株式会社山王の第66期第2四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社山王の最新決算が発表されました!
この企業は、電子工業界でめっき技術を得意とする老舗企業です。今期は自動車市場が好調なものの、産業機器や民生用機器の需要落ち込みが響き、売上高は減少となりましたが、利益は堅調に推移しました。
経営陣は品質向上と生産性向上に注力し、企業価値の向上に努めている模様です。今後の展開にも期待が高まります。

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企業情報

企業名: 株式会社山王
証券コード: 34410
決算期: 2024年1月31日期

株式会社山王の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社山王は7月31日を決算日としており、四半期開示も実施しています。4月(第1四半期)、7月(本決算)、10月(第3四半期)、1月(第2四半期)と年4回、決算の開示を行っています。

主な事業

株式会社山王は、電子部品の微細めっき加工を主力事業としています。自動車、産業機器、民生用機器など幅広い用途に対応する高度な技術力を持っており、国内外の大手メーカーとの取引も多数あります。
最近は、生産性向上のための設備投資や、新技術の開発にも積極的に取り組んでいます。

今期の業績と利益率は?

当期の売上高は4,263百万円と前年同期比で18.3%の減少となりました。一方で、経常利益は446百万円7.4%の増益となっています。
徹底したコスト管理により、売上減少の影響を吸収し、収益性を維持できた模様です。

売上・利益の推移

過去数期の売上高の推移をみると、2022年7月期は9,563百万円と好調でしたが、2023年1月期は5,214百万円、今期は4,263百万円と減少傾向にあります。
一方で、経常利益は2022年7月期は559百万円2023年1月期は415百万円、今期は446百万円と、おおむね安定した水準を維持しています。

四半期連結貸借対照表について

株式会社山王の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は11,444百万円と前期末から163百万円減少しています。一方、純資産は6,430百万円483百万円増加しています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が3,592百万円と増加し、原材料及び貯蔵品が1,608百万円と減少しています。有形固定資産では、建物及び構築物が437百万円と増加したものの、機械装置及び運搬具が666百万円と減少しています。

負債の部

負債の部では、短期借入金が2,130百万円長期借入金が1,292百万円と減少しています。その他、未払金や未払費用なども減少しており、全体として負債が646百万円減少しています。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が3,846百万円為替換算調整勘定が816百万円と増加しています。自己資本比率も56.2%と財務の健全性が高い水準を維持しています。

ROAとROE

株式会社山王のROA(総資産経常利益率)は、3.9%となっています。前年同期の3.8%から若干改善しています。
また、ROE(自己資本当期純利益率)は、6.2%と前年同期の5.9%から も上昇しています。自己資本の効率的な活用により、収益力が向上してきた様子が見て取れます。

キャッシュフロー

株式会社山王のキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュ・フローが825百万円の増加投資活動によるキャッシュ・フローが195百万円の減少財務活動によるキャッシュ・フローが537百万円の減少となっています。
全体としては、現金及び現金同等物の残高が2,321百万円と、前期末から118百万円の増加となりました。

配当の支払額

株式会社山王は、年間10円の配当を実施しています。今期第2四半期には46百万円の配当金を支払っています。
株主還元に関しては、堅実な増配を続けており、投資家の皆様に安心感を提供しています。

今後の展望

株式会社山王は、自動車向け分野の受注が堅調に推移する一方で、産業機器や民生用機器の需要は引き続き厳しい状況にあります。
そのため、生産性向上や新技術の開発に注力し、付加価値の高い製品の供給を強化していく考えです。
また、海外拠点の収益力強化にも取り組み、グループ全体での稼ぐ力を高めていく方針です。

編集部のまとめ

株式会社山王は、電子部品の微細めっき加工を得意とする老舗企業です。今期の業績は、売上高が減少したものの、利益面では堅調に推移しています。
財務状況も健全で、株主還元にも積極的な企業です。
今後は、生産性向上と新技術の開発により、競争力と収益力の強化に取り組んでいくことが期待されます。

株式会社山王の決算日や配当についてまとめました。

株式会社山王は7月31日を決算日とし、年4回の四半期開示を行っています。
配当については、1株当たり年間10円の安定配当を継続しており、株主還元にも積極的な企業姿勢が窺えます。
今後も、企業価値の向上と株主還元の両立を目指していくことが期待されます。

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