ワイエスフード株式会社の決算報告書をご紹介します。同社は、ラーメンを中心とした外食事業やフランチャイズ・チェーン事業、温泉事業などを展開する企業です。最近の業績では、大幅な利益の改善が見られ、今後の継続的な成長に期待が高まっています。ぜひ決算情報をチェックしてみてください。
企業情報
企業名: ワイエスフード株式会社
証券コード: 33580
決算期: 3月31日
ワイエスフード株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
ワイエスフード株式会社の決算日は3月31日です。決算発表は毎年6月頃に行われています。
主な事業
ワイエスフード株式会社は、ラーメン店」や「ラーメン店のフランチャイズ・チェーン本部の経営を主とする「外食事業」、「不動産賃貸事業」、ラーメンなどの製品販売を行う「外販事業」、「温泉事業」を展開しています。特に外食事業が同社の主力事業となっています。
今期の業績と利益率は?
当第3四半期累計期間の業績は、売上高1,063百万円、営業利益26百万円、経常利益57百万円、四半期純利益10百万円となりました。外食事業などの収益改善が進み、利益面でも大幅な改善が見られました。
売上・利益の推移
過去3年間の売上高は、1,425百万円→1,061百万円→1,063百万円と推移しています。利益面では、営業損失37百万円→営業利益26百万円と着実に改善されてきています。収益性の向上に注力した結果、収支が改善されています。
四半期連結貸借対照表について
ワイエスフード株式会社の四半期連結貸借対照表を見ると、財務体質の改善が進んでいることがわかります。
資産の部
流動資産は410百万円となり、前事業年度末から528百万円の減少となりました。これは主に借入金全額返済による現金及び預金の減少によるものです。固定資産は1,566百万円と、前事業年度末から79百万円減少しています。
負債の部
流動負債は261百万円と大幅な減少となり、固定負債も242百万円と前事業年度末から123百万円減少しています。これにより、負債合計は504百万円となりました。
純資産の部
純資産合計は1,472百万円となり、前事業年度末から37百万円増加しました。自己資本比率も74.1%と健全な水準を維持しています。
ROAとROE
ワイエスフード株式会社のROAは前期のマイナス0.6%から、当期は1.7%まで改善しました。また、ROEも前期のマイナス3.6%から、当期は0.8%まで回復しています。収益性の改善と資産効率の向上により、株主価値も高まってきています。
キャッシュフロー
当第3四半期累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが83百万円の収入となったのに対し、投資活動によるキャッシュ・フローが18百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが628百万円の支出となりました。これにより、現金及び預金残高は563百万円減少しています。
配当の支払額
ワイエスフード株式会社は、現在のところ配当の支払いは行っていません。今後の業績動向を見極めながら、株主還元策について検討していくことが期待されます。
今後の展望
ワイエスフード株式会社は、新型コロナウイルス感染症の影響が和らぐ中、少人数でオペレーション可能なFCパッケージの構築とエリアフランチャイジーの契約獲得に向けて営業を展開していきます。また、収益性の改善と資産効率の向上に取り組み、持続的な成長を目指していきます。
編集部のまとめ
ワイエスフード株式会社の直近の業績は、大幅な改善が見られることが分かりました。外食事業や温泉事業などの収支が改善し、利益面でも大きな進展がありました。今後は、FCビジネスの強化や経営の効率化などに注力し、一層の成長が期待されます。同社の決算は、投資家にとってプラスの報告となりそうです。
ワイエスフード株式会社の決算日や配当についてまとめました。
ワイエスフード株式会社の決算日は3月31日で、決算発表は毎年6月頃に行われています。また、同社は現在のところ配当の支払いは行っていませんが、今後の業績動向を見極めながら、株主還元策について検討していくことが期待されます。