっています。売上が伸びているのに最終赤字になる背景には、保有する資産の会計上の評価が業績に反映されることなどが関係すると考えられます。暗号資産のように価格の変動が大きい資産を多く持つ会社では、価格が下がった局面で評価上の損失が一気に計上され、最終損益が大きく振れることがあります。赤字そのものは目を引きますが、現金が直接出ていく損失とは限らない点も、数字を読むうえで押さえておきたいポイントです。なお、総資産は5052.86億円、純資産は4585.92億円と、財務の土台となる純資産は厚めに積み上がっています。
業績の推移
過去5年の流れを順に見ていきます。売上高は2021年12月期が5.18億円、2022年12月期が3.66億円、2023年12月期が2.61億円と、いったんは縮小していました。それが2024年12月期に10.62億円へと回復し、2025年12月期には89.05億円へと急拡大しています。直近2年での伸びがとりわけ大きいことがわかります。一方、利益面は安定していません。経常利益はマイナス12.3億円、マイナス8.36億円、マイナス4.14億円と赤字が続いたあと、2024年12月期にプラス59.93億円へ転じましたが、2025年12月期には再びマイナス961.41億円へと大きく沈みました。純利益も同様に上下が激しく、年によって黒字と赤字が入れ替わっています。売上の規模拡大という前向きな変化と、利益の振れ幅の大きさが同時に表れているのが、この5年間の姿だと言えます。投資の判断材料としては、単年の数字だけでなく、なぜこれだけ振れているのかという背景まで合わせて見ることが大切です。
配当の状況
株主に利益を分けて支払う「配当」について、メタプラネットは確定データの5期すべてで1株あたり0円、つまり配当を実施していません。これは、利益を株主へ還元するよりも、事業や資産の取得に資金を回す方針をとっている会社で見られるかたちです。配当を受け取ることを目的に投資を検討している場合は、この点を踏まえておく必要があります。今後の配当方針が変わる可能性もあるため、最新の方針は公式IRで確認してください。
株主優待
株主優待は、企業が株主に対して自社サービスの割引や品物などを提供する制度です。メタプラネットの優待内容については一般知識の範囲では確かなことが言えないため、実施の有無や具体的な内容は断定できません。最新の優待内容は公式IRでご確認ください。
決算発表スケジュール
メタプラネットの決算期(事業年度の区切り)は12月です。1年間の業績をまとめる本決算は、決算期末から数えておおむね2〜3か月後にあたる、翌年の2月から3月ごろに発表されるのが一般的なパターンです。また、年度の途中にあたる第1〜第3四半期の決算も、それぞれの期間が終わったあとに順次公表されます。正確な発表日は会社が事前に開示するため、具体的な日程は公式IRのスケジュールで確認するのが確実です。
よくある質問
Q. 決算はいつ発表されますか? A. 決算期は12月で、1年間をまとめる本決算はおおよそ翌年の2〜3月ごろに発表される傾向です。正確な日程は公式IRで確認してください。
Q. 配当はありますか? A. 確定データの5期はいずれも1株配当0円で、配当は実施されていません。今後の方針は変わる可能性があるため、最新情報は公式IRをご確認ください。
Q. 株主優待はありますか? A. 一般知識の範囲では確かなことが言えません。実施の有無や内容は、公式IRでの確認をおすすめします。
本記事は情報提供を目的としたもので、投資を勧誘するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。掲載数値はEDINET提出書類・Yahoo!ファイナンス等に基づきますが、正確性を保証するものではありません。

















