日創プロニティ株式会社の決算が発表されました!第41期第3四半期の売上高は前年同期比44.5%増の13,152百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は53.1%減の868百万円となりました。
企業情報
企業名: 日創プロニティ株式会社
証券コード: E02493
決算期: 8月31日
日創プロニティ株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
日創プロニティ株式会社は、8月31日を決算期末日としており、11月29日に定時株主総会を開催し、決算報告を行っています。
主な事業
日創プロニティ株式会社は、金属加工事業、ゴム加工事業、建設事業、タイル事業を主な事業としています。特に、金属サンドイッチパネルや太陽電池アレイ支持架台の製造・販売が好調に推移しています。
今期の業績と利益率は?
当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高13,152百万円、営業利益1,169百万円、経常利益1,238百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益868百万円となりました。営業利益率は8.9%と高水準を維持しています。
売上・利益の推移
前年同期と比べ、売上高は44.5%増加しました。これは、前期にM&Aした子会社の収益貢献や、金属サンドイッチパネルや太陽電池アレイ支持架台の販売が好調だったためです。一方、親会社株主に帰属する四半期純利益は53.1%減少しましたが、これは前期に負ののれん発生益があった反動によるものです。
四半期連結貸借対照表について
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は23,150百万円と、前連結会計年度末と比べて1,264百万円増加しました。負債合計は11,315百万円と、前連結会計年度末に比べて593百万円増加しました。純資産合計は11,835百万円と、前連結会計年度末に比べて671百万円増加しました。
資産の部
流動資産は14,963百万円と増加しており、主な要因は受取手形、売掛金及び契約資産の増加や電子記録債権の増加、仕掛品の増加などです。固定資産は8,186百万円と増加しており、主な要因は機械装置及び運搬具の増加やのれんの増加などです。
負債の部
流動負債は6,831百万円と増加しており、主な要因は短期借入金の増加や流動負債のその他の増加などです。固定負債は4,483百万円と減少しており、主な要因は長期借入金の減少や固定負債のその他の減少などです。
純資産の部
純資産合計は11,835百万円と増加しており、主な要因は親会社株主に帰属する四半期純利益の計上や剰余金の配当などによるものです。自己資本比率は51.1%と良好な水準を維持しています。
ROAとROE
ROAは前期の5.3%から今期4.4%と低下しています。これは資産が1,264百万円増加したものの、営業利益が増加したものの経常利益が102.4%増となり、親会社株主に帰属する四半期純利益が53.1%減少したためです。一方、ROEは前期の16.8%から今期7.6%と低下しました。これは親会社株主に帰属する四半期純利益の減少と純資産の増加が主な要因です。
キャッシュフロー
当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況については、営業活動によるキャッシュ・フローは1,089百万円のプラス、投資活動によるキャッシュ・フローは710百万円のマイナス、財務活動によるキャッシュ・フローは938百万円のマイナスとなっています。この結果、現金及び現金同等物は557百万円減少し、当第3四半期連結会計期間末残高は6,734百万円となりました。
配当の支払額
当社は、2023年11月29日開催の定時株主総会にて、1株当たり30円の期末配当を決議しました。これにより、当第3四半期連結累計期間の配当金の総額は196,219千円となっています。
今後の展望
今後の展開としては、引き続き新規取引先の開拓や既存取引先の深耕に注力し、金属サンドイッチパネルや太陽電池アレイ支持架台の販売拡大を目指します。また、M&Aによる事業拡大やDX推進にも取り組んでいく方針です。また、省エネ・再生可能エネルギー関連製品の強化にも注力し、さらなる業績拡大を目指します。
編集部のまとめ
日創プロニティ株式会社は、金属加工製品や太陽光発電設備関連製品が好調に推移し、前年同期比で大幅な増収増益を果たしました。一方で、親会社株主に帰属する四半期純利益は前期の特殊要因の反動で大幅減となりました。今後は、新規取引先の開拓や既存取引先の深耕、事業拡大のためのM&A、DX推進などに取り組み、さらなる業績向上を目指していく方針です。引き続き注目していきたいと思います。
日創プロニティ株式会社の決算日や配当についてまとめました。
日創プロニティ株式会社の決算は8月31日を期末としており、11月に定時株主総会を開いて決算報告を行っています。また、同社は2023年11月29日開催の定時株主総会で、1株当たり30円の期末配当を決議しました。今後も安定した配当を継続していくことが期待されます。