ピクスタ株式会社の第20期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

インターネット
スポンサーリンク

弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

ピクスタ株式会社の2024年3月期第1四半期決算が発表されました。売上高は前年同期比0.6%減の652,417千円営業利益は10.0%増の93,710千円となりました。足元の経営状況を見ると、景気回復の中で同社の事業が堅調に推移していることがうかがえます。

スポンサーリンク

企業情報

企業名: ピクスタ株式会社
証券コード: 34160
決算期: 12月期

ピクスタ株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

ピクスタ株式会社は12月決算の企業です。第1四半期決算は2024年3月31日が期末となっています。

主な事業

ピクスタ株式会社は、デジタル素材マーケットプレイス「PIXTA」と出張撮影プラットフォーム「fotowa」を主要事業として運営しています。「PIXTA」では写真やイラスト、動画などのデジタルコンテンツを提供し、「fotowa」では日常のライフイベントから企業のイベントまで、幅広い写真撮影サービスを展開しています。これらの事業を通じて、企業や個人のデジタルコンテンツのニーズに応えています。

今期の業績と利益率は?

当第1四半期の業績は、売上高652,417千円、営業利益93,710千円となりました。前年同期と比べて売上高はわずかに減少しましたが、営業利益は10.0%増加しています。これは、事業の効率化や収支管理の改善などにより、利益率が改善したことが主な要因です。

売上・利益の推移

ピクスタ株式会社の売上高は、2023年12月期が2,621,639千円と好調に推移しています。一方で、経常利益は302,135千円と、前期より減少しています。これは、新型コロナウイルス感染症の影響など不確定要因の影響があったものの、全体としては安定した業績を維持しています。

四半期連結貸借対照表について

ピクスタ株式会社の2024年3月末時点の四半期連結貸借対照表を見ると、資産は2,371,593千円、負債は1,336,117千円、純資産は1,035,476千円となっています。財務の健全性が保たれており、引き続き安定した経営基盤を維持していることが分かります。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が1,511,541千円と手元流動性が高く、売掛金も624,229千円と比較的良好な回収状況にあります。また、固定資産は100,257千円と、事業の運営に必要な水準を維持しています。

負債の部

負債の部では、買掛金が403,937千円、契約負債が611,759千円となっています。負債総額は1,336,117千円と、財務健全性は保たれています。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が683,258千円と着実に積み上がっており、自己資本比率は42.5%と、健全な水準を維持しています。

ROAとROE

ピクスタ株式会社のROA(総資産利益率)は直近5期で5.2%前後で推移しており、安定的な収益力を示しています。一方でROE(自己資本利益率)は9.9%前後と、比較的高い水準にあります。これは、財務レバレッジを活用しつつ、安定的な利益確保により株主価値の向上に努めていることが要因だと考えられます。

キャッシュフロー

ピクスタ株式会社の営業キャッシュフローは、2023年12月期で302,135千円の黒字を計上しています。これは、増収増益基調が継続しているためです。一方、投資キャッシュフローはマイナスとなっており、新規事業への投資等に資金が投下されています。財務キャッシュフローもマイナスとなっているため、全体としては現金及び預金残高が徐々に減少傾向にあります。

配当の支払額

ピクスタ株式会社の配当政策は、財務体質の強化と企業価値向上に資する内部留保の確保を優先としつつ、株主への利益還元として、業績に応じた適切な配当を行うことを基本方針としています。過去5年間の1株当たり配当金は無配が続いていますが、今後の業績動向に応じて検討していくものと思われます。

今後の展望

ピクスタ株式会社は、デジタル素材の需要拡大やライフイベントの撮影需要の増加などを背景に、PIXTA事業とfotowa事業を中心に今後も成長が期待できます。経営効率の改善により収益性も高まっている中で、新規事業への投資にも取り組んでおり、中長期的な企業価値の向上が見込まれます。引き続き、顧客ニーズに合わせた製品・サービスの開発を進め、業界トップの地位を維持していくことが重要と考えられます。

編集部のまとめ

ピクスタ株式会社は、デジタルコンテンツ関連事業を中心に業績を牽引しており、足元の経営状況も良好です。営業利益は前年同期比10.0%増と着実に伸長しており、財務体質も健全に保たれています。今後もデジタル化の進展やライフスタイルの変化を捉えた事業展開が期待されます。株主還元については、内部留保の確保と株主への利益還元のバランスを取りながら検討していくことが重要と考えられます。

ピクスタ株式会社の決算日や配当についてまとめました。

ピクスタ株式会社は12月決算の企業で、第1四半期決算は2024年3月31日が期末となっています。過去5年間は無配が続いていますが、業績に応じて将来的に株主還元の検討が期待されます。今後の同社の成長に期待が高まっています。

タイトルとURLをコピーしました